鳥取市

令和5年7月開催 第3回 福部地域振興会議  登録日( とうろくび )

日時     令和5年7月12日(水) 9:00~10:32

会場     福部町総合支所 2-2、3会議室

出席委員     上山弘子、宇山英俊、谷口孝義、岸本正枝、中島幹夫、西尾祥幸、濱田香、松田浩稔、岩崎幸子

       欠席:中川玄洋、西田一幸、加藤美幸(順不同敬称略)

事務局    平戸支所長、森副支所長兼地域振興課長、水戸口市民福祉課長、山根産業建設課長、山田地域振興課長補佐

1 開会

2 議題

 (1)福部町のまちづくり構想基本計画の見直しについて・・・事務局より資料1に基づき説明

  【意見、質疑応答】

会長

資料は事前に見ていただいていることを前提で、ご意見をいただきたいと思います。施策については新たな文言が入り8つの課題ということで出ておりますが。

委員

13ページも触れていい。

事務局

9ページまでの中身が決まらないと10ページ以降の中身が変わってくるので今日のところは9ページまでを協議してもらい、それを受けた形で10ページ以降は詳細な内容になってくる。

委員

5ページの福部都市計画区域という表があり、「都市的な生活エリア」と「自然公園及び自然環境保全地域」の二つの区域が示されていると思いますが、この計画区域の表中でエリア分けがされていないので、必要ではないかなと思いました。

それからもう一つ、中山間振興と言う表現を中山間地域振興に改めてはどうでしょう。

会長

まず5ページの福部都市計画区域について説明をしていただけませんか。この赤く囲ってあるところは箭渓とか入ってないので都市計画区域で、それ以外のところは自然環境保全エリアになるようだが、今まで余りこの文言やこのような分け方を意識したことが無かった。

事務局

都市計画区域を作らないと公共下水の事業ができなかったので、そこのエリア設定をして囲ってある。

委員

福部の一部が切り取られていて分かりにくいので、町全体が入った図にした方がいいのでは。

事務局

分かりました。

会長

他にはどうでしょうか。

委員

私も中山間振興が気になったのですが、行政用語にあるのでしょうか。

事務局

ありません。中山間地域振興に修正しようと思います。ちなみに福部全域が中山間地域になります。

委員

特に南部地域を入れてほしい。

事務局

中山間地域の振興と入れて、個別に上げていけばいい。

委員

中山間地域の振興を言葉通りにとれば、福部全域になるけど。

委員

施策の柱の(1)中心部中心地があるが南部はどこにもない。

委員

中山間エリアにしたら。

事務局

今までの流れでは福部駅を中心とした活性化からどんどん広げていけばいいということで、それをピンポイントで上げる。南部を入れるのであれば、極端に分けてしまうと拾えなくなるので、中山間という網をかけて個別に10ページ以降であげていく手法です

会長

5ページの都市計画区域で北部と南部の二つにエリア分けてあり、自然環境保全エリアとしては土地利用方針が設定されていますとあるが、聞いたことがない。ここで上げるのであれば、施策の柱の方に持っていく方がわかりやすい気はします。

委員

言葉で縛ると進まないので、中心部の施策とその他の中山間振興に分けては。

委員

折角計画区域に「都市的な生活エリア」と「自然環境保全エリア」と言う表現があるので、これを受けて9ページに入れてはどうですか。

事務局

元々福部町のまちづくり構想の中の基本は都市計画の土地の利用状況にあり、それをベースに先生がこうあるべきじゃないかという構想を土台として作っているので、基本計画に載せなければいけなかった。土地利用の観点から資料的には載っており、それをどれだけ進めていくかは8ページからで、その時はインターチェンジが中心だった。

都市計画マスタープランを引っ張るのが妥当かもしれませんが、福部町自体が中山間で、中山間でみんな拾いますよっていうことにしておけば、中心部とその他みたいなイメージで細施策の中で広く拾えるような意図で一応書いてある。

委員

8ページの計画がめざす福部町全体の活性化が、まずインターがあってから町中心部を活性し町南部へ波及ということでこれはもう中山間ということ。南部を入れるのであれば、中山間地域(南部)とか考えてはどうか。ただ町全体が中山間地域であって都市計画区域に入っているところと入ってない南の部分だと、細施策や計画の中でその辺のところも作った方がいい。

