鳥取市

鳥取市保健所管内保育所におけるRSウイルス感染症の集団発生

ID:1667351425049

提供年月日:2022年11月2日

担当課:健康こども部 鳥取市保健所 保健医療課

担当者:鳥取市保健所 保健医療課
(谷口、岡本)

外線番号:0857-30-8531

内線番号:6039

1 経緯

11月1日(火)、鳥取市内の保育所から鳥取市保健所に、「多数の園児に、発熱、咳等の症状が発生しており、有症者からRSウイルスが検出されている。」との報告がありました。

 

2 患者発生状況(11月1日(火)午後1時現在)

区 分

在籍者数

累計患者数

現有症状者数

園 児

130名

19名

    15名

職 員

33名

 0名

  0名

 

名: 鳥取福祉会 よねさと保育園

長: 園長 安部 安佐子(あべ あさこ)

地: 鳥取市中大路49―1

主な症状: 発熱、咳、鼻水、喘鳴 ※重症者なし

日: 10月31日

(注)集団発生とは、同一施設で一週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。

 

※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材にはご配慮をお願いします。

 

3 今後の対応

(1)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導

(2)園児及び職員の健康調査の継続

 

<RSウイルス感染症(5類感染症)>

○RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。

○通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、咳、鼻汁などの症状が数日続きますが、数日~1週間で軽快します。

○年齢を問わず何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも一度は感染します。

○乳幼児期において重症化しやすく、細気管支炎や肺炎などの下気道炎を起こすことがあります。

○高齢者においても、しばしば重症の下気道疾患を起こす原因となり、特に、長期療養施設内では集団発生に注意が必要です。

○鳥取県感染症流行情報第42週速報(10月17日~10月23日)によると、RSウイルス感染症は、東部で流行しています。

 

<RSウイルス感染症の感染予防>

○外出から戻ったときなど、こまめに手洗いをしましょう。

○感染経路はインフルエンザと同じですので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。

○症状があった場合は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

 

ぜひアンケートにご協力ください

Q1. このページの内容は参考になりましたか?
Q2. このページの内容はわかりやすかったですか?
Q3. このページは見つけやすかったですか?
Q4. このページはどのようにしてたどり着きましたか?