2017.09.19 ドイツ・バートクロイチェンゲンに倣う現代湯治による町おこし 1720-A0053-001登録日:
受付日: 2017.09.19 分類: 経済観光・観光・観光振興
タイトル
ドイツ・バートクロイチェンゲンに倣う現代湯治による町おこし
内容
鳥取市が持つ「健康・美容」に貢献するコンテンツを統合活用して、祖母・母・孫の女性三代に対して、それぞれのインセンティブを提供。お得感を出しながら、化粧品やエステだけに頼らない、健康的でメンタル的充足感を追求するサービスを提供します。
そのモデルとなりそうなのが、ドイツ・バートクロイチェンゲンです。ここでは街・地方自治体が主体となって、街をあげて、メディカルチェック・長期滞在を後押しする現代の「湯治」を行っています。現在三朝温泉でも行っていますが、あくまで一部温泉地域の取り組みになっております。今回の提案はさらに現代風に科学的に、しかもドイツのように街が一体となって、お得感とブラッシュアップを行うというものです。
具体的に例えば、①親子三代(これを証明することは困難と思いますので、実質女性3人組に対して)が、長期滞在で鳥取温泉などに宿泊する場合、「鳥取ワイン」や「白いか」や「力二」や「呉汁」などの食事券をプレゼントする。②メディカルチェックのため三朝温泉に行く場合、リムジンタクシー券進呈。などなど。
湯治や癒しを求めた長期滞在客が増えた場合の宿泊施設確保についでですが、これは市内の空き家を安価で貸し出すことによって解消できます。むしろ、積極的に一軒を貸し出すことで、住人のいない家屋の劣化防止とキャッシュを生み出すことが可能かと思います。これは「長期旅行」もしくは「短期移住」の間に位置付けられますが、鳥取市ならではの先駆的試みになるのではないでしょうか。
回答
このたびは本市観光行政にご提案をいただきありがとうございます。
保養のための温泉地の利活用については、本市では吉岡温泉と鹿野温泉の2温泉郷が「国民保養温泉地」に認定されており、現在、環境省の新たな基準に基づき、温泉療法医の指定や、温泉入浴指導員の養成など、健康増進及び疾病予防のための温泉利用を安全かつ適切に実施できる体制づくりに取り組んでいるところです。
また、鳥取県東部の5温泉郷で構成する「いなば温泉郷協議会」では、各温泉宿と周辺観光施設と連携した割引周遊チケットの発行など、滞在型観光を促す取り組みを行っています。
ご提案の内容につきましては、いなば温泉郷協議会を通じて各温泉郷に伝えさせていただきます。
【本件に関するご質問・お問合わせは下記まで】
経済観光部 観光戦略課
(電話番号:0857-20-3227)
(E-Mail:kankou@city.tottori.lg.jp)
本市では、増えつつある空き家、空き店舗などの遊休不動産を再生、活用し、産業と雇用を生み出し、まち(エリア)の魅力を高める「リノベーションまちづくり」を進めています。これは、民間が事業計画を立て、自ら資金調達を行い、運営する民間自立型のまちづくりの取り組みです。
空き家を宿泊施設とする場合は、建築基準法、消防法、旅館業法の許可が必要で、物件によっては改修費用が発生する場合があり、ハードルが高い部分もありますが、空きビルをゲストハウスにリノベーションした事例があります。また、空きビルの一室を賃貸の居住スペースにリノベーションした事例もあります。
ご提案いただいた内容については、こうした取り組みの中で検討できればと考えており、今後の空き家等の活用の参考にさせていただければと考えます。
【本件に関するご質問・お問合わせは下記まで】
都市整備部 中心市街地整備課
(電話番号:0857-20-3278)
(E-Mail:shigaichiseibi@city.tottori.lg.jp)
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