鳥取市

アルツハイマー月間(9月)の取組み更新日:

9月21日は世界アルツハイマーデーです。
これは、国際アルツハイマー病協会が認知症への理解を進め、本人や家族への施策を充実させることを目的に1994年に制定しました。
また9月をアルツハイマー月間として世界各国で啓発活動が行われており、鳥取市でも毎年9月~10月に様々な取り組みを実施しています。
アルツハイマー月間の取組みにご参加いただくことで、「もし自分や自分の大切な人が認知症になったら、このまちでどんなふうに暮らしていきたいか」を考えるきっかけづくりにしていただけたらと思います。

オレンジガーデニングプロジェクト

3年目となる今年も多くの方が、認知症の本人とともに「認知症になっても暮らしやすい鳥取市」を目指して、希望の種まきをしています。
詳細は特設ページをご覧ください。
オレンジガーデニングプロジェクト

認知症フォーラム2022


令和4年9月3日(土)に、「希望のリレーをつなぐ~認知症とともに生きる~」をテーマに、認知症になっても安心して暮らせるまちをめざして「認知症フォーラム2022」を鳥取県東部医師会と協賛して実施しました。
内容は、認知症の本人でおれんじドア も~やっこなごや代表 山田真由美さんとBorderless-with dementia-メンバーの鬼頭史樹さんの講演でした。
山田真由美さんがパートナーの皆さんとともに鳥取に来て、ありのままの姿で講演してくださったことが、タイトルの通り「希望のリレーをつなぐ~認知症とともに生きる~」の体現であったと思います。
山田さんご自身は多くを語られませんでしたが、パートナーのお二人が山田さんに語りかけながら気持ちを代弁して伝えてくださり、また山田さんも素敵な笑顔や短い言葉で思いを伝えてくださいました。日ごろから山田さんとたくさんの会話をされているからこそ出来るサポートだと感じました。認知症になっても安心して暮らせるまちづくりのためには、日ごろからたくさん話が出来て、時には自分の気持ちを代弁してくれる人がいることが大事だと感じ、今から私たちもそんな関係づくりをしていきたいと思いました。
当日会場に参加してくださった鳥取市認知症本人大使「希望大使」の藤田さんと松本さんをはじめ、参加者の多くから「勇気をもらえた!」「自分もこれからも頑張りたい!」との感想が聞かれた、まさに希望のリレーがつながったと感じる講演会になりました。
フォーラムのYouTube動画はこちらから
鳥取市認知症フォーラム2022アンケート結果(PDF/94KB)

Orange Project 2022

令和4年9月4日(日)イオンモール鳥取北セントラルコートにて、Orange Project 2022(オレンジプロジェクト2022)を開催しました。
これは、鳥取県、鳥取市、岩美町、鳥取県作業療法士会、鳥取医療看護専門学校、鳥取大学、日本生命による合同企画で、認知症になっても安心して暮らせる社会づくりを目指して、鳥取県や鳥取市と包括連携協定を締結するイオンリテール(株)の協力を得て開催した、親子向けの啓発イベントです。
認知症に関する内容の紙芝居、コグニサイズ、認知症クイズ、RUN伴展示、ロバ隊長のペーパークラフト作りのコーナーを設置しスタンプラリーを行いました。
最後にバルーンのプレゼントもあり、親子で認知症を知っていただく機会となりました。

鳥取市が担当したブースでは、子どもたちが一生懸命ペーパークラフトのロバ隊長を作り上げてくれていました。
※ロバ隊長とは・・・認知症サポーターキャラバンのマスコットキャラクターです。認知症サポーターのキャラバンの隊長として「認知症になっても暮らせるまちづくり」への道の先頭を歩いています。ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実にキャラバンも進んでいきます。

認知症関連図書の展示

9月16日から9月30日まで、鳥取市立中央図書館及び鳥取市男女共同参画センターで認知症関連図書の展示を行いました。
認知症の当事者の書かれた書籍や家族の書かれた書籍を市民の方が手に取られていました。

オレンジライトアップ

令和4年9月21日(水)18時30分ごろから鳥取駅前風紋広場とバードハットを認知症の啓発カラーであるオレンジ色でライトアップしました。

写真はバードハットの様子です。
コロナ警報中で正面は赤いですが、内側は優しいオレンジ色に染まっていました。

オレンジドレスアップ

9月21日(水)~9月22日(木)の2日間、鳥取市医療看護専門学校の協力を得て、学校の窓ガラスに大きなオレンジリングを描きました。
理学療法士学科・作業療法士学科・看護学科のキャラバン・メイト、認知症サポーターのみなさんが作り上げてくださいました!

鳥取駅前「花時計」が認知症サポーターキャラバンのロバ隊長に変身

令和4年10月7日(金)、鳥取駅前のシンボル「花時計」がオレンジリングとロバ隊長になりました。
ビオラ黄600株、ビオラオレンジ750株で描かれています。
認知症になっても安心して暮らし続けられる鳥取市を目指して、駅前から多くの市民にメッセージを届けています。

認知症本人大使希望大使によるラジオ出演

令和4年9月30日(金)12時20分ごろからFMとっとりに鳥取市認知症本人大使「希望大使」の松本豊子さんが生出演。
認知症本人トークは3年目となります。
今年は松本さんの娘さん(美奈子さん)と鳥取市認知症地域支援推進員の金谷佳寿子さんと3名での出演でした。
(この日は、もう一人の「希望大使」藤田和子さんは県外で希望大使として講演のため不在でした)

お笑い大好きな松本さん、この日はおかえりQRを使っての外出状況について語ってくださいました。
以前お買い物に出られて迷子になったことがある松本さん、どうやったら今後も安心して外出を続けられるのか家族会議を開かれたそうです。
カバンを手持ちから肩掛けに変えられたこと、おかえりQRの利用を始めたことなど、外出への工夫を紹介してくださいました。
「認知症になっても素敵なものを探しに出かけたい!女子だから!」
涙あり笑いありのジェットコースターのような20分でした。

このページに関するお問い合わせ先

福祉部 長寿社会課 鳥取市中央包括支援センター
電話番号:0857-20-3457
FAX番号:0857-20-3906

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