令和7年8月22日市長定例記者会見録登録日:
令和7年8月22日午前10時から、麒麟Square2階 多目的室1
令和7年8月22市長定例記者会見
会見項目
2 「戸籍への振り仮名記載についてのお知らせ」の発送について
「いつでもここで〜みんなのための鳥取市のうた〜」の動画公開と鳥取市満喫クーポン!キャンペーン開始について
質問項目
市長
皆さん、おはようございます。
会見項目に入る前に、第61回鳥取しゃんしゃん祭について触れさせていただきます。
8月13日から15日までの3日間、天候にも恵まれて、第61回鳥取しゃんしゃん祭が盛大に開催されました。多くの皆様にお世話になり、心より感謝申し上げます。
8月13日に風紋広場で開催された前夜祭では、7団体204名の踊り子の皆さんにすずっこ踊りを元気いっぱいに披露していただき、祭りのオープニングを盛り上げていただきました。
また、8月14日の一斉傘踊りは、令和元年第55回の祭り以来の、二部制で開催させていただき、108団体3,191名の多くの踊り子の皆さんによる華やかなしゃんしゃん傘の一斉美が沿道に集まった多くの観客の皆さんを魅了し、中心市街地が活気とにぎわいに満ちあふれました。
また、15日には、しゃんしゃん祭のフィナーレを飾る第72回市民納涼花火大会が開催され、鳥取市の夏の夜空を彩る7,000発の花火を多くの皆さんが楽しまれました。
既に8月18日にお知らせしていますが、この3日間の観客数は、前夜祭が1万1,000人、一斉傘踊りが23万7,000人、市民納涼花火大会が10万人、ほかにもイベントがあり、そういったものを合計すると、35万2,500人となりました。今後も多くの皆様に愛され、また、楽しんでいただける祭りとなるように、鳥取しゃんしゃん祭振興会を中心に、今後の課題を整理して、来年の開催につなげていきたいと考えています。
会見項目
市長
来月、9月1日開会予定の鳥取市議会9月定例会上程予定の補正予算の概要について触れさせていただきます。
一般会計補正予算額が11億6,158万余と、今、計数を締めているところです。主な内容は、米の増産緊急支援事業に係る経費が6,000万円、7月に雨が降らなかったため渇水対策等の緊急事業が200万円、それから熊対策事業で、今、熊が全国各地に、鳥取市でも出没していますので、その対策として必要な物品等を購入する経費です。また、今年6月に大雨があり、被災した施設がいくつかありますので、その復旧に係る経費もこの9月議会に計上させていただきたいと思っています。また、そのほか、妊娠・出産包括支援事業費として、産後ケア事業の見込み件数が今後増えるということで、その必要な経費、また、インバウンド観光客の大幅な需要増による周遊タクシーの運行補助経費、宿泊キャンペーンの事業費、インバウンド関係が好調ですので、必要な経費をこれから増加を見込んで、9月定例会に計上していきたいと考えています。
2 「戸籍への振り仮名記載についてのお知らせ」の発送について
市長
令和5年に戸籍法が一部改正され、今年、令和7年5月26日から戸籍の記載事項に、新たに氏名の振り仮名が追加されることになりました。来週8月25日より戸籍に記載する予定の振り仮名の通知はがきを郵送させていただきますので、届き次第、通知の内容を確認していただきますよう、改めてお願いします。
あらかじめ仮の振り仮名を振っていて、これが正しい場合は、届出は不要です。振り仮名が実際と異なっている場合は届出をしていただく必要があり、マイナポータルを利用したオンライン、郵送、窓口、いずれかの方法で来年の5月25日までに届出していただきますようお願いします。
発送件数は、市内が5万2,332通、市外が5万494通の合計10万2,826通です。お問い合わせ等については、振り仮名コールセンターと、鳥取市振り仮名専用電話を設置していますので、何か分かりにくい点等がありましたら、お問い合わせをいただきたいと思います。
また、資料に通知のサンプルを掲載しており、実際には裏表になるようなはがきになります。こちらに振り仮名等をつけて、それぞれ該当の方に郵送させていただきたいと考えています。
「いつでもここで〜みんなのための鳥取市のうた〜」の動画公開と鳥取市満喫クーポン!キャンペーン開始について
市長
本市は「いつまでも暮らしたい、誰もが暮らしたくなる、自信と誇り・夢と希望に満ちた鳥取市」の実現を目指して、本市の魅力を全国に発信するシティプロモーション「#鳥取家族」を展開しています。この取組の6年目を迎える今年度の「#鳥取家族」では、シンガーソングライターの矢井田瞳さんとのコラボが実現し、オリジナルの楽曲「いつでもここで~みんなのための鳥取市のうた~」が完成しました。
