鳥取砂丘キャンプ場（仮称）運営事業に係る優先交渉権者の資格取消について

　鳥取市及び鳥取県が鳥取砂丘西側エリアに所有する3施設を一体的に活用して行うキャンプやグランピングを中心とした民間サービスを提供する事業について、今年4月に公募型プロポーザルにより優先交渉権者を決定、以降、基本協定締結に向けて協議を行ってきましたが、下記のとおり資格を取り消すこととしましたのでお知らせします。

記

1　優先交渉権者

株式会社鳥取砂丘ムーンパーク（鳥取市千代水2丁目88番地）

　代表取締役　中井 史生

 2　資格を取り消す理由

（1）事業規模の縮小について

当初提案の事業規模4.3億円が2.8億円に縮小となり、プロポーザル審査会の決定及び評価に重大な影響を及ぼすものであると認めるため。

 （2）資金調達について

提案事業の実現に必要な資金の確保を客観的に証明することのできる書類の提出が確認できないため。

 3　これまでの経過

4月20日　公募型プロポーザル審査会の審査の結果、最優秀提案者に選定

4月26日　市及び県が優先交渉権者に決定し、同日公表

7月11日　優先交渉権者から、資金調達期間確保のため、調整期間延長の申出あり

7月27日　優先交渉権者からの申出を受けて、市及び県は8月29日正午までに、事業の確実な履行を確認できる書類を提出するよう通知

8月29日　優先交渉権者から、当初の提案から事業規模が縮小となった変更提案の提出あり

9月 9日　変更提案の提出を受けて、有識者らで構成する検証会を開催

9月13日　財務状況等の確認のため、別途専門家から意見聴取

9月16日　優先交渉権者の資格取消を決定し、同日付で優先交渉権者に通知

 4　今後の予定

再度の公募型プロポーザルの実施を視野に、「鳥取砂丘の観光振興、活性化及び保全における鳥取県と鳥取市との連携協約（令和4年1月1日発効）」に基づく県市連携協議会の中で報告・検討を行い、今後のスケジュール等については、改めてお知らせします。