職場体験を通して学んだこと

 桜ヶ丘中学校2年の松岡都弥(まつおか みや)さんと太田勘介(おおた かんすけ)さんが、6月27日から30日までの4日間、鳥取市役所広報室で職場体験学習をしました。同級生が職場体験をしている鳥取消防署と鳥取トヨペット(株)を訪問・取材し、写真撮影、インタビュー、原稿作成など、本格的な紙面作成に挑戦しました。
 

問い合わせ先|本庁舎広報室(33番窓口)0857-30-8008 0857-20-3040
 

市長へのインタビュー

鳥取消防署

地域の安全を守る

 鳥取消防署は地域の人々の安全を守るとともに、困っている人を助ける仕事をしている所です。実際に取材に行ってみると、笑顔が絶えないような職場でした。
 まず、職場体験中の生徒になぜ消防署で働こうと思ったのか聞いてみたところ、「働く意味、職場と学校の違いを知りたい」と答えてくれました。また、「人間性、礼儀」も学びたいそうです。
 次に、消防士の人にこの経験を中学校生活にどのように生かしてほしいか尋ねると、「早く職業に興味を持って、将来のことをイメージしてほしい」とおっしゃっていました。
 職場体験初日でしたが、消防道具に興味をもち、楽しみながらも一生懸命に取り組んでいる姿が見られました。
 
消防署

着替えはスピードが大切
 

鳥取トヨペット株式会社

車の良さを伝える

 鳥取トヨペットでは、車を点検したり、壊れた車を直したりする仕事をしています。取材に行くと、職場体験中の2人が真剣に担当の人の説明を聞いていました。
 体験中の2人に体験した感想を聞くと、「力が必要なので大変」、「ボルトをとるときが難しい」と話してくれました。
 次に、整備士の谷口(たにぐち)さんに職場体験で学んでほしいことを尋ねると、「最近、車離れしている人が多いので、車の良さに気づいて車を好きになってほしい」と話しておられました。
 体験中の2人は、真剣に話を聞いているときもあれば、興味深く車の部品を触ったり、車をきれいに掃除している様子も見られ、とても楽しそうに作業を頑張っていました。
 
トヨペット

力が必要なボルトの付け替え
 

鳥取市長インタビュー

市長から伝えたいこと

 職場体験3日目に深澤市長に面会し、インタビューを行いました。
 まず、鳥取市をどんなまちにしていきたいか尋ねると、「地域の人に住み続けたいと思われるまちにしていきたい」と答えられました。
 次に、中学生までにしておいた方がいいことをお聞きすると、「いろいろなことに興味や関心を持ち、積極的に挑戦することが大事」と話しておられました。
 私たちは、市長のお話をきいて市長は常に鳥取市のことを考えておられることがわかりました。私たちも鳥取市をよくするためにいろいろな行事に参加したいです。

編集後記

この職場体験で、記事をつくる難しさが分かりました。大変な作業もあるけど、とても楽しく体験できました。この体験を将来に生かしたいです。 (松岡都弥)
実際にインタビューにいってみて、写真を撮る時だったり、メモを素早く取ったりなど難しいことだらけでしたが、とてもいい経験ができてよかったです。 (太田勘介)