令和4年度 第4回 鹿野地域振興会議登録日:
令和4年度 第4回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
(資料は、ダウンロード欄からご覧ください)
第4回鹿野地域振興会議議事概要
日 時:令和4年10月5日(水) 午前9時~午後4時15分
場 所:視察先
1.(株)アカリブリューイング
2.(株)メイワファームHYBRID
3.(株)鹿野地鶏
4.(株)ふるさと鹿野
5.果樹の里山協議会
6.NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会
意見交換会ほか
鹿野町総合支所 2階会議室
【出席委員】
小川義和、清水富和、長谷川誠一、兼平 恵、砂川重雄、山本茂久、筒井洋平、佐々木千代子、吉井秀三、田中文子、山名 修、池原恵理
以上12名(敬称略)
【欠席委員】
なし
【事務局】
<鹿野町総合支所>
岡本支所長、小林副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、横山市民福祉課長、山枡産業建設課長、宮本地域振興課課長補佐
<地域振興課>
中島主事
【傍聴者】
なし
●視察概要
地域資源を活用したまちづくりやビジネスについて、鹿野町内6施設の視察研修を行った。
1.(株)アカリブリューイング
・醸造所の見学
2.(株)メイワファームHYBRID
・温泉熱を利用したイチゴ栽培について
・ICTを活用した次世代農業「スマート農業」について
・加工品の販売について
3.(株)鹿野地鶏
・加工場の見学
4.(株)ふるさと鹿野
・国民宿舎山紫苑におけるワーケーションの取り組みについて
・地域連携の取り組みについて
5.果樹の里山協議会
・果樹の里山プロジェクトについて
・加工品づくりについて
・拠点施設「里山ベース」について
6.NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会
・空き家・空き地を活用した取り組みについて
・飲食店、ゲストハウス、ハーブガーデン予定地の見学
・イベント「週末だけのまちのみせ」について
●意見交換会
【委員】町内に施設ができたことは知っていたが、地元に住んでいながら知らないことばかりだった。新しい技術を取り入れ、今後の発展を目指して課題に取り組んでいる姿が印象的だった。
【委員】数年前にUターンで鹿野に帰ってきた。特に町中に住んでいないので空き家活用の取り組みがよく分かった。中山間地域である鹿野町を存続させるために多くの課題があるが、今回の視察で見た新しい発想や取り組みを取り入れながら、鹿野地域を発展させていくことを考えていきたい。
【委員】先進的な取り組みを視察して改めて鹿野町を誇らしく思った。果樹の里山については、過酷な農作業などにより事業の継続が難しいと思うが、市や大学生の力を借りながら継続、発展できるような応援をしていきたい。
【委員】4、5年前に鹿野へ移住した。商品開発の事は聞いていたが、現場の現状や課題についての生の声が聴けて良かった。また、ここ数年コロナで視察が中止となり委員同士で話せなかったが、今回の視察で多くの方と話ができ有意義だった。
【委員】連携した取り組みや今の課題がよく分かった。近年、鹿野に移住された委員の方にも、地域を知っていただく良い機会となった。
【委員】先進的な取り組みを見て色々な気付きがあった。私自身も気を引き締めて活動していきたい。
【委員】企業の具体的な課題に対する改善策などを聞くことができ、非常に前向きな気持ちになった。果樹の里山については、加工品や里山ベースの取り組みなど順調に進んでいると思っていたが、有害鳥獣被害や人材不足など年次的問題があり、大変な状況ということが分かった。この状況は今の鹿野町における農業の現状だと思う。空き家活用は地域の活気を取り戻す取り組みとなっている。
【委員】鹿野にずって住んでいても知らないことが多かった。観光ボランティアガイドをしているので、今回知った新たな情報をガイドでも役立てていきたい。
【委員】これまでの視察は遠方であったが、管内視察がとても良かった。地元を見つめ直し、新たな発見もあった。来月開催の鷲峯山麓ハーフマラソンでは、温泉イチゴの加工品を賞品にするが、来年以降の大会でも地元の特産物を使い、多くの参加ランナーに鹿野を知っていただこうと思う。
【委員】普段、町内を歩くことがなく、実際に見ることができてよかった。これからは時々町内を見て歩こうと思う。
【委員】最先端と昔ながらの農業を両方見て深く考えさせられた。あと10年もすれば、町内の多くの農地が耕作放棄地となる。コロナの影響で大規模経営が行き詰まっているなか、この地域がどうやって生き残っていくかが課題である。農家単独で販売していてもわずかな量しかなく、付加価値を付ける6次産業化も簡単ではない。点在している農家を巻き込み地域で協議会をつくるなど考えていきたい。70年近く鹿野に住んでいるが、いんしゅう鹿野まちづくり協議会のお陰で町が変わってきた。
【委員】良いものを作ろうとする企業の意欲が伝わってきた。ただし、販売先の多くが町外で、地元の人も食べられるようにしてほしい。北海道のビール園の地ビールとジンギスカンのように、アカリビールと鹿野地鶏が一緒に食べられる場所をつくってほしい。地域で連携した発展を願っている。温泉イチゴを栽培する人を募集していると聞いたが、鹿野温泉を活用した産業を後押しするような施策があればいいと思う。高齢化で人が少なく維持が難しい果樹の里山だが、産地化して人が呼べるような果樹園になってほしい。町内の現状を知ることができ有意義な視察研修であった。
●報告事項
(1)旧鹿野小学校跡地の利活用検討委員会の設置について
事務局より資料1基づき説明 資料1ダウンロード(PDF)
【委員】設置要綱5条(1)に監事とあるが、検討委員会に会計がいるのか。
【事務局】図面など検討資料の作成費用に県補助金をいただくなど、会計が必要となります。
【委員】会計事務はどこがするのか。
【事務局】検討委員会事務局の鹿野町総合支所地域振興課が会計事務をします。
(2)行事経過報告及び今後の予定について
事務局より資料2基づき説明 資料2ダウンロード(PDF)
【委員】10月1日から始まった乗合タクシーの試験運行の状況について聞きたい。
【事務局】現時点の利用登録状況は、鹿野町内1名、気高町内5名となっています。
【委員】乗合タクシーの対象エリアに鹿野地区が入ってないが、これは移動範囲であって、鹿野地区に住んでいる人でも利用できるのか。
【事務局】例えば、鹿野地区の方が鹿野往来交流館で乗車し、勝谷地区で降りる場合、利用ができると思いますが、明日確認し、改めて文書等で皆様に報告いたします。
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