鳥取市

令和5年4月21日市長定例記者会見録登録日:

令和5年4月21日午前9時30分から、麒麟Square2階多目的室1

令和5年4月21日市長定例記者会見

 

はじめに

会見項目

1 鳥取市民体育館エネトピアアリーナ内覧会及び開館記念式典の開催について

資料1(PDF/110KB)

2 令和5年ゴールデンウィーク期間中の鳥取砂丘周辺の渋滞対策について

資料2(PDF/742KB)

3 史跡鳥取城跡等のライトアップと「ときめきマルシェ」の開催について

資料3(PDF/511KB)

4 「ねんりんピックはばたけ鳥取2024鳥取市実行委員会」の設立について

資料4(PDF/396KB)

質問項目

5 ChatGPTについて

6 「やってみよう!でー(day)」について

7 鳥取砂丘西側キャンプ場整備について

 

 

はじめに

 

市長

 新型コロナウイルス感染症の状況について、少し触れさせていただきます。

 既に皆さんご承知のように、国においては、現在の2類相当から5類への移行を進めていこうとしています。本市の状況は、今週に入り、4月17日月曜日には29件の陽性例が確認されましたが、この7日間の平均で見ると、1日当たり約18件で推移しています。全国では新規感染者数が緩やかに増加している傾向も見受けられ、中には第九波が懸念されるとおっしゃっている医療関係者の方もいらっしゃるようです。こういった状況も踏まえて、5月8日の新型コロナウイルス感染症の5類への見直しに対応すべく、本市の体制等を整備していきたいと考えています。

 また、ジャマイカとのポストオリパラ交流に係る覚書署名式を昨晩、午後10時に行いました。平井鳥取県知事、浜崎鳥取陸上競技協会会長とともに、ジャマイカのオリパラ協会の会長でいらっしゃいますクリストファー・サミューダ氏、それから同協会の事務局長のライアン・フォスター氏と交流発展に関する覚書の署名式を行ったところです。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、残念ながら令和3年の東京2020オリパラ大会の事前キャンプは実施が取りやめとなりましたが、これまで平成19年、平成27年の世界陸上選手権大会の事前キャンプの受入れなどを実施しています。こうした友好の歩みをお互いに確認し、財産として、今後のさらなる陸上競技を中心とした交流発展やキャンプの受入れなど、連携して実施していくことを確認しました。今後、スポーツの振興、また友好交流につながる取組を進めていきたいと考えています。

 

会見項目

 

1 鳥取市民体育館エネトピアアリーナ内覧会及び開館記念式典の開催について

 

市長

 令和3年7月から建て替え工事を進めていた鳥取市民体育館エネトピアアリーナが完成し、このたび内覧会と開館記念式典、記念イベントを開催します。新しい体育館は3階建てで、アリーナのほか、旧体育館にはなかったサブアリーナやフットサルコート、スケートボード場、人工芝のコミュニティー広場を設けています。また、マンホールトイレや備蓄倉庫など、災害時の避難所としての防災設備も設けています。開館後には多くの皆様にスポーツや健康づくり、交流や憩いの場として御利用いただきたいと考えています。

 施設内覧会は来月、5月21日の日曜日から5月27日土曜日まで1週間行うこととしています。事前申込みは不要ですので、ぜひ多くの皆様に来館いただきたいと思います。

 また、5月20日土曜日には、関係者、メディアの皆様向けの内覧会を実施します。

 開館記念式典は、6月3日土曜日の午前9時半から、市民体育館エネトピアアリーナ2階のメインアリーナで開催します。約100名程度の皆さんに出席いただく予定です。

 また、開館記念イベントですが、6月3日土曜日の午後1時半から3時まで、2階のメインアリーナとサブアリーナで、指定管理者の構成企業であるミズノが契約している著名な指導者によるスポーツクリニックを開催します。バレーボール、バドミントン、卓球、それぞれ小学生、中学生を対象に行うこととしており、こちらは事前申込みが必要ですので、参加御希望の方は事前に申込みをしていただきたいと思います。申込みの詳細等については、鳥取市民体育館ホームページでお知らせします。

 

2 令和5年ゴールデンウィーク期間中の鳥取砂丘周辺の渋滞対策について

 

