鳥取市保健所管内における腸管出血性大腸菌感染症の発生(第1報)
ID:1573728778521
提供年月日:2019年11月14日
担当課:健康こども部 鳥取市保健所 保健医療課
担当者:山根・加賀田
外線番号:0857-30-8531
内線番号:6041
1 経緯
11月13日(水)、鳥取市内の医療機関から鳥取市保健所へ腸管出血性大腸菌感染症の発生届出がありました。
なお、令和元年の本症の県内発生は20例目です。
2 患者の状況
<一連番号20>
・患者:70代(男性)、 住所地:鳥取市
・菌の種類:腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生)
・経過:11月7日 血便、腹痛出現し、医療機関(1)受診。医療機関(2)を紹介受診し、その日は帰宅。
11月8日 症状継続のため、医療機関(2)を再診し入院治療。
11月11日 症状が改善傾向となり、退院。
11月13日 便検査の結果判明(O157 ベロ毒素産生)。発生届受理。 ※患者は現在快方に向かっている。
3 今後の対応
鳥取市保健所において、感染源や他の有症状者の有無等について調査を行うとともに、二次感染予防の徹底を図っていく。
4 予防対策
・食品の加熱は十分に行ってください。
・調理をする際、食人の前には、十分に手洗いをしてください。
・下痢症状があった場合は、排便後の手洗いを十分に行うとともに、速やかに医療機関を受診してください。
・焼き肉・バーベキューの際のトング等の使い方で、生肉と焼けた肉等の共用は避けましょう。