鳥取市

令和4年11月18日市長定例記者会見録登録日:

令和4年11月18日午前10時00分から、災害対策本部室

令和4年11月18日市長定例記者会見

 

はじめに

1 11月臨時議会の開催について

2 マイナンバーカードの普及促進について ~大型商業施設に窓口の設置を検討~

資料1(PDF/126KB)

3 冬への備えについて

質問項目

4 マイナンバーカードの申請窓口設置について

5 鳥取市議会議員選挙について

6 応援臨時給付金の支給について

7 鳥取城跡周辺の中長期的整備について

 

はじめに

 

市長

 いよいよあさって、11月20日は、鳥取市議会議員選挙の投票日です。市民の皆さんの声を市政に反映させていく大変重要な選挙ですので、ぜひ投票をお願いします。

 仕事の都合や旅行等で当日、投票所へ行くことができない方は、明日、19日までに、期日前投票をしていただきますよう、改めてお願いします。

 期日前投票の会場は、この鳥取市役所本庁舎、麒麟Square2階の多目的室やイオンモール鳥取北、各総合支所などです。期日前投票ができる時間は、午前8時30分から午後8時まで。ただし、イオンモール鳥取北については、午前10時から午後8時まで、19日は午後7時までとなっています。どの期日前投票所でも投票していただくことができますので、ぜひお近くの期日前投票所を御利用いただきますようお願いします。

 

1 11月臨時議会の開催について

 

市長

 現在のコロナ禍の中で、エネルギー価格や食料品価格等が高騰していて、このことが多くの皆さんに大きな影響を及ぼしています。これらの影響を受けている市民の皆様、また事業者の皆様への支援として、応援臨時給付金の支給や路線バスの運行継続支援、畜産経営に係る支援等に要する経費を、補正予算として今月末、臨時会を招集して上程させていただきたいと思っています。また、後で少し触れますが、マイナンバーカードの普及に向けた取組に係る経費や、今年9月、台風11号と14号が襲来したときに被災した施設の復旧に係る経費なども併せて予算化していきたいと考えています。補正予算総額は、5億2,000万円余となる見込みです。詳細な内容については、週明けにまた詳しく御説明を申し上げたいと考えています。

 

2 マイナンバーカードの普及促進について ~大型商業施設に窓口の設置を検討~

 

市長

 マイナンバーカードは、今年度末までにほぼ全ての国民に行き渡ることを目指して、国が普及を取り組んでいます。本市においても、このマイナンバーカードの普及に向けた取組を加速していくため、12月上旬に、市民の皆様にいつでも気軽に手続していただける、マイナンバーカード、またマイナポイントの窓口を、この本庁舎以外に、市内の大型商業施設に設置するよう、今、準備を進めています。

 現在のマイナンバーカードの交付率は、今年の10月末現在で、全国では51.1%、これは国全体の普及率です。これに対して鳥取市は52.7%ですので、全国平均より鳥取が少し上回っている状況です。各自治体が今、普及に向けて取り組んでいますので、これから交付率は上がってくると思います。鳥取市も交付率が上がるように取り組んでいきたいと思っています。

 また、マイナポイント第二弾の対象となるマイナンバーカードの申請期限ですが、今年9月末から12月末ということで3か月延長されました。また、国においては、健康保険証との一体化、運転免許証との一体化等も検討を進めていますので、こういった状況も注視しながら、引き続きマイナンバーカードの普及促進に努めていきたいと思っています。

 本市では、これまでも本庁舎での申請交付窓口の設置や、休日に市役所を開庁して申請受付をさせていただいたり、また、事業所や各地区公民館での出張申請受付なども行ってきていますが、このたび新たに大型商業施設で、いつでも気軽に手続していただける窓口を設置したいと考えています。これにより、さらにこのマイナンバーカードの普及を促進していきたいと考えています。

 

3 冬への備えについて

 

市長

 9月20日に気象庁が、この冬の予報を発表していますが、この冬は、冬型の気圧配置が現れやすく、山陰では平年に比べて曇り、また雪、雨の日が多く、降水量、降雪量ともに平年並みか多い見込みで、気温は平年並みか低いとされています。ラニーニャ現象の影響によるとも言われています。そのような中、本市においては、平成29年に市と、市民生活に関係する各種団体や機関による「雪に対する安全で安心な市民生活連絡会議」を設置しており、本年度も今月の24日、来週木曜日にこの会議を開催し、この冬に対する備えをしたいと考えています。

 今年の冬も積雪対応指針に基づいて降雪による市民生活への影響を最小限にとどめるように努めたいと思っていますが、市民の皆様も、雪への備えとして非常時の持ち出し品、備蓄品を改めて確認していただき、また、雪が見込まれる場合は自動車のタンクの満タン、あるいは灯油のプラス1缶、こういったことで燃料も備えていただきたいと思います。また、気象情報等にも注視して、警戒するよう取り組んでいただくことをお願いしたいと思います。

 今年度の市道の除雪業者数は、車道の除雪については、昨年に比べて4者増の104者、また歩道の除雪については、昨年に比べて6者増の20者の予定です。市道の除雪延長は709キロメートル、歩道の除雪延長は39キロメートルです。なお、今年は、業者数が増えたことにより、点字ブロックが設置してある歩道の除雪を、前年と比べて6キロメートル延伸をすることができると考えています。除雪の出動基準は、積雪が5センチから10センチで、昨年同様としています。このような基準で迅速かつ的確に対応し、市民の皆様の日常生活に支障を来さないように、しっかり努めたいと考えています。

 

質問項目

 