市長

 この数年来は、コロナ禍によりなかなかゴールデンウイークの鳥取砂丘の入り込み客数が増加せず、減少傾向にありましたが、いよいよ全国的にもウィズコロナ、アフターコロナへのフェーズに入っていく中で、このたびのゴールデンウイークは最大で9連休ということもあり、観光需要の増加、また帰省などで人の動きが活発になることが予想されます。また、先月12日には山陰近畿道の岩美道路も開通しました。そして本日、11時からは鳥取砂丘フィールドハウスがプレオープンします。こうしたことからも、鳥取砂丘への入り込み客数はコロナ禍前の水準まで回復するものと見込んでおり、鳥取砂丘周辺の渋滞対策を昨年よりも拡充して実施し、市民生活への影響等を抑えていきたいと考えています。

 まず、交通誘導等について、鳥取砂丘の周辺に渋滞対策用の看板を設置するとともに、1日当たり最大68名の交通指導員を配置します。また、臨時駐車場を5月3日から5月6日の4日間、東エリア、西エリアにそれぞれ開設します。フィールドハウスも今日からプレオープンしますので、例年より砂丘西側の対応を拡充したいと考えており、臨時駐車場を、砂丘西側エリアは、中国運輸局の駐車場、これは300台駐車が可能です。また、県立中央病院の駐車場の一部、これも400台提供していただくこととなっていますし、そのほか旧砂丘パレス、こどもの国キャンプ場等で100台ずつ、市営の浜坂駐車場を合わせると、西側エリアが1,420台、また、東側は、通常の鳥取砂丘駐車場等、砂の美術館の展望台の駐車場等の1,045台に加えて、オアシス広場が800台、また状況を見て開設することとしていますが、岩戸の駐車場が200台で、2,045台の駐車場を確保することとしています。また、臨時バスも運行し、各駐車場と砂丘を往復することとしています。

 また、渋滞情報の提供についても予定しており、渋滞対策のカメラを設置し、覚寺交差点、それからオアシス広場の2か所に渋滞状況を監視するカメラを設置することとしています。5月3日から6日までは、とっとり行きみちNavi、「鳥取砂丘周辺の渋滞情報」ホームページ、また鳥取市周辺渋滞協議会ツイッターアカウントに、30分間隔で渋滞・駐車場情報を更新してお知らせします。また、チラシの配置、ウェブサイトへの提供など、渋滞対策の事前告知も実施することとしていますし、渋滞対策本部はサンドパル内に職員が常駐して対応し、5月3日から6日の4日間、しっかりと対応したいと考えています。

 

3 史跡鳥取城跡等のライトアップと「ときめきマルシェ」の開催について

 

市長

 昨年9月に鳥取城跡等のライトアップとにぎわいイベントを実証実験として実施しました。このイベントには大変好評をいただき、今年度は期間を延長して7月から開催します。また、このライトアップと併せて、袋川の土手の植栽などをライトアップし、城跡から中心市街地への回遊性のあるイベントとして実施するとともに、にぎわいイベントとして鳥取城跡ときめきマルシェを開催します。多くの皆様に御来場いただきたいと考えています。

 まず、鳥取城跡等のライトアップは、7月22日土曜日から11月26日日曜日までの金土日、祝日とその前日、またお盆の8月14日、15日、計64日間で開催します。19時から22時で予定しています。このライトアップは、昨年と同様、株式会社LEM空間工房の長町志穂さんにプロデュースしていただくこととしています。そのほか、中心市街地への明かりの演出として、袋川の土手の特別ライトアップ、これは曜日にかかわらず、通しで行うこととしています。

 また、にぎわいイベントですが、鳥取城跡ときめきマルシェを、5月6日、27日、6月10日、9月23日、7月22日、8月12日等の土曜日に開催し、久松公園へ山陰三ッ星マーケットに出店していただきます。

 また、9月24日日曜日には、第24回鳥取三十二万石お城まつりも開催します。当日は、火縄銃鉄砲隊の演舞の披露やステージイベント、屋台村をはじめとして、よろいや甲冑をまとった武者行列等を予定しています。

 なお、今年の新たな取組で、この9月24日開催の第24回三十二万石お城まつりに合わせて、鳥取城の一つの象徴である二ノ丸三階櫓をAR、拡張現実の技術により復元して、スマートフォンなどで公開することとしていますので、ぜひ御覧いただきたいと思います。

 

4 「ねんりんピックはばたけ鳥取2024鳥取市実行委員会」の設立について

 

市長

 こちらにマスコットキャラクターがありますが、本市では、このねんりんピックの開催に向けて、4月3日に実行委員会の事務局を開設し、県と連携しながら準備を進めています。

 大会では、種目に参加される方がスポーツや文化活動を通じて交流を深めていただくよう、しっかり運営していくとともに、子どもから高齢者の皆様まで、幅広い世代の方が楽しめるイベントを同時に開催し、大会を盛り上げたいと考えています。

