鳥取市

令和4年度 第5回 鹿野地域振興会議 登録日:

令和4年度 第5回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
 (資料は、ダウンロード欄からご覧ください)

 

第5回鹿野地域振興会議議事概要
 

日 時:令和4年11月29日(火) 午後1時30分~午後3時35分

場 所:鹿野町総合支所 2階会議室

【出席委員】

小川義和、清水富和、長谷川誠一、兼平 恵、砂川重雄、山本茂久、筒井洋平、佐々木千代子、田中文子、山名 修、池原恵理
以上11名(敬称略)

【欠席委員】

吉井秀三 以上1名(敬称略)

【事務局】

<鹿野町総合支所>

岡本支所長、小林副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、山枡産業建設課長、横山市民福祉課長、宮本地域振興課課長補佐

<本庁 地域振興課>

山名課長補佐、小野主任

【傍聴者】
なし

【日 程】

1 開 会

2 会長あいさつ

3 議  題

(1)地域振興会議の振り返りについて          (資料1ダウンロード)

4 報告事項

(1)鹿野町財産区議会について                     (資料2ダウンロード)

(2)定額乗合タクシーの実証実験について              (資料3ダウンロード)

(3)蓮田の返還について                        (資料4ダウンロード)

(4)行事経過報告及び今後の予定について                   (資料5ダウンロード)

5 その他  

6 閉 会

 

◎議事概要  

3 議題 (1)地域振興会議の振り返りについて

事務局より資料1に基づき説明。

・各委員に「地域振興会議の振り返り」について意見を発言いただいた。

●組織の形態(会議の回数、委員の人数、委員構成など)について

【委員】鹿野町も過疎化が進み寂れていくと思う。地域の良さを活かして町が発展できるよう、形を変えてでもこの会議を残してほしい。前回の会議で町内事業所の先進的な取り組みを視察したが、地域経済の活性化や雇用の創出などを議論するために経済界選出の委員がいてもいいと思う。

【委員】組織形態も人数も今のままでよい。任期が長ければよいというものではない。地域に密接した意見の言える場所として、この会議を残してほしい。

【委員】鹿野地域の現状を幅広く知ることができたが、もっと地域の声を吸い上げて発言できれば良かった。働きながらでもなんとか出席できたので、これ以上回数を増やしてほしくない。

【委員】回数については、年8回から6回になったが4回でも良い。市町村合併後、市のエリアが広がり過ぎたので地域の振興を考えていく機関は必要だと思う。振興会議条例の第3条第2号「対象区域の振興に関する事項について、調査及び審議をすること。」は最も重要だと思う。現在の委員は町内各種団体の長が多く年齢層が高いが、もっと若い世代で地域振興について話し合ったほうが良い。例えば、若者でワークチームを設けてテーマごとに議論すれば、様々な意見が出ると思うし、将来の地域振興の役に立つ。地域活力の目安は人口でもあるが、合併当時の人口約4,300人が、現在3,700人ほどで500人も減っている。特に若年層が結婚や就職を機に県外や旧市へ転出してしまうことが多いので、鹿野から旧市に通いたくなるような地域になればと思う。この会議で色々なこと考えて、条例第3条第3号の「前2号に定める事項について、市長に意見を述べること。」が多くできれば良い。

【委員】回数や委員の人数については、資料に6回、12人以内とあるが、もっと柔軟に運営できないのか。勤め人には6回程度で良いと思うが、状況に応じて回数を増やせてもいいのでは。地域の方の会議参加など、議案によって回数や参加者を変更できれば有意義な会議になる。

【委員】人数、回数とも適当だと思う。若者や議題に合わせた方の参加は賛成。出にくいのであれば夜間開催でも良い。

【委員】この会議があったからこそ、分かったことがたくさんあった。地域で活動している方に入ってほしいが、忙しいので時間がとれないと思う。基本の委員がいて、場合によっては関係者を招集できる仕組みが良い。回数は年に6回が上限だと思う。

【委員】市町村合併で地域の思いが置き去りにならぬよう、地域の声を取り上げてもらいたい思いで参加した。回数は6回でちょうど良い。

【委員】回数、人数、構成は今のままで良いと思う。

【委員】県外からの移住なので、鹿野のことを知り地域振興の役に立ちたくて公募委員に応募。会議内容を家族や友人などには広められたが、どこまで地域の役に立てたか疑問。友人と話してもこの会議の事を知らない人が多い。若者が委員になれば新しい切り口で地域振興の話ができると思うので、周りの若者を委員に誘ってみたい。

