とっとり市報 HTML版
2023.3 No.1151

特集
4月1日(土)からごみの出し方が変わります

ごみの分別の簡素化や収集コストの削減などのため、排出量が増加しているペットボトルと、減少している白色トレイの出し方を変更します。持続可能な社会の実現のため、分別収集にご理解とご協力をお願いします。

なお、本市の指定ごみ袋は、令和7年度まで現行価格を据え置きます。

問い合わせ本庁舎廃棄物対策課(25番窓口) TEL0857-30-8091FAX0857-20-3918

変更点
1
ペットボトルの収集日が毎週になります

3月31日(金)まで
月2回収集
→
4月1日(土)から
毎週収集

※例えばペットボトルの収集日が第1、第3月曜日だった地域は、毎週月曜日が収集日となります。

※ 鹿野地域は毎週月曜日、青谷地域は毎週火曜日に収集の曜日が変わります。そのほかの地域は、収集の曜日は変わらず、毎週になります。

※ これまでと出し方に変更ありません。キャップとラベルを外して中を水洗いし、ごみ容器に直接入れるか、透明または半透明の袋に入れて出してください。外したキャップとラベルはプラスチックごみに出してください。

PETマークがついたペットボトルが対象(飲料用・酒類・しょうゆなど)

図:対象ペットボトルの種類

!ご注意ください

PETマークがあっても、下記の容器はプラスチックごみとして出してください。

  • ● 食品用ではないもの(洗剤、化粧品、医薬品など)
  • ● 食用油脂を含むもの(食用油、ドレッシングなど)
  • ● 香辛料の強いもの(ソース、焼肉のたれなど)
  • ● ウォーターサーバー用の交換ボトル

変更点
2
白色トレイはプラスチックごみとして出してください

白色トレイは、色付トレイと同様にプラスチックごみとして収集しますので、プラスチックごみ指定袋に入れて出してください。

■ 3月31日(金)まで

トレイ回収箱に入れる

※トレイ回収箱の再利用・撤去についてはお問い合わせください

→

■ 4月1日(土)から

洗ってプラスチックごみ指定袋に入れて出す

白色トレイはプラスチックごみとして収集されてもリサイクルされるの?

収集したプラスチックごみは、市内の中間処理施設「いなばエコ・リサイクルセンター」で手選別および光学式選別機などによってプラスチックの素材ごとに分別され、プランターなどのプラスチック製品の材料となるペレットにリサイクルされます。

発火事故や大気汚染の原因に!ごみ出しの注意

処理施設で火災や大気汚染が起こると、ごみの収集ができなくなるおそれがありますので、正しい方法でのごみ出しにご協力をお願いします。

!

リチウムイオン電池、ボタン電池はごみステーションに出さないで!

不燃物処理施設でリチウムイオン電池が原因と考えられる発火事故が増加しています。収集車両や処理施設の火災の原因となるため、リチウムイオン電池を使用した充電式製品は、ごみステーションに出さないでください。リチウムイオン電池などの充電式電池は、家電量販店((一社) JBRC登録事業者)などの回収拠点に持ち込むか、市内14カ所に設置している小型家電回収ボックスに入れてください。

また、ボタン電池もごみステーションに出さないでください。出すときは、両極にテープを貼り付けて絶縁し、家電量販店などの店頭回収を利用するか、小型家電回収ボックスに備え付けの電池回収容器へ入れてください。

写真
不燃物処理施設での発火
写真
燃えた小型破砕ごみ

リチウムイオン電池を含むごみ

スマートフォン/モバイルバッテリー/電子タバコ/電動歯ブラシ/ゲーム機(充電式のもの)
ごみステーションに出さないで!
!

水銀を含むごみ(血圧計、体温計、温度計など)は乾電池等の日に出してください

血圧計、体温計、温度計、湿度計、蛍光管などには水銀が含まれているものがあります。水銀を含むごみを焼却すると排ガス中の水銀濃度が基準値を超え、可燃物処理施設を稼働することができなくなりますので、絶対に可燃ごみに出さないでください。

これらのごみを出すときは、「乾電池等」の収集日(2カ月に1回)に出してください。

水銀を含むごみは可燃ごみに出さないで!
血圧計/蛍光管/体温計・温度計

※デジタル式や液体が赤色(アルコール式)の温度計(湿度計)は小型破砕ごみに出してください。

不燃物を安全に処理しています

写真 鳥取県東部環境クリーンセンター
場長 稲村 明仁(いなむらあきひと)さん

ライフスタイルが多様化する中、ごみを安全かつ安定的に処理するためには、みなさんの分別へのご協力が必要となります。ごみを出す人、集める人、処理する人、すべての人が安心して生活できるよう、今後もご協力をお願いします。

プラスチックをリサイクルしています

写真 因幡環境整備株式会社 いなばエコ・リサイクルセンター
工場長 平木 芳晴(ひらぎよしはる)さん

みなさんの分別・排出の取り組みが、プラスチックの資源循環(リサイクル)、CO2排出量の削減・海洋汚染の防止につながっています。引き続き、分別収集・リサイクルへのご理解とご協力をお願いします。

可燃物処理施設「リンピアいなば」施設見学

可燃物処理施設「リンピアいなば」では、4月3日(月)から施設の見学ができるようになります。見学には事前予約が必要です。専用サイトから予約をしてください。

問い合わせ先 鳥取県東部広域行政管理組合
TEL0857-26-0596FAX0857-29-2759ウェブサイトhttps://www.limpiar-inaba.jp
見学可能日
平日(土・日・祝日、8月10日~14日、12月28日~1月3日を除く)
見学時間
9:30~12:00、13:30~16:00 の間の約90分(コンシェルジュの案内あり)

※予約できるのは午前と午後で各1グループ(5~60人程度)

予約開始
3月1日(水)
予約方法
見学予定日の7日前までにウェブサイトから予約
予約取消
見学予定日の3日前までにウェブサイトから手続き

見学できる設備の一部を紹介!

見学者通路

各所にプロジェクターを設置し、動画でわかりやすく設備を紹介します。通路からは、クレーンがごみを持ち上げる様子を間近で見学できます。

写真

体験型の環境学習設備

ゲーム感覚で楽しみながら、ごみ減量のキーワード「4R」の大切さ、地域や地球の環境について学べる環境学習設備を取り入れています。

写真
ごみ探査ビークル
宇宙船を操作して、地球のごみや二酸化炭素を回収しよう
写真
地域と日本と地球のごみ
投影されている世界地図に手をかざして世界のごみ事情を見てみよう