鳥取市

令和5年1月4日市長年頭記者会見録登録日:

令和5年1月4日午前9時30分から、麒麟Square2階多目的室1

令和5年1月4日市長年頭記者会見

 

新年を迎えて

質問項目

1 当初予算について

 

 

新年を迎えて

 

市長

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

 この年末年始、比較的穏やかな天候の中で新しい年を迎えることができたように思います。皆様方におかれましては、輝かしい、すばらしい新春をお迎えになられましたことと、まず心よりお喜び申し上げたいと思います。

 昨年を振り返ってみると、全市域での超高速情報通信網の整備、また防災アプリや子育てアプリの配信等、DX関係の取組が着実に進んだと考えていますし、砂丘西側の事業についても、県と連携して本格的にスタートすることができたように思います。また、一昨年に策定した新型コロナウイルス感染症からの復興・再生プラン「明るい未来プラン」に掲げている様々な取組を全庁一丸となって着実に進めることができた、そのような年であったように思います。

 また、一方で、第8波と言われる状況が長く続いており、この新型コロナウイルス感染症の終息がなかなか見通せない状況が続き、年を越えてしまった状況です。そういった中で、感染防止対策を第一に考えて鳥取市保健所の体制を強化し、全庁的に現在も引き続き取り組んでいるところです。この年末年始、幸いにも感染数が増えていくといった状況にはありませんが、引き続きしっかりと状況を見極めながら、適切な対応をしていきたいと考えています。

 また、振り返ってみると、3月27日に市長選挙、また11月20日に市議会議員選挙があり、鳥取市としても、新たにスタートした、そのような年ではなかったかと思っています。

 また、このコロナ禍に加えて、2月にはロシアのウクライナ侵攻に伴う国際経済の変動、また原油の高騰や、急激に円安が進んだこと、こういったことが複合的に作用して諸物価が高騰し、市民生活は非常に大きな影響を受けています。こういった対応も適宜行ってきた、そのような年であったと思っています。年が明けても、我々を取り巻く社会の状況は目まぐるしく、また大きく変わっていくと考えておかなければならないと思っていますので、鳥取市としても、状況をしっかり見極めながら、適切な対応を切れ目なく行っていく必要があると、このように改めて感じています。

 私も公約の中で4つの柱、安全・安心なまち、人を大切にするまち、暮らしやすく住み続けたいまち、にぎわいにあふれ元気なまちと、大きく4つの柱を掲げており、これらに基づいた諸施策を引き続きしっかりと進めていかなければならないと思っています。また、誰もが住み慣れた地域でお互いに尊重し合い、支え合い、心豊かに暮らしていける、そんな地域共生社会の実現を引き続き目指していきたいと考えています。

 具体的には、第2期の麒麟のまち連携中枢都市圏のビジョンがスタートする年となります。また、平成19年11月から取り組んでいる中心市街地活性化についても、第4期の中活基本計画がスタートする年となりますので、懸案である市街地のにぎわいをいかに取り戻していくのかがテーマとなると思いますので、鳥取駅周辺の再生基本計画と併せて、この中活4期のスタートをしっかり取り組んでいきたいと考えています。

 また、懸案であった鳥取市民体育館もリニューアルして、今年オープンすることとなります。新しい体育館も多くの皆さんに御利用いただきたいと考えています。

 また、鳥取市の一番歴史のあるというか、早く姉妹都市提携を、昭和38年だったと思いますが、釧路市が姉妹都市提携、今年60周年という大きな節目の年を迎えますので、コロナ禍の中ではありますが、お互いに交流をさらに深めていきたいと思っています。記念事業についても、できる限り従前のような形で実施していきたいと考えています。

 また、かみじち史跡公園整備なども具体的に進んでいますので、多くの皆さんに御利用、御活用いただけるような公園として整備を、これは県と一緒に進めていきたいと思っています。地方自治体を取り巻く状況は大きく変わってきていますし、依然として財政上も厳しい状況が続いています。また、新型コロナウイルス感染症も今、国では2類から5類相当という検討も具体的に進められていると思いますので、そういった情勢、状況も見極めながら鳥取市として対応し、何よりも市民皆様の安全・安心を確保していくことが我々の責務ですので、この感染症にもしっかりと、引き続き取り組んでいきたいと思います。

 また、この感染症で大きな影響を受けている地域社会、地域経済の立て直しを具体的に進めていく、そのような年となると考えています。このコロナウイルス感染症の終息後も見据えたまちづくりをしっかりと進めていかなければならないと思っています。市民の皆様と力を合わせて、そのようなまちづくりを進めていく年にしたいと思っています。本市の総力を挙げて取り組んでいきたいと思っています。引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

質問項目

 

1 当初予算について

 

佐々木記者(日本海新聞)

 新年度の当初予算についてお伺いしたいと思います。

 3期目がスタートして初めの当初予算で、また深澤市長の掲げられた公約が色濃く反映されるものになると思いますが、規模感や目玉を教えていただける範囲でお伺いしたいです。

 

市長

 まだ目玉というまとめには入っていませんが、規模感については、例年といいますか、前年の同じような規模を心がけています。あまり予算規模がどんどん大きくなっていくといった状況にならないように、メリハリをつけて、必要なものはしっかりと迅速に行っていく、また見直しが必要なものは見直していく、そのように予算規模についてはあまり大きくならないことを念頭に置いて、編成していきたいと思います。

 目玉は、先ほど申し上げたように、4つの柱を掲げています。これは少し具体的ではありませんが、そのようなまちづくりを進めていくための予算として、3期目の2年度目ですので、しっかりと公約に掲げたことが一つ一つ実現していけるようにしたいと考えています。

 年明けになりました。これから具体的な編成等、計数詰めをしていくことになりますので、まだこれからですが、引き続き、具体的なまとめができた段階でお示ししたいと思います。今の段階ではそういう状況です。

 

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