鳥取市

令和5年度 第4回 鹿野地域振興会議登録日:

令和5年度 第4回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
 

第4回鹿野地域振興会議議事概要
 

日 時:令和5年8月29日(火) 午後1時30分~午後3時45分

場 所:鹿野町総合支所 2階会議室

【出席委員】

 徳岡義広、小川義和、長谷川誠一、砂川重雄、塚本 均、佐々木千代子、筒井洋平、吉井秀三、山名 修、池原恵理、武部夏美

 以上11名(敬称略) 

【欠席委員】

 兼平 恵

 以上1名(敬称略)

【事務局】

<鹿野町総合支所>

 岡本支所長、小林副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、國森産業建設課長、横山市民福祉課長、宮本地域振興課課長補佐

【傍聴者】

 なし

【日 程】
1 開会
2 支所長あいさつ
3 議題

(1) 
図書室・図書開放のあり方について                        資料1(PDF/115KB)
(2) 
地域振興会議会長会の報告と地域振興会議の今後のあり方について       資料2(PDF/139KB)
(3) 
定額乗合タクシーの実証実験について                                                            資料3(PDF/1MB)
4 報告事項
(1) 台風7号に関する鹿野町の災害状況について                          資料4(PDF/2KB)
(2) 旧鹿野小学校跡地の整備について                           資料5(PDF/3MB)
(3) 行事経過報告及び今後の予定について                                               
       資料6(PDF/86KB)
5 その他
6 閉 会

 

◎議事概要  

 

3 議題

(1)図書室・図書開放のあり方について
 事務局より資料1に基づき説明。

【委員】総合支所を使うのであれば、いつ頃からになるのか。また、現在の運営体制はいつまで続くのか。

【事務局】鹿野支所に図書室を開設する場合、支所の改修が終わる予定の9年度以降になります。また、新たな運営体制の決定は、支所の改修内容が決まる6年度中ごろになりますので、あと1年ぐらいは現状のままです。

【委員】2001年に流沙川学舎が開校した当時、池田小学校の事件の影響により、全国的に学校でフェンスを設置して部外者の侵入を防ぐ対策が広まっていた。そんな中、当時、鹿野小学校では住民が学校を訪れるなどにより地域の目を学校に入れることで、フェンスを設置せず学校の地域開放が先進的に導入された。しかし、近年は住民が鹿野学園に行かなくなっているので、引き続き図書室を開放するのであれば、新たなソフト事業を考えるなど、レベルの高い取組みが必要である。

【委員】現在2か所にある図書施設については、資金、人、物を分散するのではなく、トレーニングセンターで集中的に開設してみてはどうか。1年間、現状のままでなくとも、速やかに改善できるのではないか。

【事務局】児童クラブの待機場所については、本来、図書室の目的ではないです。しかし、図書館を有効活用している利用者に周知、調整する時間が必要と考えています。

【委員】トレーニングセンターの閉館時間は17時15分、学校図書室は19時までだが、支所に開設するのであれば開館は何時までになるのか。

【事務局】中央図書館と協議しているところですが、休日も含め、19時ぐらいまでの開館を考えています。

【委員】鹿野学園の利用者にアンケートを実施してほしい。図書室は本の貸し借り以外に、勉強する場にもなっていることも考慮してほしい。

【委員】トレーニングセンターの課題として「不便」「管理しづらい」とあるが、施設の改修計画はないのか。

【事務局】今の間取りでは課題の解決は難しいですが、施設改修の計画があるかどうか確認してみます。

【委員】トレーニングセンターを管理しているスポーツクラブ鹿の助のスタッフがいても、図書の職員がいなければ本が借りられないという状況は、住民からすれば疑問に感じると思う。鹿の助スタッフや公民館職員が対応できれば利用者も増える。

