鳥取市保健所管内における重症熱性血小板減少症候群（SFTS）の発生

項　目

内　　　　容

患　者

60代（男性）

住所地

鳥取市

経　過

5月2日　　咽頭痛、肩、背中、腰の痛み、食欲不振あり
　　　　　A医療機関を受診。
5月7日　　倦怠感、嘔気、食欲不振強くB医療機関を受診。
5月9日　　症状が改善しないため、C医療機関を紹介受診。
               　リンパ節腫大。肝機能障害あり。
5月11日　  症状変わらず、C医療機関を再診。入院
5月12日　 県衛生環境研究所で遺伝子検査を実施し、SFTS陽性。
                  現在患者は入院継続中。容態は落ち着いている。

山林での作業、農作業及びレクリエーションで野山や畑等屋外に出かけるときは、
マダニに刺されないよう次のことに注意してください。

○　肌を出来るだけ出さないよう長袖、長ズボン、手袋等をしましょう。
○　肌が出る部分や服の上からダニ忌避剤（ディート剤）を噴霧しましょう。
○　服は、ダニの付着が目立つ、白い色にしましょう。
○　地面に直接寝転んだり、腰を下ろしたりしないよう敷物をしきましょう。
○　服にダニが付着している可能性があるので、車や自宅に入る前に服をはたき、
　　帰った後はすぐ入浴し、体を良く洗い、新しい服に着替えましょう。
○　野山などに出かけられた後、体にマダニに刺されたと疑われる刺し口がみられ、
　　発熱、発疹等の症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してください。