本市を含む「麒麟のまち圏域」(鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、香美町、新温泉町)では、これまで県境を超え、単独の市町では解決が困難な課題を共有しながら、連携して圏域全体の持続的・一体的な発展に取り組んできました。
国は「地方創生2.0」として地方創生を推進する5つの柱を設け、その1つに「広域リージョン連携」(都道府県域を超えた広域連携の新たな枠組み)を位置づけることを表明しました。
麒麟のまち圏域の連携は、広域リージョン連携の考え方を先取りした、地方創生2.0の実現につながる取り組みです。これらをさらに深化・発展させ、より効果的に推進するため、この度「圏域版の総合戦略」を策定しました。
●計画期間
令和6年度~令和9年度
●戦略の概要
「第2期因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏ビジョン」に定めた事業のうち、地方創生を加速させるために、圏域の市町が連携して重点的に取り組む3つの柱を設定し、関連する主な事業を「重点事業」として位置づけます。

令和6年度第3回麒麟のまち創生戦略会議
後列左より 岩美町長、若桜町長、智頭町長、新温泉町長、八頭町副町長
前列左より 鳥取市長、香美町長
後列左より 岩美町長、若桜町長、智頭町長、新温泉町長、八頭町副町長
前列左より 鳥取市長、香美町長
柱
圏域全体の経済成長のけん引

- 起業・創業支援事業
- 農産物販路拡大支援事業
- 日本遺産・麒麟獅子舞を生かした圏域活性化事業
- 地域連携DMO「一般社団法人麒麟のまち観光局」支援事業 ほか計6事業
柱
高次の都市機能の集積・強化

- 鳥取砂丘コナン空港利用促進事業
- 公共交通機関のキャッシュレス化推進事業
- 公立鳥取環境大学が実施する教育・研究活動との連携事業
- 鳥取大学が実施する教育研究プロジェクト等との連携事業
柱
圏域全体の生活関連機能サービスの向上

- 麒麟のまち孤独・孤立対策官民連携
プラットフォーム推進事業 - JR山陰本線利用促進事業
- 広域バス路線等運行支援事業
- 圏域移住促進事業 ほか計8事業
