鳥取市

令和4年8月19日市長定例記者会見録更新日:

令和4年8月19日午前10時00分から、麒麟Square2階多目的室1

令和4年8月19日市長定例記者会見

 

会見項目

1 第58回鳥取しゃんしゃん祭について

2 新型コロナウイルス感染拡大における本市の対応について

3 9月定例会の開催について

4 鳥取西道路の主要トンネル内でも『FM鳥取』が可聴になります

資料1(PDF/186KB)

5 「つながろう鳥取市キャンペーン LINE謎解き」の開始について

資料2(PDF/151KB)

 

質問項目

6 9月定例会について

7 保健所の夜勤体制について

8 旧統一教会との関連について

 

会見項目

 

1 第58回鳥取しゃんしゃん祭について

 

市長

 昨年は10月31日に無観客で、ヤマタスポーツパークにて一斉踊りを開催させていただきました。現下のコロナ禍の中ではありますが、今年は8月13日土曜日に前夜祭を市民会館で、また、8月14日日曜日には昨年と同様にヤマタスポーツパーク陸上競技場で、感染防止対策を徹底した上で開催させていただきました。市民会館のステージ上では7団体121名の踊り子の皆さんに祭りの開始を盛り上げていただき、また、14日の一斉傘踊りでは、ヤマタスポーツパーク陸上競技場で44団体1,063名の踊り子の皆さんに傘踊り、すずっこ踊りを御披露いただきました。

 また、14日には姫路市の清元市長様、また第54代姫路お城の女王にお越しいただき、姫路右扇会の皆さんにも一斉傘踊りを御披露いただくなど、姫路市との姉妹都市提携50周年という節目の年をお祝いさせていただくことができました。

 当日は、午前中に雨が降っていて、天候も心配していました。また、新型コロナウイルス感染症の感染等も心配される状況にありましたが、多くの皆さんの御協力により、鳥取しゃんしゃん祭の歴史と伝統を絶やすことなく次につなげていくことができたと感じています。改めて、多くの皆さんに感謝申し上げたいと思います。

 コロナ禍の中で、色々形を変えながらの祭りの開催となっていますが、来年以降は従来のような中心市街地での開催を目指して準備を進めていきたいと考えています。

 

2 新型コロナウイルス感染拡大における本市の対応について

 

市長

 鳥取市保健所管内においても、お盆での帰省、また旅行時期に感染が急拡大していて、一日の感染症陽性例が8月15日以来、今週明けですが、4日連続で400人を超えています。これまでも本市では鳥取市保健所の業務に遅れが生じることがないように、職員負担が増大している業務への、ほかの部署からの職員応援や業務の外部委託など、全庁一丸となって対応してきています。しかしながら、このところの連日の感染増大に伴い、在宅療養者数も増加し続けており、さらなる応援職員の増員や外部委託を推進するとともに、新たに在宅療養者の皆さんなどへの相談体制を充実するために、夜間の職員勤務時間を創設するなど、体制強化を図りながら対応しているところです。

 保健所の体制強化しては、7月7日からは鳥取市の他の部署からの応援職員として20名を派遣しています。また、8月6日にはこれを56名に増員し、17日からは77名に増員しています。さらに7月29日からは、東部4町から保健師を1名ないしは2名、また8月1日からは鳥取県から事務職員3名、8月5日からは鳥取県東部広域行政管理組合から事務職員1名を派遣していただき、合計で83名増員しています。さらに8月19日からは、派遣職員3人役を増員し、1日当たり86名の応援体制で増員しています。

 保健所の体制は116名で、これが通常の職員体制です。これにプラス86名で、116名から202人体制にしています。また、あわせて、在宅療養者の皆さんへの物品の配送や患者の移送、陽性者の聞き取り業務の外部委託を拡充するなど、事務の効率化も進めており、さらに8月10日からは濃厚接触者の方のPCR検査予約を御本人、また御家族分も直接電話予約していただく方法に変更し、その受付業務を外部委託しています。また、8月17日からは療養証明書発行にあたり、必要な氏名や住所等の確認を、住民基本台帳を所管している市民課の職員が対応していますし、療養調整業務、在宅療養支援業務、検査調整業務については夜間に及ぶため、8月16日からは夜間の勤務時間、午前零時から翌8時45分までですが、こういった勤務時間を創設し、保健師2名と事務職員1名の合計3名1組の職員が1回ずつ交代で従事して、夜間の患者さんの急変などで不安を抱えている場合、迅速に対応できる体制を取ったところです。