 このたび、この大会の成功に向けて御協力いただく関係団体の皆様を構成委員とする、ねんりんピックはばたけ鳥取2024鳥取市実行委員会を設立し、本格的に準備を進めていきます。

 この設立総会を、今月26日水曜日、鳥取市役所本庁舎6階の会議室で、関係者の皆様59名に出席いただき開催します。

 本市の開催競技は、13会場で6種目が開催され、大会期間中には6種目の参加者、合計約5,000名、また大会4日間の観客等を含めた延べ参加者数は17万人を見込んでいます。

 今後の予定ですが、各種目のリハーサル大会や、今月29日に開催予定の花のまつりでのPRイベント等を予定しています。来年の開催に向けて機運を醸成していきたいと考えています。

 

質問項目

 

5 ChatGPTについて

 

中村記者(日本海新聞)

 ChatGPTについて、先日、知事が業務での使用の禁止を言われましたが、ほかの自治体では試験導入している自治体もあります。まず、鳥取市では、このChatGPTの業務での導入を検討されていますでしょうか。

 

市長

 検討というか、関心は持っていますし、どういうものか担当課を中心に色々研究しているところです。まだこれから進化していく部分もあり、即座に業務等に導入することは、現段階ではなかなか難しいと思いますが、引き続き関心を持ちたいと考えています。既に横須賀市さんでしょうか、試験導入をされた自治体もありますので、そういった先進的な導入に向けて検討、研究している自治体の状況等も引き続き注視したいと思います。現段階で、鳥取市で直ちに導入するという状況には現在ありません。

 

中村記者(日本海新聞)

 ちなみにですが、仮にこの導入を検討するとしたら、どのような分野が最も適しているかなと思われますか。

 

市長

 これについては、事務効率を高めていくことと、市民の皆様の利便性を向上させていく、そのような視点で検討し、有効であるかどうかが判断の基準になるのではないかと思っています。例えば文章作成などで有用であれば導入効果があるかもしれませんし、いずれにしても、まだ進化中のものだと考えていますので、引き続き関心を持っていきたいとは思っています。

 

中村記者(日本海新聞)

 となると、ChatGPTを現段階で禁止するべきという立場ではないという形ですか。

 

市長

 そうですね、禁止するかどうかよりも、むしろICT技術が日進月歩で日々進化していますので、新しい技術や色々なものについて、関心を持って研究していくことは必要ではないかと思っています。その中で、業務に取り入れていくことができるかどうかは随時判断していくことになろうかと思っています。

 

6 「やってみよう!でー(day)」について

 

中村記者(日本海新聞)

 今年のゴールデンウイーク、5月1日と2日が恐らく「やってみよう!でー(day)」になると思うのですが、この「やってみよう!でー(day)」で、市のほうでイベントの開催なども恐らくあると思いますが、そういったことの周知は、今どのようにされていますでしょうか。

 

市長

 また連休が近づいてきたら、これは教育委員会の所管になりますが、昨年と同様に、具体的なイベント等を事前にお知らせし、参加していただけるように進めていきたいと考えています。

 

中村記者(日本海新聞)

 よくこの「やってみよう!でー(day)」に関しては、なかなか親御さんが休みにくいという問題が出てくると思いますが、企業に対して休みやすいように働きかけは、される予定はあるでしょうか。

 

市長

 そうですね、やはり一つには、保護者の皆さんの働き方改革につながることも目的としていますので、広く事業所の皆さんや企業の皆さんに御協力いただけるように、呼びかけは昨年に引き続いて行っていく必要があると考えています。

 

7 鳥取砂丘西側キャンプ場整備について

 

谷口記者(読売新聞)

 砂丘西側のキャンプ場の件ですが、従前示されているスケジュールによると、優先交渉権者の決定が4月中旬となっていて、もう下旬に入りました。進捗はいかがでございましょうか。

 

市長

 これについては、当初より少しスケジュールが遅れているところもありますが、プレゼンテーションの提案審査等については、近日開催を予定していますので、当初の予定どおりに、ほぼそれに近い形でこれから進めていくことになろうかと思っています。

 

谷口記者(読売新聞)

 何か遅れた理由はあるのでしょうか。

 

市長

 前回のことも一つの教訓として、財務関係等の確認や検証も必要だということで、その辺りも取り組んでいますし、決定まで慎重に内容を審査して進めていこうということで、当初より少し押しぎみになっている状況です。

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