鳥取市

令和6年4月5日市長定例記者会見録登録日:

令和6年4月5日午前10時00分から、麒麟Square2階多目的室1

令和6年4月5市長定例記者会見

 

はじめに

会見項目

1 次の50年へ。未来創造ステーション

-ワクワクが止まらない、駅からはじまるミライのカタチ-

鳥取駅周辺再生基本計画 (案)について市民政策コメントを募集します。

資料1(PDF/121KB)

2 砂の美術館第15期展示 砂で世界旅行フランス編 いよいよ開幕!

資料2(PDF/384KB)

3 クルーズ船「ル・ソレアル」が鳥取港へ寄港します!

資料3(PDF/106KB)

質問項目

4 鳥取城跡の常設の展示館設置について

5 ヤマタ鳥取砂丘ステイションの予約状況について

6 鳥取砂丘西側リゾートホテルの進捗について

7 鳥取駅周辺再生基本計画案について

 

 

はじめに

 

市長

 今年度初めての、第1回の会見です。新しい年度がスタートしました。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 会見項目に入る前に、2点について触れさせていただきます。

 まず、桜と城跡のライトアップと、駐車場の満車・空車システムの導入についてです。

 予想ではもう少し開花が早いように思っていましたが、少し開花が遅れ、今、鳥取城跡、それから袋川土手等で桜が見頃を迎えています。これに合わせて、鳥取城跡と、袋川一帯のライトアップを3月25日より始めています。

 本来の予定ですと、開花の期間に合わせて、明後日4月7日までのライトアップとしていましたが、開花の時期が少し遅くなった状況もあり、少し期間を延長して4月10日までとさせていただきます。

 この桜のライトアップに合わせて、3年目となる鳥取城跡のライトアップも行っており、今年は12月1日まで毎日行います。この期間中に、月1回程度、鳥取城跡ときめきマルシェを開催し、ライトアップされた鳥取城跡の中でナイトマルシェをお楽しみいただきたいと考えています。今月は4月27日にときめきマルシェが開催される予定で、以降、月に1回程度の開催となりますので、ぜひ多くの皆様にお越しいただきたいと思います。

 また、鳥取城跡を訪れていただく市民の皆様、観光客の皆様の利便性の向上を図るため、桜のライトアップに合わせて、3月25日から鳥取城跡周辺の駐車場の満車・空車の情報を確認していただけるシステム「早くて便利!パーク&ライドで鳥取城跡へGo」、このサービスを開始しています。

 これは、鳥取城跡周辺の対象となる駐車場の満車・空車情報、そして100円バス「くる梨」緑コースのリアルタイムの運行情報を専用サイトで提供し、駐車場から城跡にスムーズに移動していただくことをサポートするシステムです。鳥取城跡も復元整備が進んでおり、ライトアップなどで魅力が高まってきていますので、この城跡への移動をより快適なものとしていくことで、まちなか観光のさらなる推進を図っていきたいと考えています。鳥取市のホームページ、それからチラシ等にQRコードがありますので、そこから入ってスマホ等で御利用いただければ便利ではないかと思っています、ぜひこのシステムを多くの皆様に御活用いただきたいと思っています。

 次に、鳥取城跡・仁風閣展示館のオープニングセレモニーについてです。

 明日4月6日は「城の日」ということで、4月2日から運営はスタートしていますが、4月6日、城の日にオープニングの記念セレモニーを開催し、仁風閣の外観や宝隆院庭園、鳥取城跡の復元整備等についてのガイドツアーも開催させていただきます。この施設内には、記念撮影用のパネルなども設置しており、仁風閣の修理期間中は、ぜひ多くの皆様にこの施設を御活用いただきたいと思っています。仁風閣の復元整備について、これから数年間、大体令和10年ぐらいまででしょうか、この辺りまでかかりますので、この間、ぜひこの展示館を御活用いただければと改めてお願いします。

 

会見項目

 

1 次の50年へ。未来創造ステーション

-ワクワクが止まらない、駅からはじまるミライのカタチ-

鳥取駅周辺再生基本計画 (案)について市民政策コメントを募集します。

 

市長

 本市では、令和3年3月に第2期の鳥取駅周辺再生基本構想を策定して、主要な交通結節点である鳥取駅周辺の再生に向けた官民連携の取組を進めています。

 令和5年8月には、交通やまちづくりの専門家をはじめとした様々な分野の方で構成する「鳥取駅周辺リ・デザイン会議」を立ち上げて、駅周辺の再整備について議論を重ねてきました。こういった議論を基に、このたび整備方針や整備イメージをまとめた「鳥取駅周辺再生基本計画(案)」を作成しました。この計画案について、今月の22日から5月13日までの間、広く市民の皆様からの御意見を募集します。