【委員】この会議を開催するだけで地域への説明が果たされると思いたくなかったので、自分自身で地域の方に詳しく説明して回った。

●会議で取り扱う議題・内容について

【委員】地域の実情を知りたくて公募委員に応募。高齢化や農業の担い手不足の現状など、非常に参考になった。コンパクトシティ化を目指し旧市に施設整備が進む一方で、中山間地域の過疎化が進むことを危惧している。西地域は令和22年度には生徒の減少率が42%減少するという推計があり、他地域より減少率が高い予測であった。今が踏ん張りどころであり、地域振興策を考えるためにもこの会議は必要である。テーマに応じて多種多様なオブザーバーに参加いただくのは良いと思う。私自身の委員提案ができなかったことは反省している。

【委員】この度開催された鷲峯山麓ハーフマラソンは委員提案がきっかけであった。地域の活性化や課題解決につながるよう、今後も委員から多くの提案が出れば良いと思う。

【委員】地域を活性化し、賑わいを創出させようとするような団体、例えば「鹿の助スポーツクラブ」などの活動や思いを聞く回があってもよい。地域の熱い思いを学び広めるため、委員でない地域の方にも会議に参加してもらえば良い。

【委員】コロナで開催できていないが、公共交通や乗合タクシーのような広域における議題などを西ブロックの合同会議で議論することにも意味があると思う。

【委員】旧鹿野小学校の跡地活用や地域交通など、地域の主要課題を様々な視点から議論でき、大変有意義な会議であった。

【委員】地域の方が知りたかったり、困ったりしている内容を上手に議題に選んでもらえた。

【委員】もっと細かく議題を分け、例えば企業誘致や過疎化などのテーマを掘り下げて議論できれば良いのでは。地域で何かあったら、この会議で議論できる仕組みづくりが必要である。

【委員】風力発電を取り上げてもらえなかったのは残念。西ブロックの合同会議で議論してほしかった。

【委員】現在活動中の団体や移住者の取り組みをこの会議で話していただき、それを切り口に地域振興のノウハウを学ぶ機会があっても良い。

【委員】この会議に参加し自分自身の勉強になったが、協議内容を広く発信ができなかった。日頃からアンテナを立てて委員提案できれば良かった。

【委員】ここで審議したことが委員を通して住民に広まったことは良かった。委員提案は難しいので、委員の得意分野の意見を言うだけでも良いと思う。

●地域振興会議の成果

【委員】鷲峯山麓ハーフマラソンや亀井さん検定はこの会議から出た話しなので、この会議の成果の一つと思う。

【委員】鹿野地区コミュニティ施設等のあり方に関する意見書を提出し、提言したことも成果。地域課題を解決するために個人で声を上げていかなくても、この会議で課題として認識し、一通りの道筋をつけることができた。

【委員】地域の大きな課題であれば議題として審議することが出来るので、地域の方にこの会議を広く認識していただきたい。そのことがこの会議の成果となる。

●地域振興会議の課題

【委員】市の諮問に対し審議や答申するだけでなく、もう少しハードルを下げ、住民の困りごとや意見を振興会議で取り上げられるような仕組みづくりをしてほしい。また、市とこの会議が対等な関係となり、意見が言い合えるような位置づけにしてほしい。

【委員】新市域振興ビジョンは今回で終わりなのか。今後も必要では。

【事務局】現在のビジョンは令和5年度末までとなっています。地域振興を進めていくうえで、ビジョンとこの会議は両輪と考えており、今後どうしていくのか、併せた検討が必要になります。

