鳥取市

鳥取市「脱炭素先行地域」における垂直型太陽光発電設備の導入について (駐車場向け垂直ソーラー発電システムとして、国内最大規模)

ID:1764117759759

提供年月日:2025年12月2日

担当課:経済観光部 スマートエネルギータウン推進室

担当者:大坪・福田

外線番号:0857-30-8288

内線番号:2513

 JPツーウェイコンタクト株式会社鳥取プロスペリティセンター(所在地:鳥取市若葉台南5-17-1 業種:コールセンター事業 従業員数:340名)は、本市が取り組む脱炭素先行地域づくり事業(※1)の一環として、事業所駐車場内に垂直型太陽光発電設備を導入し2025年11月20日に本格稼働させました。

 同社は、本市の脱炭素先行地域づくり計画策定時より協力表明いただき、再エネ発電設備の導入に向けて本市と協働して検討を行い、この度導入する垂直型太陽光発電設備により電力の自家消費率向上をめざすこととしています。

 本市は、環境省の「脱炭素先行地域」に選定されたことを契機に、官民の連携を深めながら先行地域エリア一帯の脱炭素化を図り、持続可能なまちづくりに向けた取組を一層推進していきます。

※1 脱炭素先行地域とは、2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や産業部門、熱利用等も含めその他の温室効果ガス排出削減も地域特性に応じて実施する100のモデル地域(日本全体の2050年カーボンニュートラル実現に貢献するモデル地域)。鳥取市は第3回公募で(令和5年4月に)選定されました。

1 設備設置場所

  JPツーウェイコンタクト株式会社

  鳥取プロスペリティセンター 駐車場内

2 導入設備

  垂直ソーラー発電システム「VERPA」 178.5kW

  ※「エア・ウォーター株式会社」とドイツの太陽光発電架台メーカー「Next2Sun」が共同開発した垂直型太陽光発電設備

3 導入効果

  ・発電量(想定)    153,880kWh/年

  ・自家消費率(想定)  100%(発電全量自家消費)

    ※太陽光発電で発電した電力量のうち、施設内で消費する割合

  ・電力自給率(想定)  約25%

    ※施設内の消費電力量のうち、自前の発電でまかなう割合

4 契約形態

  PPA契約(20年間)

  ※エア・ウォーター株式会社が発電設備を電力需要家のJPツーウェイコンタクト株式会社鳥取プロスペリティセンターの
   駐車場内に設置し、直接電力を供給する方式。需要家は初期投資が不要で、電気使用量に応じた利用料を支払う。

5 工期

  杭・モジュール設置、電気配線工事 令和7年3月下旬~6月中旬

  施設内配線工事 令和7年10月下旬

  電力供給開始 令和7年11月20日

6 導入設備「VERPA」の特徴

  ・両面受光で効率よく発電(一般的な南向きの傾斜型と比較した場合でも、1日当たりの発電量に大きな差はない。)

  ・積雪、落葉、雹などに強い

  ・地表から太陽光発電モジュール下部までの高さが2m以上のため、人の通行が可能

  ・大型台風並みの強風にも十分配慮した強度設計

  ・パネル両面に防眩処理(エンボス加工)を施しており、周囲に反射光害が少ない

  ・2023年5月より販売開始

  ・駐車場設置の垂直ソーラー発電施設として日本最大(2025年12月2日時点)

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