 期間中は、まちなか未来創造課や市役所本庁舎、駅南庁舎総合案内、また総合支所窓口において、この鳥取駅周辺再生基本計画案の閲覧や資料の配付、また、市のホームページからも閲覧できるようにしていますので、ぜひ多くの皆様にこの計画案についての御意見をいただきたいと思っています。

 

2 砂の美術館第15期展示 砂で世界旅行フランス編 いよいよ開幕!

 

市長

 4月19日金曜日に、いよいよ第15期展示「砂で世界旅行・フランス編」がオープンします。圧倒的なスケールと繊細な造形美による砂像の世界をぜひ多くの皆様にお楽しみいただきたいと思っています。

 今年はパリオリンピック・パラリンピックが開催される年です。また、フランスのベルサイユ宮殿、ノートルダム大聖堂、ナポレオン等、フランス史と華やかな芸術文化をテーマとしたこの「砂で世界旅行・フランス編」をお楽しみいただきたいと思っています。会期は、4月19日から来年の令和7年1月5日までとさせていただきます。

 この開幕に先立ち、内覧会とオフィシャルスポンサーお披露目式を4月18日16時から砂の美術館で開催します。

 また、オープニングセレモニーを、4月19日8時20分から、砂の美術館の駐車場内にあるウエルカム砂像の前で開催させていただきます。ぜひ多くの皆様に、このオープニングセレモニーにお越しいただきたいと思っています。

 なお、この砂の美術館第15期展示のオープニングセレモニーが行われる4月19日には、鳥取砂丘の西側に開業するヤマタ鳥取砂丘ステイションの完成記念式典が、同日の午後3時から行われます。このヤマタ鳥取砂丘ステイションの記念式典の内容については、ヤマタホールディングス株式会社様が提供される完成記念式典のプレスリリースを御確認いただきたいと思っています。

 

3 クルーズ船「ル・ソレアル」が鳥取港へ寄港します!

 

市長

 クルーズ客船の「ル・ソレアル」、これはフランス船籍の客船ですが、北前船の航路をたどる旅として日本各地を周遊され、4月15日月曜日に鳥取港へ寄港していただくこととなりました。この「ル・ソレアル」の鳥取港寄港は、昨年の4月17日に続き2年連続2回目となります。寄港当日の4月15日には、鳥取港で13時から入港セレモニーが開催され、これには私も出席させていただく予定ですし、また、地元の賀露保育園と賀露みどり保育園の園児の皆様による歓迎のダンス等も予定されています。また、この寄港日当日には、現地ツアーとして鳥取砂丘と砂の美術館を訪れていただく予定となっており、ちょうどフランス編ですので、この砂像をお楽しみいただきたいと思っています。

 4月15日はまだ開館日の前ですが、フランスと、また世界との交流をさらに深めていただくことも期待して、このクルーズ客船の皆様には一部、特別に見学していただきたいと考えています。

 

質問項目

 

4 鳥取城跡の常設の展示館設置について

 

中村記者(日本海新聞)

 仁風閣の展示館について、これは、仁風閣修理期間中の仮というか、期間限定の展示室になると思います。以前から常設の展示館の話を少し質問させていただいていると思うのですが、改めてこの城の復元整備計画の中で、城跡内のどこかに常設の展示館を設置する構想というのは、今のところ、どの程度あるでしょうか。

 

市長

 これは、前提としては、工事期間中に限ってということで想定しています。また、これから仁風閣の復元修理と、鳥取城跡の復元整備が同時に進行していく状況になります。これからの数年間がそのような状況だと思いますが、展示館のようなガイダンス施設が必要かどうかということも我々は研究していく必要があるのかなと思っていますが、現時点では、常設で、復元整備等が終了した後に開設することまでは、具体的には今、まだ考えていません。

 

中村記者(日本海新聞)

 旧美歎水源地には立派なガイダンス施設があると思いますが、やはり同じ重要文化財がある、仁風閣のような重要文化財があるところには、展示施設はやっぱり大事だなと思ったりするのですが、市長はどうでしょうか。

 