 このたび、8月18日からの感染急拡大期の相談体制として運用が始まったコンタクトセンターの業務ですが、鳥取市保健所においては従来から接触者相談センターで対応しており、症状悪化時にかかりつけ医につながらない場合などに、適切な医療につなげるように対応していきたいと考えています。

 こうした状況がしばらく続くことを考えなければなりません。そういった中で、保健所機能の維持だけではなく、医療機関への入院者数の急増や医療従事者の感染拡大など、医療提供体制の維持においても大変厳しい状況が続いています。来週には夏休みが明けて子どもたちの学校生活が始まります。子どもたちが安心して学校生活ができるように、御家庭と連携して感染拡大を抑えていく必要を強く感じています。本市としては、引き続きあらゆる広報手段、ケーブルテレビやFM鳥取、テレビスポットCM、折り込みチラシ、市の公式LINEやユーチューブなどを活用し、市民皆様お一人お一人が正しいマスクの着用、換気、共用物の消毒など、基本的な感染防止対策への意識を高めていただき、感染拡大しないための行動を心がけていただくように呼びかけたいと考えています。

 

3 9月定例会の開催について

 

市長

 来月、9月2日に9月定例市議会が開会予定です。上程予定の案件については、来週金曜日に議会運営委員会があり、この日に内容等、御説明させていただく予定ですが、一般会計補正予算の概要等について少し触れたいと思います。

 補正予算額は、8億7,000万余といった規模です。その主な内容ですが、新型コロナウイルス感染症、また物価高騰等の対策として幾つか上げさせていただく予定です。

 まず、保健所の体制をさらに強化していくための経費として5,100万余、また、私立保育園等給食費の高騰に伴い、臨時に支援していくための事業費として700万余、これは食材等が急騰していますので、その支援をさせていただく経費です。

 また、市政広報費としてアフターコロナを見据えた観光客誘客の促進のために、本市の魅力を発信するシティープロモーション映像の作成などをしていきたいと考えています。

 また、商店街の活性化促進事業費として1,200万円、これは、コロナ禍により集客減が続いている商店街のにぎわいづくりや魅力向上につながる取組について支援させていただくものです。

 そのほか、新成人の応援プロジェクト事業費、また令和5年に展示ガイダンス施設などのオープンが予定されている青谷上寺地遺跡の地域利活用運営事業費として100万余、こういったものを予定しています。詳細については来週、御説明させていただきたいと思います。

 

4 鳥取西道路の主要トンネル内でも『FM鳥取』が可聴になります

 

市長

 コミュニティーFM、「FM鳥取」は、地域の情報をはじめ地域の行政情報、また、防災情報などの発信を行っていますが、このたび、これまでは聴き取りができなかった鳥取西道路の主なトンネル内においても、このFM鳥取が聴取可能となるための設備整備が完了し、いよいよ来月から放送を開始することとなりました。現在は試験電波を発信中のため聴き取りは可能になっていますが、来月9月1日から放送開始となります。

 鳥取西道路には幾つかトンネルがありますが、二十世紀梨ふるさとトンネル、福井内海中トンネル、内海中常松トンネル、気高青谷トンネル、この4つのトンネルにおいて、車で移動中にもFM鳥取を聴いていただけるようになり、災害情報、道路交通情報等も届けることができるようになりました。

 

5 「つながろう鳥取市キャンペーン LINE謎解き」の開始について

 

市長

 鳥取市の公式LINEは、本年4月から情報発信機能を充実させていますが、利用促進、登録者数の増加を図るため、「LINE謎解き」コンテンツの運用を開始します。キャンペーン期間は8月19日、今日から10月20日までと、第2回目は12月1日から翌年、令和5年の2月20日までを予定しており、幾つかの謎解きをしていただき、3問全問正解していただくと、各シーズン30名、合計60名の方に鳥取市の特産品が当たるといった取組です。

 現在のところ、昨日現在ですが、9,150名の方に鳥取市公式LINE登録していただいています。人口の約5%といった状況です。こういった機会に参加していただくことにより、多くの皆さんにこの鳥取市公式LINEに登録していただきたいと考えています。

 

質問項目

 

6 9月定例会について

 

谷口記者(読売新聞)

 ごめんなさい、ちょっとルールの確認めいたことで大変恐縮です。補正については、来週金曜日の議運の前にレクも、市長が御出席されるという理解でよかったでしょうか。

 

市長

 いえ、特に私のほうのレクは予定していませんが、議会運営委員会で諸議案等について議会に報告させていただく機会に、補正予算等の詳細な内容についても御説明を申し上げる予定にしていますので、今日の時点では、大体どれぐらいの予算規模かということと、主な取組等について触れさせていただきました。