【委員】施設にスタッフがいるのに、施設内の本が借りられないというのは、民間企業では考えられない。住民のためになるのであれば、柔軟に対応すべき。 

【委員】トレーニングセンターはスペースが狭いが、利便性が良いので、図書スペースを広く改修して運営することを希望する。

【委員】児童クラブのことを思うなら、引き続き待機場所として使用させてほしい。

【事務局】児童クラブの待機場所については、閉館する午後6時までに保護者が迎えに来られないのであれば、児童クラブの開館時間を延長すべきだと思います。図書室で待機しているのは、市内では鹿野地域だけです。

【委員】図書室の利用者が増えない現状を考えると、児童クラブのために図書室を残すのはいかがなものか。

【委員】新たな図書館を開設することはできないか。

【事務局】西地域には気高図書館があり、新たな図書館の整備は難しいです。気高図書館には町外からもたくさんの利用者が来ています。

【委員】鹿野図書館でDVDを貸し出すことか可能か。

【事務局】基本的に貸し出しは本なので、DVDを貸し出すことは難しいと思います。

【委員】貸し出し時間に課題があるのであれば、通信機能で鍵を開閉するスマートロックなどによる無人貸し出しを導入してはどうか。人件費も節減できるし、夜間でも貸し借りできるなど、利便性が向上する。人材不足と言われるなか、10年後にはそういった施設管理の時代が来ると思う。また、児童クラブの待機場所は切り離して考えるべきだが、この際、両方セットで課題を解決できるよう検討することも良いと思う。

【事務局】無人貸し出しについては、デジタル化を進めるなかで面白い取り組みと思いますが、市図書館の方針としては、インターネット上のデジタル図書の普及に向かっています。

 

(2)地域振興会議会長会の報告と地域振興会議の今後のあり方について
 会長会に出席した筒井副会長および事務局より資料2に基づき説明。

【委員】資料の所掌事務にある“必要に応じて地域プランを作成する”とはどういうことか。新たな会議体で「鳥取市新市域振興ビジョン」とは別のプランを作成するのか。

【事務局】「鳥取市新市域振興ビジョン」は今年度末で終了しますが、そのうち地域の共通課題については、上位プランにあたる「鳥取市中山間地域対策強化方針」に吸い上げられることになります。一方、地域特有の課題やまちづくりの方向性については、8地域それぞれで地域プランを作成するようになります。必要に応じてとありますが、恐らく、どの地域でもプランを作成していくことになると思います。

【委員】上位プランに逸脱しない程度で地域の細かなプランを策定するイメージで良いか。

【事務局】この地域プランについては、まだ、各支所で意見が分かれている状況です。また、プランに合わせて予算が付くというようなものではありません。福部や青谷地域では、既に独自の総合計画のようなプランを作成していますが、鹿野地域では、これまで振興会議で協議いただいていた「鳥取市新市域振興ビジョン」の進捗状況のようなものを新たな会議体で確認していただくようなイメージで考えています。

【委員】地域の重点目標のようなプランになるのでは。

【委員】地域振興会議がリードしていくような、これまでの進め方で良いと思う。

【委員】具体的な課題や活性化に対するプランという考えで良いか。

【事務局】そう考えています。

【委員】新しい会議体で地域プランを作成するのは違和感があり、困難だと考える。どのようなプランを考えているのか、もう一度本課も含め協議してほしい。

 

(3)定額乗合タクシーの実証実験について
 事務局より資料3に基づき説明。

【委員】実証実験については、この地域では導入が早すぎたといった意見が多かった。データが蓄積されているので、今後の取り組みの参考にしてほしい。

【委員】小鷲河地区の多くの方が登録したようだが、実施期間が短すぎて利用できなかったのではないか。電話をかけてタクシーを呼ぶというのは、高齢者には抵抗がありハードルが高いので、御用聞き方式のほうが良いと思う。

