県立鳥取少年自然の家跡地整備及び市道美術館通りの取扱いに関する覚書の締結
ID:1675819713277
提供年月日:2023年2月8日
担当課:企画推進部 政策企画課
担当者:戸田
外線番号:0857-30-8012
内線番号:7020
概要
県立鳥取少年自然の家跡地整備及び市道美術館通りの取扱いについて鳥取県と合意し、覚書を締結しました。
1 締結日
令和5年2月8日(水)
2 覚書の内容
- 県は、県立鳥取少年自然の家跡地に多目的広場等を整備し、整備後は、出合いの森の一部として一体的に管理。維持管理に係る費用は県が負担する。
- 県は、多目的広場等への進入路となる管理道について、現在の市道美術館通りを活用して整備を行う。
- 市は、市道美術館通りを廃止後、市道美術館通りに係る権利(既整備部分及び用地に関する権利を含む)を県に移管する。
- 市道美術館通りの整備に要した実質負担額は、県が全て負担する。
- 市道美術館通りの整備のための用地取得に係る国庫補助金の返還を要する事となった場合には、当該返還額及び返還手続きの一環としての不動産鑑定評価に要した費用の額は、県が全て負担する。
- 県は、鳥取県議会平成29年2月定例会議案第1号「平成29年度鳥取県一般会計予算」の議決に当たり付された鳥取県立美術館整備推進事業に係る附帯意見について、これを尊重する。
3 今後の予定
令和5年3月 |
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6月 |
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7月以降 |
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(参考)これまでの経緯
昭和55年6月 |
鳥取少年自然の家を鳥取市桂見に開設(県) |
平成8年7月 | 教育委員会において、鳥取市桂見を建設場所とする「鳥取県立美術館建設の基本的方向」を決定(県) |
平成9年6月 | 市道認定に係る市議会承認(市) |
平成9年~ | 鳥取市は県の依頼に応じ、1.06kmの市道美術館通り整備に着手(平成15年度まで) |
平成10年3月 | 鳥取少年自然の家廃止(県) |
平成10年4月 | 市道の認定を告示(市) |
平成11年5月 | 県として、建設場所について再検討の方針を表明 |
平成15年8月 | 県教育長が鳥取市長に対し「財政状況を踏まえ美術館建設は難しい」旨回答 |
平成16年1月 | 市道美術館通りの公共事業再評価委員会開催。市道美術館通り整備の事業休止(市) |
平成28年8月 | 県教委は、総務教育常任委員会で鳥取市桂見の旧美術館建設候補地を新美術館建設候補地から外し、正式に計画を廃止したことを説明 |
平成29年3月 | 平成29年2月定例県議会で、倉吉市営ラグビー場を建設場所とする基本計画及びPFI導入可能性調査等に要する予算案について、鳥取県立美術館推進事業に係る附帯意見を付して可決 |
平成31年3月 | 知事と鳥取市長が協議。これまでの経緯を謝罪し、地元への説明を尽くすことを伝え、今後、美術館通り線桂見の建設予定地の取扱い等の課題解決に向けて実務レベルで協議することで一致 |
令和3年4月~令和4年3月 | 令和3年度予算により概略設計を実施 |
令和4年4月~令和5年3月 | 令和4年度予算により詳細設計を実施 |
令和4年11月25日 | 県立鳥取少年自然の家跡地整備及び市道美術館通りの取扱いについて、県が市に申出書を提出 ⇒市が県に承諾する旨及び詳細は書面締結いただきたい旨の回答(12月9日) |
令和4年12月19日 |
市は、12月鳥取市議会の全員協議会にて、県からの申出書及び申出に対する市の回答を報告。 |
令和4年12月20日 |
県は、12月鳥取県議会常任委員会にて、県からの申出書及び申出に対する市の回答を報告。 |