4 マイナンバーカードの申請窓口設置について

 

齋尾記者(BSS)

 マイナンバーカードの窓口ですが、大型商業施設がどちらなのかと、予定で結構なので、設置期間、いわゆるこのマイナポイントが付与される年内いっぱいなのか、予定がお決まりでしたら、併せて教えてください。

 

市長

 これについて、今考えているのは、イオン鳥取北店を考えており、実際に場所等の確保については、現在、折衝して、おおむね了解いただいていますので、この臨時議会で関連予算を議決していただいた暁には、12月上旬から手続していただける運びになっていると思います。

 設置期間については、市民課長から答えます。

 

市民課長

 12月上旬から3月末まで、今年度いっぱいです。マイナポイントについては2月末です。

 

市長

 全体で普及率を高めていくため、本年度いっぱいの開設を考えています。

 

5 鳥取市議会議員選挙について

 

佐々木記者(日本海新聞)

 冒頭におっしゃられた鳥取市議選について、前回の市議選は、投票率41.68%で過去最低を更新されましたが、このことについての受け止めと、それからもう一つ、投票への呼びかけを少しいただけますでしょうか。

 

市長

 前回が41.68%で、この数字は過去最低と承知していす。これがどういうふうになるのか、なかなか分からないですが、底を打っている数値という見方もあるかもしれませんし、投票行動をなかなか取っていただけない、そのような流れになっているのか、ちょっと分かりませんが、今のところ、期日前投票では前回を上回っていて、これが最終的な投票率にリンクするかどうかは別ですが、5人オーバーの37人の方が立候補しており、関心を持っていただいていますので、期待も含めて、前回は上回ってほしいと考えています。

 先ほども少し触れたように、期日前投票を市内の幾つかの場所で行っていただけますので、ぜひこの期日前投票についても御検討いただき、多くの皆様に投票していただくように、改めて呼びかけたいと思っています。

 

6 応援臨時給付金の支給について

 

佐々木記者(日本海新聞)

 11月の臨時議会に上程される項目、詳しくはまた来週にということですが、物価の高騰を受けた応援臨時給付金の支給は、市独自のものでしょうか。

 

市長

 これについては、本市独自のものも上げていきたいと考えています。例えば暮らし応援臨時給付金については、これは非課税世帯を国のほうは対象としていますが、これ以外にも住民税の均等割課税世帯ということで、少し幅を広げて、その辺りは市独自で取り組みたいと考えています。詳細については、先ほど申し上げたように、11月末に議会招集となると、来週が議会運営委員会になりますので、それまでに整理して、また詳しく御説明させていただきたいと思っていますが、市独自の取組も、この予算の中で上げていきたいと思います。

 

7 鳥取城跡周辺の中長期的整備について

 

谷口記者(読売新聞)

 やぶから棒な質問になってしまったら恐縮ですが、本日の景観審議会で裁判所の建て替えが俎上に上がるようです。鳥取城跡の整備について、堀の内側の整備は着々と、中長期のスパンで三階櫓の建設までを視野に進んでいくものと思われますが、観光客の回遊性などを高めることを考えれば、駐車場や物産施設など、何かを体験してもらう施設が必要なのかなと思ったりもします。本当に唐突な質問で大変恐縮ですが、後ろの法務局の土地の、例えばですが、換地してそこを活用するとか、堀のちょっと外側の景観地区の中長期的な整備の方針などを何か、市長、お持ちでしょうか。

 

市長

 これについては、具体的な方針はまだ定めていませんが、中心市街地活性化基本計画に基づいた取組を今進めてきていて、来年度から第4期になります。第1期が平成19年11月30日に国の認定を受けて進めてきました。その中で、二核二軸のまちづくりということで、2つの核、それは鳥取駅を中心とした商業施設が集積した商業ゾーン、またもう一つの核が、鳥取城跡を中心とした歴史文化ゾーンで、このようなまちの構造があり、これに沿ったまちづくりを進めていこうということで、従来からその方針を掲げています。この歴史文化ゾーンについては、平成17年に史跡鳥取城跡保存整備基本計画に基づいて、今、擬宝珠橋、それから大手登城路の中ノ御門表門、この復元が完成したところであり、引き続き大手登城路の整備を進めていこうとしています。これが30年間の計画の第1期の10年の取組です。少しスケジュールは押していますが、2期目には三階櫓を復元しようという壮大な計画であり、これは鳥取城跡の整備だけではなく、この城下町の歴史ある、歴史文化ゾーンの色々なものがあり、それを活用していくことは、これからのまちづくりにも大切であると考えています。裁判所、法務局の辺りも城跡に近い、かつては武家屋敷があったエリアですので、そういった歴史的な経過、経緯も大切にしながら、これからのまちづくりに生かしていくことも重要な視点であると考えています。歴史文化を生かしたまちづくりを、これからもこの中心市街地を中心に進めていくことは、鳥取市の取組として重要であると考えており、それを何か計画にしていくことも将来必要なのかもしれませんし、この景観を大切にしていく、あるいは歴史的なものも大切にし、保存整備していくこともこれから必要だと思います。それはまちづくり、それから市街地の観光等にも必要になっていく取組ではないかと思います。

 

このページに関するお問い合わせ先

企画推進部 広報室
電話番号:0857-30-8008
FAX番号:0857-20-3040

ぜひアンケートにご協力ください

Q1. このページの内容は参考になりましたか?
Q2. このページの内容はわかりやすかったですか?
Q3. このページは見つけやすかったですか?
Q4. このページはどのようにしてたどり着きましたか?