鳥取市保健所管内保育所における感染性胃腸炎疑いの集団発生について
ID:1678947620630
提供年月日:2023年3月16日
担当課:鳥取市保健所 保健医療課
担当者:鳥取市保健所 保健医療課
(谷口、岡本)
外線番号:0857-30-8531
内線番号:6039
1 経緯
3月16日(木)、鳥取市内の保育所から鳥取市保健所に、「多数の園児に、嘔吐・下痢等の症状が発生し、有症者の一部からノロウイルスが検出している」との報告がありました。
2 患者発生状況(3月16日(木)午前10時30分現在)
区 分 |
在籍者数 |
累計患者数 |
現有症状者数 |
園 児 |
116名 |
9名 |
3名 |
職 員 |
39名 |
1名 |
1名 |
施 設 名:鳥取市立こじか園
施 設 長:園長 西川 美佐絵(にしかわ みさえ)
所 在 地:鳥取市鹿野町鹿野583-3
主な症状:嘔吐、下痢、腹痛 ※重症者なし
発 症 日:3月11日
(注)集団発生とは、同一施設で一週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。
※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材にはご配慮をお願いします。
3 今後の対応
(1)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)園児及び職員の健康調査の継続
<感染性胃腸炎(5類感染症)>
○感染性胃腸炎とは、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状を主とする感染症です。○原因としては、細菌性のものとウイルス性のものがあり、ウイルス性のもののうち、ノロウイルス及びロタウイルスが代表的なものです。 |
<各施設における予防対策>
○下痢、嘔吐、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診すること。 ○施設利用者等に用便後、調理前後、食事前の手洗いの励行を徹底すること。 ○下痢便や嘔吐物の処理をする場合は、使い捨て手袋、エプロン、マスクを使用するとともに、手洗い、十分な消毒を行うこと。 ○手すり、ドアノブ、汚染衣類等の消毒を行うこと。 ○施設内で予防対策を確認し、正しい知識を普及すること。 |