令和5年度 第6回 鹿野地域振興会議登録日:
令和5年度 第6回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
第6回 鹿野地域振興会議 議事概要
日 時:令和6年1月18日(木) 午後1時30分~午後3時15分
場 所:鹿野町総合支所 2階 会議室
【出席委員】
徳岡義広、小川義和、長谷川誠一、兼平 恵、砂川重雄、塚本 均、佐々木千代子、筒井洋平、山名 修、池原恵理、武部夏美
以上11名(敬称略)
【欠席委員】
吉井秀三
以上1名(敬称略)
【事務局】
<鹿野町総合支所>
岡本支所長、小林副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、國森産業建設課長、横山市民福祉課長、宮本地域振興課課長補佐
<鳥取市水道局>
谷口工務課長、中原工務課係長
【傍聴者】
なし
【日 程】
1 開会
2 支所長あいさつ
3 議題
(1) 鹿野地域の水道施設整備計画について 資料1(PDF/672KB)
(2) 地域振興会議の今後のあり方について 資料2(PDF/4MB)
4 報告事項
(1) 鹿野財産区議会について 資料3(PDF/1MB)
(2) 図書室・図書開放のあり方について 資料4(PDF/97KB)
(3) 行事経過報告及び今後の予定について 資料5(PDF/63KB)
(4) 自治会長会総会での行政連絡について
5 その他
6 閉 会
◎議事概要
3 議題
(1)鹿野地域の水道施設整備計画について
事務局より資料1に基づき説明。
【委員】鹿野配水エリアに浄水施設を整備するということは、クリプトスポリジウムが確認されているということか。
【事務局】鹿野配水エリアでは、塩素滅菌前の原水において大腸菌が検出される時があります。国の指針では、「大腸菌などの指標菌が検出された場合、クリプトスポリジウムが検出される恐れがあるため、予防対策のための施設を整備する必要がある」とされています。
【委員】浄水施設は膜ろ過で処理するのか。
【事務局】浄水施設の処理方法については、現在検討中でございます。
【委員】配水エリアの統合で広域になるようだが、地震災害などがあった場合は大丈夫なのか。
【事務局】現在の施設は耐震性が劣るため、統廃合計画に沿ってある程度の大きさを持った耐震性のある施設整備を進めていきたいと考えています。管路については、エリアが広いため少しずつとなりますが、順次、耐震管に布設替えする予定です。
【委員】鹿野と今市の水源は同じ河内川水系だが、クリプトスポリジウム対策を考えると、今市水源も浄水施設を建設する必要があるのではないか。
【事務局】今市水源については、クリプトスポリジウム対策を備えた気高町下石の新しい浄水施設へ送水したうえで、今市エリアへ配水する計画としています。
【委員】緊急時の対策を考えた統廃合とあるが、昨年の鹿野と今市の水源が同時に濁水したような場合でも対応できるのか。
【事務局】今回の統廃合計画には、災害等で管の破損や施設が壊れた場合に、他の配水エリアから水を補い合える連絡管の整備などの対策が盛り込まれています。
(2)地域振興会議の今後のあり方について
事務局より資料2に基づき説明。意見なし。
4 報告事項
(1)鹿野財産区議会について
事務局より資料3に基づき説明。
【委員】市町村合併後も鹿野町だけが独自の議会を続けてきた。すべて市の考えにあわせる必要はないと思うが、今回の管理会制への移行で市の財産区が一つになる。
【委員】集落で委員を4年したことがあるが、任期は各集落で決められるのか。
【事務局】集落から選出される管理会委員の任期は4年です。それとは別の各集落の財産区担当者の任期については、これまで通りそれぞれ集落で決めていただきます。
【委員】財産区の管理において、造林事業者とは、東部森林組合などの大きな民間事業者のことか。
【事務局】その通りです。ほとんどの造林地において、造林事業者と林野保護組合と自治会の3者で分収契約を行っています。
(2)図書室・図書開放のあり方について
事務局より資料4に基づき説明。
【委員】壊れているトレーニングセンター図書室のエアコンを修理する予定はあるのか。
【事務局】予算のこともあり、すぐには修理できないため、今年の冬はストーブで対応させていただきます。冷房が必要になる夏までには、仮設で対応する予定です。本格的な修理は1年後ぐらいになりそうです。
(3)行事経過報告及び今後の予定について
事務局より資料5に基づき説明。
【委員】勝谷を考える日は2/18(日)から3/2(土)に変更になった。
【委員】1/26(火)に鹿野学園で餅つきをする。スタッフが少ないので学園から学校応援団に応援を頼んでいただいた。
(4)自治会長会総会での行政連絡について
事務局より資料に基づき説明。
【委員】年末年始に富山の実家に帰省していた時に能登半島地震に遭い、近くの避難所へ避難した。自分は逃げるのが精いっぱいで何もできなかったが、お年寄りを背負って避難してくる方もあった。資料にある避難行動要支援者支援制度は、どのような制度か。
【事務局】地震などの災害時において、集落内に要介護者などの支援が必要な方がいる場合、毎年、各集落から支援者の登録をいただいています。その名簿を集落と支所で情報共有し、災害時の支援に役立てる仕組みとなっています。また、支援してほしい方がいれば、自治会長や民生委員を通じて、随時登録することができます。ただし、登録すれば必ず安全に避難できるというわけではありません。あくまでも災害時に要支援者を自治会内で円滑にサポートできるようにするための制度です。
【委員】名簿は支所に保管してあるのか。
【事務局】支所にありますが、自治会長と民生委員も持っておられます。
【委員】私の集落では担架とヘルメットを公民館に設置し、防災訓練などを実施している。
【委員】私の集落の自主防災会では「支え愛マップ」を作成し、要支援者は誰で、日中・夜間別に誰が支援するのかを住民全体で把握し、皆で共助できるようにしている。
5 その他
(1)鹿野城跡公園の老朽化した桜について
【委員】管理者は分からないが、旧鹿野小学校のグラウンドにある桜が老木となり、対策が必要だと思う。先日の新聞記事に、袋川の桜土手の桜と桜の間が狭すぎるなどの対策について掲載があった。鹿野でも同じような対策ができないか。
【事務局】旧鹿野小学校のグラウンドにある桜は、鹿野城跡公園の一角なので支所の管理となります。これまで、「城山まもりたい」に老木の桜の間に新しく桜の植栽をしていただいています。大きくなるまで時間がかかるなど、いくつか課題があると思いますので、今後、対策を検討していきたいと考えています。
【委員】長期的な計画を立てたうえで植え替えるなど、どういう対策が必要なのか町民を巻き込みながら進めていってほしい。
【委員】城跡公園の桜は寿命だと思う。老いた桜を抜いた後に若い桜を植えても育たない。素人では分からないこともあるので、植え替えについては専門家に頼んだほうが良い。
(2)人口推計について
【委員】国の人口問題研究所が2050年の人口推計を公表した。鳥取県は島根県よりも減少率が高く、40万人になるということだ。そのうち鳥取市は25%人口減少し、特に山間地域が大きく減少する予想であった。鳥取市の旧町村単位での推計のデータは無いのか。
【事務局】確認し、次回報告します。
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