このオリジナル楽曲の制作に当たっては、鳥取市が今の時代、社会にとってどんな場所になれるかを考えるワークショップを市民参加により開催し、このワークショップの中で色々な言葉、キーワードが出されて、そういった言葉も歌詞の中に取り入れられており、鳥取市に暮らしているからこそ分かる魅力を表現した楽曲になっています。
この動画は本日公開し、矢井田瞳さんと市民の皆様が一緒に作り上げたオリジナル楽曲を合唱する動画となっています。これは、鳥取市公式ユーチューブチャンネルで公開し、FM鳥取のラジオCM、市役所本庁舎で朝8時15分からの館内放送に使用する予定としているほか、各小・中・義務教育学校の児童生徒の皆さんにも歌っていただけるように広げていきたいと考えています。
それでは、動画を御覧いただければと思います。
〔コラボ楽曲動画視聴〕
〔矢井田瞳さんコメント動画視聴〕
市長
以上です。
この動画の公開と併せて、「鳥取市満喫クーポン!キャンペーン」を今月29日金曜日よりスタートします。鳥取市内の飲食店等で割引を受けられるもので、鳥取市公式LINEに友だち登録をしていただき、「#鳥取家族」×「矢井田瞳」オリジナルコラボ動画「いつでもここで~みんなのための鳥取市のうた~」を視聴していただいた方1万2,000人に、市内の飲食店等で使用が可能な2,000円分の鳥取市満喫クーポンをプレゼントします。
このキャンペーンPRポスターにも矢井田瞳さんを起用し、「すごい!鳥取市」キャンペーンの最初から鳥取市民を撮り続けていただいている写真家の浅田政志さん撮影による、鳥取市で生き生きと暮らす鳥取市民「鳥取家族」の皆さんとのコラボポスターを制作し、対象店舗、また本庁舎を含む市内各所に掲出して周知を図っていきたいと考えています。
この割引クーポンの利用を通して、市内の飲食店等での飲食の促進による地域経済の活性化も図っていきたいと考えています。
多くの皆さんにこの楽曲を視聴していただき、そして市内の飲食店等でこのクーポンを利用していただければと思っています。1万2,000名分を準備していますので、ぜひ御参加いただきたいと思います。
質問項目
中村記者(日本海新聞)
矢井田瞳さんとのコラボの件ですが、有名なアーティストさんが鳥取市の、鳥取市民のために歌を作ってくださって、合唱をイメージされたということで、皆さんで歌ってほしいということでした。改めて、市長、この思いというか、歌ってくださったことへの感謝のメッセージをお願いできますか。
市長
この楽曲を制作していただくに当たり、市民の皆様に参加いただいたワークショップの中で色々なお話をいただき、その中のキーワード、言葉を参考に作詞していただいたということですので、市民皆さんの色々な思いや感じておられることが、この楽曲の歌詞の中で反映されていると思っていますし、聞くところによると、歌いやすいといいますか、非常に親しみやすいもので、資料を渡されたら、すぐ皆さん歌えるようになられたと聞いていますので、この機会に多くの皆さんに歌っていただき、鳥取市の魅力を改めて御認識いただければ非常にありがたいなと思っており、そのような期待をしています。
中村記者(日本海新聞)
9月補正について、米の増産6,000万円、渇水対策に100万円ということだったのですが。
市長
200万ですね。
中村記者(日本海新聞)
200万ですか、すみません。で、ちょっと細かいのですが、今後、その後の熊の対策や大雨復旧費など、もしよろしければ、大体の概算の金額を教えていただければと思います。
市長
熊対策が116万5,000円ですね、今のところ。それからもう一回お願いします。
中村記者(日本海新聞)
あと大雨復旧費です。
市長
1,018万円、大体1,000万余です。
中村記者(日本海新聞)
1,000万円ぐらい。すみません、細かいですが、妊娠・出産の産後ケアと周遊プランのインバウンド対策も、もし分かれば、すみません。
市長
妊娠・出産、産後ケア事業ですね、これが800万余ぐらいです。それから周遊観光、4,000円の周遊タクシーですが、これが2,216万余です。そして宿泊キャンペーン、第二弾が2,521万余、ちょっと端数は千円単位になりますが、大体それぐらいの数字、金額を計上したいと思います。
中村記者(日本海新聞)
会見項目とは別ですが、この前、駅前の再生整備計画、リ・デザイン会議、市長も出席されていたと思いますが、そちらで示されたレイアウト案、駅前整備のこのレイアウト案を見られた率直な受け止めをお願いできますか。
市長
