鳥取市

あなたの家の瓦は大丈夫?更新日:

 令和元年房総半島台風では、千葉県を中心に、令和元年12月23日時点で死者3名、重傷者13名等の人的被害のほか、住家の全壊391棟、半壊4,204棟、一部破損72,279棟等の被害が発生しました。また、住宅の瓦などの屋根材が飛ばされる被害も多数発生しました。

 このような近年の台風被害を踏まえて、令和4年1月1日から新築時の全ての瓦屋根の留め付け基準が強化されています。既存住宅・建築物につきましても、屋根の耐風性能が十分でないおそれのある住宅・建築物は強風時に周囲の建築物に被害を及ぼすおそれがあります。まずは、屋根の耐風性能を確認し、必要な場合は屋根の強風対策を行いましょう。

鳥取市では、耐風性能が十分でないと判断された一戸建ての住宅で、耐風対策にかかる費用の一部を助成する補助制度を設けています。屋根瓦の改修等のご検討をお願いします。
※補助制度についての詳細は「屋根瓦耐風対策の補助制度について」をご覧ください(パンフレットはこちら)。

非ガイドライン工法の瓦屋根
(瓦が脱落)
非ガイドライン工法の瓦屋根

ガイドライン工法の瓦屋根
(ほとんど被害なし)
ガイドライン工法の瓦屋根
 

告示の改正前

軒、けらば、むねのみ固定
平部は固定の義務なし
屋根瓦告示の改正前
 

告示の改正後

すべての瓦の固定が義務化
(ガイドライン工法)
屋根瓦告示の改正後
 

 (資料 国土交通省)

 

あなたの家の屋根の瓦は大丈夫?

 あなたの家の瓦屋根が、日本瓦(粘土瓦)やセメント瓦の場合は、次の項目をチェックしてください。屋根の上は滑りやすく大変危険ですので、絶対に登らず地上からチェックをお願いします。

チェック項目

  • 平成13年(2001年)より前に建てられた瓦屋根の建築物で、平成13年(2001)年以降に瓦屋根が改修されていない
  • 瓦のずれ、浮き上がりが生じている
  • 瓦が著しく破損している
◆瓦にずれや浮き上がりが生じている例
瓦の浮き上がり
瓦に浮き上がりが生じている
瓦のずり下がり
瓦がずり下がり、萱き土に植物がみられる
◆瓦が著しく破損している例
瓦が著しく破損している例1 瓦が著しく破損している例2
 (資料 国土交通省)

 

チェック項目に1つでも該当しましたら屋根の耐風性が十分でないかもしれませんので、瓦工事業者による詳しい耐風・耐震診断を受けましょう。また、チェック項目に該当しない場合でも、ご心配のある方は瓦工事業者に相談してみましょう。

瓦屋根の診断や工事を依頼する際は、ガイドライン工法に精通した信頼できる工事店などを選ぶことをおすすめします。

全日本瓦工事業連盟ホームページの「加盟工事店の検索」で、全国の優良瓦工事店や瓦屋根診断技士等の有資格者が在籍している工事店が見つけられますので、ご利用ください。

 

このページに関するお問い合わせ先

都市整備部 建築指導課
電話番号:0857-30-8362
FAX番号:0857-20-3956

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