市長

 現在は、この仁風閣そのものの中に色々な関係の資料等が展示されていますし、仁風閣が建設された経緯等も、その中で御覧いただける形になっていますが、その仁風閣そのものの、別にそういうものが必要かどうか、場所の問題もあり、それから城跡の関係もあると思いますので、今後の検討課題ではないかと思っています。現時点ではそのように考えています。

 

5 ヤマタ鳥取砂丘ステイションの予約状況について

 

西田記者(日本海新聞)

 先ほど会見の内容でちらっと出てきたのですが、砂丘西側のヤマタステイションは弊社の取材ですと200人以上が現状、予約が入っているということで、これが市長として予想の範囲内なのか、予想以上にかなり予約が入っているのか、受け止めをお伺いします。

 

市長

 順調にスタートしたという実感です。最初はかなりたくさん、想像していた以上に予約していただけたのかなと感じもしたところですが、これがこれからずっと継続していくことも重要ですので、もう少し経過を確認したいと思っています。まずは順調な滑り出しではないかと考えています。

 

6 鳥取砂丘西側リゾートホテルの進捗について

 

西田記者(日本海新聞)

 ヤマタステイションと、それ以上か、もしくはそれと同じぐらい西側のリゾートホテルも誘客にかなり期待がかかっています。最初にこれからやりますといった会見以降、もちろん運営会社というか、あちらのほうの発表になると思うのですが、ちょっと音沙汰がないもので、今、現状でどういう状況なのか、順調に進んでいるのかどうかも含めて、分かる範囲でいいので、ちょっと教えてもらえたらと思います。

 

市長

 予定どおり進んでいると、我々は確認していますが、一つには、大阪万博のほうの建設需要等との兼ね合いで、なかなか一挙に進めていくことが少し厳しい状況にあると、事業者からも折々聞いています。できれば、そういったところがクリアされたら、早く進めていただきたいなと思っていますし、事業者の皆さんも、それは同じ思いであると考えています。

 

西田記者(日本海新聞)

 現状では、以前の会見であった、2026年度開業予定ということですが、そこには間に合いそうという認識でしょうか。

 

市長

 そうですね、できる限りそれに間に合う形で進めていただきたいと思いますが、今後の情勢次第ということも一つあると思います。

 また、一方で、ブランディングやコンセプトづくり等、こういった部分については着実に進めていただいていると直接伺っており、準備は着々と進めていただいていると判断しています。

 

西田記者(日本海新聞)

 今、現状では、ここからさらに延期というのはまだ考えられないでしょうか。

 

市長

 そうですね、先ほど申し上げたように、関西圏域の建設需要全体の兼ね合いで、事業者のほうで具体的に工事を進めていただけるのが見えてくるのが少し押されているところはあろうかと思いますが、そういったことがクリアされれば、予定どおり進めていただけるのではないかと、期待も含めてそのように考えています。

 

7 鳥取駅周辺再生基本計画案について

 

杉谷記者(TSK)

 鳥取駅周辺再生基本計画ですが、現状、複数回の会議を重ねて見えてきた課題と、あと、それをどのように改善していく計画なのかを改めて教えていただければと思います。

 

市長

 これについては、令和5年度中に4回会議を開催し、非常に活発な議論を重ねてきていただき、その中で色々と具体的な提言等も行っていただいたところです。

 やはり課題としては、これは鳥取市だけで進めていく事業ではありません。関係機関、例えば国、鳥取県、それから経済界、地元の皆さん、色々な方との連携をしっかり密にして前進していく、進めていくことが一番の課題ではないかと思っています。

 また、市民の皆様にこういった事業の必要性を御認識いただいて進めていこうと、その機運をこれから醸成していくことも併せて求められると考えていますので、この基本計画案のパブリックコメントを経て、機運を醸成しながら、また、関係機関とも連携を密にする、それらを具体的に進めていくのが、この令和6年度であると考えています。

 また、これは将来的な話かもしれませんが、具体的な施設等の建設が進められていった場合に、将来、そこの運営管理等が円滑に、また順調に行われるように、例えば公共施設等をそこに入れていくことも求められると考えています。これはもう少し先の話ですが、そのようなことについても、個別具体に早い段階から検討を進めていく必要があろうかと思っています。課題としては、先ほど申し上げたように、関係機関とのしっかりした連携、また、この事業についての機運の醸成、この辺りになるのではないかと思っていますし、具体的にこのリ・デザイン会議の中でもそのような趣旨の御発言をいただいています。

 

 

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