地域づくりに取り組む新たな手法を紹介します！登録日： 2023年10月16日

今、地域では、介護、子育て、地域づくりなど幅広い分野で、多様なニーズが生じており、その担い手が必要とされています。しかし、人口減少・少子高齢化が進む中、担い手不足により、必要な人材が集まりにくくなっています。これらの地域の課題に取り組むためには、今までの任意団体やNPOの枠組にとらわれない新たな組織が求められています。そこで、新たな枠組みを可能とする、労働者協同組合の設立や運営ついて定めた法律「労働者協同組合法」が、令和4年10月1日に施行されました。地域の将来のためにぜひ参考にしてください。

労働者協同組合とは

労働者協同組合とは、労働者協同組合法（令和2年法律第78号）に基づいて設立する法人で、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、組合員自ら事業に従事することを基本原理とする組織です。

資料のダウンロードができます（パンフレット）

パンフレット（PDF／4MB）　

基本原理

（1）組合員が出資すること　（資金を出し合う）
（2）その事業を行うにあたり組合員の意見が適切に反映されること　（話し合って営む）
（3）組合員が組合の行う事業に従事すること　（共にはたらく）

主な特色

（1）地域における多様な需要に応じた事業ができる。
（2）簡便に法人格を取得でき、契約などができる。
（3）組合員は労働契約を締結する必要がある。
（4）出資配当は出来ない。
（5）都道府県知事による監督を受ける。

労働者協同組合の好事例等

厚生労働省　特設サイト「知りたい！労働者協同組合法」

労働者協同組合の好事例等を紹介する特設サイトです。

設置届等の届け先

組合設立の届け出など労働者協同組合法における各種届出や書類の提出は、主たる事務所の所在地を管轄する都道府県が取り扱います。

鳥取県の窓口は、鳥取県商工労働部 雇用人材局 雇用・働き方政策課（0857-26-7229）です。