 

中村記者(日本海新聞)

 補正予算のことですが、一番重点を置くというか、重点を置きたい内容は、予算の中で、どれと言えばいいでしょうか。

 

市長

 やはり現下のコロナ禍の中で対応していかなければならないというのが今の大きな課題ですので、保健所の体制をさらに強化していく、また、このコロナ禍の中で大変な影響を受けている事業者の皆さん、商店街の皆さん等いらっしゃいます。そういった方々を支援させていただくこと、それから、色々な物価が高騰しています。食材等も上がっていますので、私立保育園等の給食費について、臨時的に支援させていただき、保護者の皆さんの負担を少しでも軽減していきたい、こういった取組を進めるための所要経費をこの補正予算の中で上げさせていただきたいと考えています。

 

7 保健所の夜勤体制について

 

福山記者(NKT)

 保健所での夜勤体制について、この先、どの辺りまで体制を続けるかというのは、予定はありますでしょうか。

 

市長

 予定ということですが、できる限り今の感染状況が収まってほしいと願っているわけですが、なかなかそこが、どういった状況になっていくのか、見通しが難しいところです。そういった中で、できる限りしっかりと対応できるように、市民皆さんの安全・安心を確保することが我々の責務であり、できる限りの体制を取っていくため、当面は午前零時から翌朝の8時45分まで、そういった時間帯の勤務体制を交代で取っていくことは続けたいと思います。いつまでということはなかなか今申し上げることはできませんが、当面はそのような体制を取りたいと思います。

 

8 旧統一教会との関連について

 

大久保記者(朝日新聞)

 これまでに、もし同じような御見解を示されていたら申し訳ありません。既に同じ話があったら恐縮ですが、今、国政を中心に問題になっているのが、旧統一教会と政治との関わりが非常に今クローズアップされて問題視されています。市長御自身は、ちなみにこれまで旧統一教会もしくは関連団体の何かイベントに出席されたりメッセージを寄せたりなど、何か関わりを持たれたことがあるでしょうか。また、この問題について、市長御自身はどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

 

市長

 イベントに出席とか、メッセージですかね、そういった機会は今までございませんでした。国政のほうでも政治と統一教会との関わりということで非常に今、関心が持たれていますが、宗教と政治との関係ということになろうかなと思いますが、何らかの形でこれは、つながりや関わりというのは今までも歴史の中でもあったのではないかと考えていますが、何か反社会的な、そういった宗教団体等も幾つか、社会には存在していますので、やはりそういった内容の団体等とは一定の距離を置くことを考えていくことが求められているのではないかなと、これは一般論ですが、そう考えています。

 

大久保記者(朝日新聞)

 ちなみにですが、国政だけではなくて、それこそ地方の知事さんであるとか、あと、それこそ鳥取県内でも地方議員さん、やっぱり催しに関わられたりということがあります。地方議員も含めて、この関わりについてというのは、市長御自身、どのように考えられますか。

 

市長

 具体的にどういった関わりを持っているか、私も承知していないという前提でのお答えになりますが、やはり色々な形で色々な組織、団体との関わりを持つということは、政治に関わっている方は、それはよくあり得ることだと思いますが、先ほど申し上げたように、やはりその団体の内容、性格等を考えて、反社会的な団体等については、あまり関わりを持つことは、ある程度抑制していくことが一般論として求められるのではないかと思います。

 

大久保記者(朝日新聞)

 あと1点だけ、すみません。ちなみに、その反社会的な団体であるかどうか市長御自身の線引きみたいなところは、それこそ宗教団体はたくさんありますが、基本的には共存、社会と融和して協調してやっているわけで、それこそオウム真理教のような、ああいう犯罪を起こす集団もありますし、今回問題になっている旧統一教会でいうと、司法も認めている、司法判断として霊感商法なども、もう判断が出ているようなところはありますが、市長御自身、どういったラインを、例えばこれはちょっと距離を置くべきだなと判断される基準になりますか。

 

市長

 なかなか難しい御質問だと思います。何か明確に線引きができるような問題ではないのではないかと思います。例えばよく言われるように、少しカルト的な性格を持った、そういった教義など、そういったものは少しどうなのかなと、それは一般的に考えて思いますし、何か大きな負担を求められることがあれば、それは今の社会には少し合わないのではないかなと思いますし、一定の線引き、基準がどうだということは、私のほうからはなかなか申し上げることはできませんが、一般論として、先ほど申し上げたことで判断していくべきではないのかなと思います。明確なお答えにならなくて大変申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

 

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