会長

細かく入れるときりがないので、基本構想の施策の柱をどうするかの話は、先ほどの話は忘れて、福部の中心部とそれ以外の中山間地域というふうに括った二つの施策をあげて、細施策でそれぞれに振り分けていく方がわかりやすいかな。

これをどなたが見るかという話になってくると確率的には見ないんだけど。

事務局

会長が言われるように、この柱のところはいろんなものを拾わなければいけない項目になってくるので、具体的に書いてしまうとピンポイントになってしまう。

だからこの基本計画はあくまでも広く拾えるようにしてもらう方がいいのかなという部分と、委員の言われる南部の施策を具体的にうたうのは実施計画の中でうたうのが一番いいのかな。実働的な計画の中で実施し、中山間の南部の施策として実施計画の中に修正して拾っていけばいいのかなと。

委員

施策の柱の3番が中心部、4番がそれ以外の中山間振興と言うイメージはそれでいいと思います。ぱっと見たときに、この表現だとやっぱり違和感が否めないので表現を考えてもらったら。

会長

何が適切な言葉がありますか。

委員

柱の方はこれていいような気がしますけど。

事務局

中山間地域の振興に改めたらいいですか。

会長

その方がいいと思います。

では、細施策の方を見ていきましょうか。上の二つの部分の細施策の物販施設等と併せた要望活動の拡充がインターチェンジ設置についてで、地域資源を生かした観光振興が、インターチェンジと併せた要望活動の拡充だと同じことだよね。

事務局

地域資源の方が(2)で線が消えている周辺観光地への誘客・案内効果の検証が(1)になり、(2)が地域特産品の販売の活動の充実が地域資源を活かした観光振興なので、言われるように物販施設とインターチェンジをまとめた方がいいかもしれません。

事務局

要は、インターチェンジはつけてという要望で、物販施設はうちがそれに併せて計画したもので本当は別物。抱き合わせでもいいんですが要望はインターをつけて、インターチェンジがついたら道の駅みたいな物販施設をという検討と要望。

会長

では、インターチェンジと併せたというのが(1)になる方がいいのでは。とりあえずインターチェンジありきの話であって、それがついた後に物販施設が欲しいよねという話だよね。

事務局

併せた要望ではなくて、併せて検討をすればいい。

会長

わかりやすく、インターチェンジの要望活動の拡充が(1)で、(2)に物販施設等の検討とか。インターチェンジの要望は継続でしていますから。

委員

継続しているが、見込めないので新しい計画書を作るとか急いでしないと。

事務局

先ほどの活性化手順の中に入っており、そういう流れで検討はしていこうと思うので形として残させていただきたい。

事務局

(1)をインターチェンジの要望活動拡充、(2)を物販施設の設置検討でとどめておく。

会長

はい、それでは次いきましょう。

事務局

(2)地域資源を活かした観光振興はよかったですか。

委員

いいと思います。

会長

(2)の細施策は(1)持続可能な中山間地域づくりの推進ということであげているところです。あんまり細かく地域限定というような書き方をせず、結局実施計画の方でそれは考えていかなくてはいけないので。

事務局

10ページ以降の題が決まればその中で文章的には北部とかエリア部分で検討するようにすれば大丈夫かなと思います。この題だけは広く拾えるものにしないと、拾えなくなっては困るので。実施計画の方で南部や北部等の事業を具体的に拾っていけばいい。

委員

(1)には福部中心部の中心地機能の拡充が残り、(2)が中山間地域の振興に変わって、(1)持続可能な中山間地域づくりの推進だけでいいですよね。

委員

中山間地域の振興の細施策で持続可能な中山間地域づくりの推進とあるが何をするのかというのが全然イメージがつかない。例えて言えば、耕作放棄地や空き家とか具体的にすることのイメージがつかないと。

委員

そうですね。今年度から耕作放棄地の解消のための地図や目標値を作ったりする地域プランの作業が福部でも始まるので、入れておいた方がいい。

事務局

人農地プランが新しく呼び名が変わります。

委員

4月から変わっており、それを作らないといけない。具体的に10年後の土地一筆一筆に誰がどのようにそこを使うかという地図を作る作業ですが、それを言っているのですよね。

委員

もっと言えば、例えば耕作放棄地があって共同で誰が作るとか、ほったらかしで草ぼうぼうの場所や不法投棄の場所を綺麗にするだけでも景観が違う。できれば農作物を作るのがいいけどそんなイメージ。

