問い合わせ先|鳥取しゃんしゃん祭振興会 0857-20-3210 0857-29-1000
今年は4年ぶりに鳥取しゃんしゃん祭が中心市街地に戻ってきます。
第59回鳥取しゃんしゃん祭は、8月13日(日)にJR鳥取駅前風紋広場で前夜祭、14日(月)に中心市街地(若桜街道、智頭街道ほか)で一斉傘踊り、15日(火)に千代河原市民スポーツ広場で第70回市民納涼花火大会を開催します。
本市の夏の風物詩であり、コロナ禍からの復興・再生を象徴する祭りとして、今や世界に誇るしゃんしゃん祭の魅力を、ぜひ会場でお楽しみください。

左から第23代鳥取しゃんしゃん鈴の音大使の林瑞希(はやし みずき)さん、岩元千紘(いわもと ちひろ)さん、中田結子(なかた ゆいこ)さん
新型コロナを乗り越え、鈴の音は再び街へ
祭りの灯(あかり)を消してはならない

令和2年、新型コロナウイルスが世界中を大混乱に陥れ、本市のさまざまな地域のイベントや伝統的な祭りが中止となりました。鳥取しゃんしゃん祭も半世紀以上の歴史の中で初の「中止」を余儀なくされました。
令和3年になっても新型コロナウイルスの脅威は増し、多くの人が集まる祭りを開催できる状況ではありませんでした。しかし、祭りに携わる人々の中にあったのは「このまま祭りの灯を消してはならない」という思いでした。4千人の踊り子たち、伝統のしゃんしゃん傘、すずっこ、そして何より市民の祭りへの思い。それらを絶やさず、次の時代につないでいくために、従来の形にとらわれない祭りの開催を目指す機運が高まりました。

陸上競技場に咲いた640輪の傘の花

令和3年10月31日、2年ぶりの鳥取しゃんしゃん祭は、時期や場所が例年とは異なり、布勢のヤマタスポーツパーク陸上競技場で無観客での開催となりました。参加した踊り子は、傘踊りとすずっこ踊り合わせて640人で、体調チェックや検温を実施するなどのコロナ対策をしたうえでの祭りとなりました。
声援や手拍子、掛け声はありませんでしたが、人々の祭りへの思いが、640輪の美しい傘の花を陸上競技場に咲かせました。

コロナを乗り越え、市街地開催へ

令和4年も引き続きヤマタスポーツパーク陸上競技場を会場に開催した一斉傘踊りでは、前年よりも多くの踊り子が参加し、また、有観客で開催したこともあり、コロナ禍での閉塞感を吹き飛ばす賑やかな祭りとなりました。
こうして、3年にわたるコロナ禍を乗り越え繋いできた祭りが4年ぶりに中心市街地に戻ってきます。8月13日は6連、およそ140人がすずっこ踊りで前夜祭を盛り上げ、翌14日は82連、およそ2千百人の踊り子が一斉傘踊りで中心市街地を練り歩きます。
ぜひ会場で復活の祭りをお楽しみください。

8/13 | 日 | 前夜祭 | |
風紋広場 | 18:00〜21:00 | ||
すずっこ踊り | |||
前夜祭セレモニー |
8/14 | 月 | 一斉傘踊り | |
中心市街地(若桜街道、智頭街道ほか) | |||
一斉傘踊り | 18:30〜21:00 | ||
傘踊り体験コーナー | 18:00〜20:30 | ||
智頭街道にぎわいイベント | 15:00〜21:00 |
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8/15 | 火 | 第70回市民納涼花火大会 | |
千代河原市民スポーツ広場 | 20:00〜 | ||
約5000発の花火が本市の夜空を彩ります。 | |||

くわしくは鳥取しゃんしゃん祭振興会ウェブサイトをご覧ください。