【サウンディング型市場調査】地域生活交通の維持確保に向けて民間事業者との対話について登録日:
サウンディング型市場調査の結果についてお知らせします。
地域生活交通の維持確保に向けて、より効果的に取り組んでいくため、民間事業者と市で対話を行い、民間事業者の優れたノウハウや技術などを伺うとともに、市の考えを民間事業者と共有する場を設けます。
この対話を通じて、市場性や妥当性を事前に把握することによるリスク回避や、民間事業者の力が発揮できる制度構築など、官民双方にとってよりよい事業展開になるよう検討していきます。
1 市場調査の目的
地域生活交通を取り巻く環境は年々厳しくなっており、次の2つの課題について、早急に実践的で効果的な民間手法の導入に向けて、事業者と直接意見交換(対話)し、その内容を令和6年度以降の施策に反映することをめざします。
(1)共助交通の維持・確保について
地域(特に中山間地域)における生活交通を将来にわたって安定して維持・確保していくためには、地域住民(まちづくり協議会)だけでの取り組み(共助交通)では限界があり、民間事業者の優れた技術やノウハウを生かすことが重要と考えています。
(2)青谷地域における路線バスの代替交通について
青谷地域においては、長年にわたってバス路線の維持してきたバス事業者が完全撤退することから、路線バスとは異なる形態で交通手段を検討する必要があります。地域の実情をふまえると、公共交通利用者の大幅な増加は困難であり、持続可能な代替交通の導入に向けて効率的な手法を検討する必要があると考えています。
2 対話の方法(対話は個別に実施)
(1)日時・場所
令和5年10月10日~11月15日(30~60分程度…申込み後、個別に調整)
鳥取市役所内会議室またはオンライン会議
(2)対象者
対象案件の実施主体となり得る能力・体制を有する法人もしくは法人のグループ
(対象案件が事業化される際に参加意向を有する者)
(3)対話参加の申込み(事前申込制)
エントリーシートに必要事項を記入し、11月10日までに申込み先へ提出
(エントリーシートの各項目の内容が分かれば様式は問いません。)
3 対話内容
(1)共助交通の維持・確保について
(1) 共助交通の事業主体となっているまちづくり協議会等が抱える課題への対応
・運転手の確保
・運行管理体制の維持・構築
・予約や配車の効率化 など
(2) 持続可能な共助交通に向けた方策
・事業主体となる事務局へのサポート
・効率的な運行の仕組みづくり など
(2)青谷地域における路線バスの代替交通について
・運行にあたっての条件及び課題、リスク
・地元事業者による運行(乗務員の確保)の可否
・より効率的な運行計画、手法
・共助交通の可能性 など
(3)その他
・中山間地域における生活交通の維持に関する具体的な施策
※市場調査の詳細は、実施要領をご覧ください。
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