鳥取市保健所管内保育所におけるヘルパンギーナの集団発生について
ID:1605603185188
提供年月日:2020年11月17日
担当課:健康こども部 鳥取市保健所 保健医療課
担当者:加賀田
外線番号:0857-30-8531
内線番号:6033
1 経緯
11月17日(火)、鳥取市内の保育所から鳥取市保健所に、「多数の園児に、発熱の症状があり、ヘルパンギーナと診断された。」との報告があった。
2 患者発生状況(11月17日(火)午後3時現在)
区 分 |
在籍者数 |
累計患者数 |
現有症状者数 |
園 児 |
167名 |
12名 |
2名 |
職 員 |
36名 |
0名 |
0名 |
施 設 名: 鳥取あすなろ保育園
施 設 長: 園長 山中 照子(やまなか てるこ)
所 在 地: 鳥取市江津571-2
主な症状: 発熱 ※重症者なし
発 症 日: 11月11日
(注)集団発生とは、同一施設で一週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。
3 今後の対応
(1)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)園児及び職員の健康調査の継続
<ヘルパンギーナ(5類感染症)>
◯鳥取県感染症流行情報第45週(11月2日~11月8日)によると、東部ではやや流行しており、注意が必要です。
◯ヘルパンギーナは、夏かぜの代表的疾患で、突然の発熱と口腔内に水泡がみられる病気です。
◯主に4歳以下の小児にみられますが、大人も感染します。
◯十分な水分及び栄養補給にこころがけましょう。
◯症状があった場合は、早めに医療機関で受診しましょう。
◯ウイルスはのどと便中に排出されます。
◯このウイルスには、アルコール消毒が効きにくいです。手洗いを徹底しましょう。