ミリ波レーダー装置を活用した見守りサービス実証事業の実施について
ID:1642732182302
提供年月日:2022年2月9日
担当課:都市整備部 建築住宅課
担当者:大角・梶谷
外線番号:0857-30-8371
内線番号:7671
1.事業の背景
鳥取市営住宅の独居高齢者戸数は毎年増加傾向にあり(令和3年度は約29%)、近年ひとり暮らしの高齢者の孤独死など事故を未然に防ぐために、高齢者への見守りが問題となっており、今後プライバシーに配慮した見守りシステムの構築が求められています。
このたび、鳥取市の内部事務システム、住民情報系システムの導入業者である富士通Japan株式会社とともに、富士通株式会社が開発したミリ波レーダー技術(※)を活用した装置を使用する見守りサービス実証実験を鳥取市営住宅で行います。
※ミリ波レーダーは、人が服を着た状態や布団に入っていても、呼吸や心拍による体動をカウントできるため、その状況を監視して事故等の把握が可能となります。
2.サービスの主な特徴
〇カメラ不要かつ身体への着用不要なストレスフリーの監視が可能
ミリ波レーダー技術を使用し、カメラ映像のようなプライバシーに影響する情報を使用せず、また身体への着用も不要で、室内全体の様子を確認することができます。
〇危険状態を自動で検知、通報が可能
転倒などによる事故発生時は、利用者が意識を失うなど助けを呼べないことが想定されますが、本サービスは、装置が検知した場合に、施設担当者へ自動で通知が届くようになっています。
3.実証概要
(1)実証対象 鳥取市営住宅ひとり暮らし高齢者住宅8戸
(2)実証期間 令和4年2月14日(月)~3月31日(木)
(3)実証内容 住宅内にミリ波装置を設置し、24時間監視を実施。システム動作、安心・安全な施設サービス運営の有効性を検証。
(4)今後計画 実証実験の結果を検証し、見守りサービスの実用化と、将来の見守りサービスの必要性・有効性等を検討します。
(5)実証実験装置に関する問い合わせ先
富士通Japan株式会社鳥取支店(担当:町田)
電話:0857-27-5211
※ダウンロードの写真は、実証実験で活用するミリ波レーダー装置デモ機(装置は開発中のため変更される場合があります。)