【委員】現在は一つの条例を基に開催しているが、地域ごとで異なる開催要項を設けることはできるのか。

【事務局】今は白紙状態です。そういった意見があれば、今後、支所長会議等で協議していきたいです。

【委員】8地域がすべて同じ状況ではないので、そろそろ開催要綱を変えてもいい。地域の実情に合わせたやり方をしていかなければならないと思う。

【委員】条例には開催の回数や時間帯の記載がないので、集中的や夜間に開催することはできるのではないか。

【地域振興課】条例には記載がありません。内規で決めている範ちゅうです。

【委員】今の状態では自由に開催しづらい。弾力的な運用ができるよう、それぞれの地域で開催方法を決められるように検討してほしい。

【委員】鹿野地区コミュニティ施設等のあり方を審議した時のように、集中した期間でも開催ができるようにしたほうが良い。

【委員】市長に意見を述べ、回答を得る仕組みは残してほしい。

4報告事項 (1)鹿野町財産区議会について

事務局より資料2に基づき説明。

・令和4年10月の鹿野町財産区管理協議会の協議内容をまとめた資料「鹿野町鹿野財産区議会について」を説明

 

【委員】財産区管理会になれば基金はどうなるのか。

【事務局】現在は鹿野財産区特別会計ですが、鳥取市財産区特別会計の基金の一部になります。

【委員】市の会計になったとしても鹿野財産区分として独自に継続されるのか。

【事務局】鹿野財産区分として継続されます。

【委員】鹿野財産区議会の事務局は鹿野町総合支所だと思うが、財産区管理会になれば事務局はどこがするのか。

【事務局】引き続き鹿野町総合支所が事務局として運営していきます。

4報告事項 (2)定額乗合タクシーの実証実験について

事務局より資料3に基づき説明。

・定額乗合交通「きらり号」の利用状況と今後の取り組みを説明

 

【委員】鹿野地区の運行エリアはどの範囲になるのか。

【事務局】大字鹿野のみのエリアなので、大字水谷、末用、閉野はエリア外です。

【委員】商業施設の割引優遇サービスをするのであれば、施設利用者のいる小鷲河地区もエリアに入れてほしい。入れたほうが相乗効果がでると思う。

4報告事項 (3)蓮田の返還について

事務局より資料4に基づき説明

・県道側の蓮田の売却希望に伴う返還について説明

 

【委員】土地が売れるまでは、これまで通り蓮が見られるのか。

【事務局】土地所有者からは、購入者が決まるまでは引き続き蓮田として使用し、整地しなくても蓮田のまま返還すれば良いと回答いただいていますので、土地が売れるまではこれまで通り蓮を見ることができます。

【委員】所有者が変わり土地の管理をしなくなった場合、草が伸びて景観が悪くならないか心配である。

4報告事項 (4)行事経過報告及び今後の予定について

事務局より資料5に基づき説明、意見なし。

5その他

●事務局より「鹿野地区コミュニティ施設等のあり方」について報告、意見なし。

●鷲峯山麓ハーフマラソンの実施について

【委員】ハーフマラソンの名称に「in麒麟のまち」とあるが、これはどういった意味なのか。

【委員】市の補助申請時に頼まれたものだが、鳥取市だけでなく広域の取り組みとして周知できるよう記載した。

【委員】ハーフマラソン当日に道の駅に寄ったところ、駐車場が足りないくらい賑わったと店員から聞いた。マラソンだけの参加でなく、会場周辺に経済効果があったようだ。

●農家相談会について

【委員】高齢で農業できなくなったという相談が多いが、農業してくれる受け皿がないので近所の方に使ってもらう程度。燃料などの物価の高騰も追い打ちとなっている。

【委員】ふるさと鹿野は受けてくれないのか。

【委員】スタッフ3名しかいないので手が回らないようで、儲からないので人を雇えず悪循環になっている。

【委員】私の集落の農業組合も人材不足で、農地を耕作放棄地にするしかない。担い手確保の支援に力を入れてほしい。

【委員】有機農業を学びに来る方もいるが、インターネットでのコメの販売も競争激化で厳しい状態。

●その他

【委員】今週、気高町で小学校統合の話し合いがあると聞いている。気高町の校区は鹿野学園にも影響してくるので、内容が分かるようにしてほしい。

【事務局】分かりました。後日報告させていただきます。

【委員】ラーニングワーケーションはどうだったのか。

【委員】東京4人、広島1人、岡山1人の6人の参加があった。鳥の劇場のワークショップなど、充実した内容であった。中には継続して鹿野のまちづくりに関わりたいという方や、11月26日に東京で交流・移住を目的として開催された「とっとりカフェ」に参加してみるという方もいた。

 

このページに関するお問い合わせ先

鹿野町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8682
FAX番号:0857-84-2598

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