レイアウト案ですが、先般のリ・デザイン会議が開催されるまでに色々議論を重ねてきて、その経過等を踏まえて集約されたものですので、これまでの議論、色々な御提案等が反映されたレイアウトになっていると、まず第一に考えたところですが、先般のリ・デザイン会議でも色々な御意見をいただきました。例えばユニバーサルデザインやバリアフリーの視点から考えると、タクシーまでの動線がちょっとどうなのか、複合施設の1階に組み込んだらどうかという御提案もありましたので、まだこれから色々な議論を経て、さらに具体的なものになっていくと現時点では考えています。
中村記者(日本海新聞)
この会議のことについて重ねてですが、委員さんの中から、鳥取駅、鳥取城跡、そしてまちなか、二核二軸ですね、この活性化というか、中心市街地の活性化について、今、中心市街地活性化協議会さんや商工会青年部さんなどが色々と取り組まれていると思います。その中で、市も主導して色々と皆さんとやっていくのですかという質問があったと思います。改めて皆さんと一緒に市が主導してやる決意があるのかどうか、そこをお願いします。
市長
これは、改めて申し上げたいと思いますが、この中心市街地活性化については、ずっと以前から鳥取市は市政の大きな課題で取り組んできており、全国的にもいち早く、平成19年11月30日には内閣総理大臣の認定をいただき、第1期中心市街地活性化基本計画を策定して様々な取組を進めていて、現在は第4期となります。エリアが210ヘクタールあり、この中に駅周辺も当然含まれていますし、二核二軸のまちづくりのコンセプトからいうと、二つの核の一方の核、商業施設が集積したエリアで、この鳥取駅前の辺りが二核の一つになり、もう一方の核は歴史・文化ゾーンで、城跡を中心としたエリアと、若桜街道、智頭街道の二つの軸、街道がつなぐ、そのようなまちづくりのコンセプト、まちの構造があるわけであり、こういった取組を第1期から、今は第4期で進めてきています。その中の一つの中心核である駅周辺をこれからリ・デザインしていく取組があり、一貫して、鳥取市はこの中心市街地のにぎわいを取り戻していく、新たなにぎわいを創出していく取組を進めてきている、その中での取組に位置づけているところです。昭和42年から鳥取駅を中心とした高架事業に合わせて区画整理事業等も行われて、新しいまちになったわけですが、振り返ってみると、半世紀近くが経過しており、まちの様相、また社会の様相も大きく変わってきていますので、この時点で新たにまた将来を見据えながら、30年、50年先を見据えながら、この鳥取市のリ・デザインをしていく一つの取組が、この駅周辺のリ・デザインです。時間軸、時系列で考えてみたら、そういった過去からの取組、将来に向けた取組の中に位置づけられる一つの取組であると考えており、これは多くの関係機関の皆様、市民の皆様と一緒に進めていく大きな事業ですが、鳥取市が中心となって進めていかなければならないという認識は変わっていません。
久保田記者(読売新聞)
クーポンに関してお伺いしたいのですが、オリジナルムービーを視聴したことは、これは口頭で言えばいいのか、履歴とか見せたほうがいいのでしょうか。
市長
それはちょっと担当者がいますから、全部視聴しないとゲットできないということですが、もう少し詳しく説明します。
広報室
広報室の大塚です。
全部視聴していただくとゲットできるのですが、LINE上で、システムで完結しますので、そこで全部視聴できたと把握できます。
久保田記者(読売新聞)
分かりました。
クーポンは、紙でもらえるのですか。電子ですか。
市長
電子です。
富田記者(朝日新聞)
9月補正の米の増産対策で、具体的にどういう事業を予定されているのか、もし分かれば教えてください。
市長
これについては、増産を支援していくということですので、例えば生産力を増強していくための担い手を育成していくため、農業機械、大型機械等を整備することが必要になりますので、そのような整備に要する経費を助成するものであります。よろしいでしょうか。
富田記者(朝日新聞)
ありがとうございます。農業機械の導入経費の補助みたいなことですか。
市長
はい。
富田記者(朝日新聞)
矢井田さんとのコラボですが、今後、市の催しの合唱大会などで、この曲を使うようなお考えがあるのかどうか、使えるのかどうかも含めて、現時点でいかがでしょうか。
市長
楽曲については、1年間は自由に使えると、その点については大丈夫ですので、この機会に、せっかく歌いやすい、すばらしい曲を作っていただきましたので、先ほど申し上げたように、朝8時15分から庁舎内で流すとか、小・中・義務教育学校の皆さんにも歌っていただくことも想定しています。まだ具体的にどういった形でというところ、全て今考えてはいませんが、できる限り様々な機会に色々な形で多くの皆さんに親しんでいただければいいなと思っています。
ダウンロード
このページに関するお問い合わせ先
電話番号:0857-30-8008
FAX番号:0857-20-3040