事務局

福部の基幹産業は農業と観光なので基幹産業を活かした地域づくりとか。農業だと米や畑を作りましょうとか、それに連動した具体的な土地利用の活性化をここで拾うという。ハード・ソフト全部含めた基幹産業の活性化を図る、また推進するみたいな感じ。

会長

持続可能な中山間地域づくりの推進を辞めて農業や観光などの基幹産業の活性化を推進というような文言にしましょうか。それで、あとは変更点としては特には出ていませんが、何かご意見があればお願いします。

委員

塩見川改修事業の推進はもうひと段落したのか。

事務局

暫定で機能拡大を令和13年度を目標に、3mの堰堤を付け完成するまでには30年必要。

委員

この中に少子高齢化、子供の教育とかが入ってない。

事務局

実施計画の方には結構入っています。

委員

柱の3に、空き家対策、移住定住施策があるので、市営住宅の対応を早くしてもらいたいのと、若い層にいかに子供を産みやすい体制かをPRするとか。

委員

学校教育と子供を増やすのは別問題。やっぱり移住促進が肝で移住促進して人に来てもらって子供を産んで継続的にここに居住してもらうことだと思う。

事務局

これが固まったら実施計画を見てもらいますが、実施計画の中では教育が出てきますので、ゼロではないです。問題意識があれば、あそこで上げてくればいい。

地域プランの中に大項目を作ると、やりにくい部分もあって、これは全体で考えるべき中身か地域で考えるべき中身なのかということで、この計画の流れでは個別の部分は実施計画の中で出すことにしていますので、問題意識があるものは実施計画の中で形を変えて入れるみたいな考えです。移住定住の計画はあるが空き家とかに移ってもらいながら魅力ある地域にしていくということがそれに繋がっていくのではないかと思います。

委員

八重原から入った埋め立てしている土地に団地を建てるとか、自然堂の敷地にグランドゴルフの設備を整備してもらえば。

事務局

あれは個人の土地なので難しいと思います。

会長

一番最後の防災・防犯対策の充実で、(2)通学路の防犯灯の充実っていう文言がありますが、予定していた町内43基はつけ終わった状態。それ以降に追加要望は出ていませんので、今後は維持管理のみと考えているところで、充実は終わった。

今のところまだ新しいので壊れることもないし残すのがいいのか。

事務局

実施計画には、管理運営と追加があった場合に対応するとなっていますので、充実は必要ないと思います。

事務局

防犯対策として通学路点検は毎年地域と学校、PTAや関係団体で行っています。

委員

大きな施策の中に、防災・防犯とあるので、今後管理運営があるのであれば残しておいた方がいいと思います。

事務局

充実を辞めて維持管理の徹底とか。

会長

他にはどうですか。

委員

先ほど実施計画に載っているということで見れば、にぎわいのあるまちづくりの中で、子どもの多様な学びの環境の創出などがあるので、ここにちゃんとあげたほうがいい。

事務局

柱2の(1)の(3)に追加。

会長

梨の袋掛け体験とかをやっていることを踏まえたら、中心地だけではない。らっきょう畑を借りる農業体験とかいろんな地域があるので中心地だけではない。

事務局

では(2)の(2)はどうでしょう。中山間地域の振興の(2)に、多様な学びの環境の創出で追加させていただきます。

会長

ちなみに福部未来学園は小規模校の指定に入っていて、他の校区から通うことができる学校で、今6名の方が福部地域以外から通っています。まだ福部は20人前後の子供たちが在籍していますがそれに安心しているわけではない。やはり地域の子は地域で育て、増やすという事は大事なこと。またその辺は実施計画とかがあるので、そこで検討したらいいかなと思います。

こんなところでいいですか。次行きます。視察先の候補について。

 (2)視察先候補について・・・事務局より資料2に基づき説明

  【意見、質疑応答】

会長

より具体的にわかるように資料をつけていただきましたが、視察目的を明確にして視察先を決めていこうと思います。これ以外にも候補があれば意見を出していただきたいと思います。

委員

視察は6年度のいつごろを予定。

事務局

未定ですが、予算が通ればいつでも行けます。また時期も含めて協議をさせていただきたいと思います。

会長

他に何かありませんか。次回も基本計画の見直しの検討ということになりますか。

事務局

今日9ページの柱、施策・細施策が決まりましたので、今度は10ページ以降の見直しをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

会長

それでは、長時間にわたって議論いただきましてありがとうございました。以上をもちまして第3回地域振興会議は終わります。お疲れ様でした。

3 その他 

4 閉会

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