鳥取市

鳥取市保健所管内保育所におけるRSウイルス感染症の集団発生

ID:1630592286906

提供年月日:2021年9月2日

担当課:健康こども部 鳥取市保健所 保健医療課

担当者:大塚、羽田

外線番号:0857-30-8531

内線番号:6039

1 経緯
 9月2日(木)、鳥取市内の保育所から鳥取市保健所に、「多数の園児に、発熱、咳の症状が発生しており、 
有症者の一部からRSウイルスが検出されている。」との報告がありました。

2 患者発生状況(9月2日(木)午後4時現在)

区 分

在籍者数

累計患者数

現有症状者数

園 児

152名

 12名

    12名

職 員

36名

 0名

  0名

 施 名: 社会福祉法人さとに会 さとに保育園
 
長: 園長 小林 広子(こばやし ひろこ)
 
地: 鳥取市里仁27
 
主な症状: 発熱、咳  ※重症者なし
 
日: 8月17日

 (注)集団発生とは、同一施設で一週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。

3 今後の対応
(1)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)園児及び職員の健康調査の継続

<RSウイルス感染症(5類感染症)>
○RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
○通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、咳、鼻汁などの症状が数日
 続きますが、数日~1週間で軽快します。

○年齢を問わず何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルス
 に少なくとも1度は感染します。
○乳幼児期において重症化しやすく、細気管支炎や肺炎などの下気道炎を起こします。
○高齢者においても、しばしば重症の下気道疾患を起こす原因となり、特に、長期療養施設内では集団発生に注意が
 必要です。
○鳥取県感染症流行情報第34週速報(8月23日~8月29日)によると、RSウイルス感染症は、全域で患者報告数が増加し、
 流行しています。全域で近年のピークレベルを超えており、なかでも東部地区では当該ピークレベルの2倍近い値です。
 集団発生事例も報告されており、さらに流行が拡大するおそれがあるので、注意が必要です。


<RSウイルス感染症の感染予防>
○外出から戻ったときなど、こまめに手洗いをしましょう。
○感染経路はインフルエンザと同じですので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守って
 ください。

○症状があった場合は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

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