【委員】サービスタクシーの狙いは何だったのか。

【事務局】サービスタクシーは地域の課題解決を積極的に進めておられる会社です。当初は福部地域での実証実験を希望されていましたが、日交タクシー撤退のタイミングであった気高・鹿野地域での実験となりました。本来、実証実験は狭いエリアするのが基本ですが、地域で移動に困っている方のニーズを調査したいということもあり、市からエリア拡大での実施をお願いしました。また、実施時期がコロナ禍であったこともあり、利用に影響があったと思います。

【委員】若い人や自家用車を運転できる人は、あまり関心がなかった。

【事務局】サービスタクシーからは、やめてしまうのではなく、今回の実証実験の結果を踏まえ9月をもって一旦お休みすると聞いています。

 

4 報告事項

(1)台風7号に関する鹿野町の災害状況について

 事務局より資料4に基づき説明。

【委員】鹿野町の降水量が全国ニュースになったためか、県外の親戚から心配の電話があった。アメダスの観測地点はどこに設置してあるのか。

【事務局】河内の佐谷橋の近くに設置してあります。

【委員】これまでも鹿野町は雨量が多いと全国ニュースになることがあった。今回、警戒レベル5を市内全域に出したが、警戒レベルは出来る限り細かなエリアで分けてほしい。

【事務局】今回は特に山側で多くの雨が降りました。トレーニングセンターの避難所では、警戒レベル5の放送を聞いた方が避難されていました。

【委員】警戒レベル5は避難所へ避難するべきなのか。避難所へ行くほうが危険ではないか。

【事務局】国土交通省のホームページに、警戒レベル5のすべき行動として「命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保してください」とあります。防災無線で放送された「直ちに避難せよ」という言葉は、「直ちに避難所へ行く必要がある」と間違えて判断してしまうかもしれません。

 

(2)旧鹿野小学校跡地の整備について
 事務局より資料5に基づき説明。

【委員】8/18に行われた意見交換会の参加状況はどうだったのか。

【事務局】鹿野町の皆様に完成イメージやスケジュールを知っていただこうと意見交換会を開催しましたが、台風直後ということもあり、参加者は5名でした。うち4名は検討委員会の委員、残り1名は地域振興会議の委員という状況でした。

【委員】旧鹿野小学校跡地は文化財の指定区域なのか。指定区域内なら工事が困難ではないか。また、鹿野城跡は市の文化財でなく、国指定の文化財にならないのか。より高いレベルの文化財にしても良いと思う。

【事務局】旧鹿野小学校跡地は文化財の指定区域外のはずですが、再確認します。また、国指定の文化財にできるかどうか、文化財課に確認してみます。

【委員】国指定の文化財になれば、城跡公園の樹木の植栽や伐採ができなくなるなど、使いづらくなる可能性がある。国指定になる場合のメリット、デメリットも教えてほしい。

【事務局】確認したうえで報告させていただきます。

 

(3)行事経過報告及び今後の予定について
 事務局より資料6に基づき説明。

【委員】10/14の鹿野町民集会の会場は鹿野学園か。また、動員があるのか。

【事務局】町民集会の会場は老人福祉センターです。動員はない予定です。

 

5 その他

(1)第2回鷲峯山麓ハーフマラソンの応募状況について
【委員】現在680名の応募があるが、定員に達していないので募集期間を2週間延ばし、9/14までとした。全国的に地方のマラソン大会は軒並み定員割れし、募集期間を延ばしている大会が多い。参加者が少なければ収入も少ないので寄付を募りたい。

(2)地域おこし協力隊について
【事務局】インターネットでの応募が6名ありました。うち4名の方に2次選考として面談を行っているところです。隊員が決まり次第、振興会議でお知らせさせていただきます。

(3)津和野町交流事業について
【事務局】11月中下旬に津和野町を訪問し、4年前から取り組んでいる「亀井さん検定」を題材に交流を図る予定です。また、帰りには広瀬町に寄り「月山冨田城まちづくり委員会」と意見交換をする予定です。

(4)碧い眼の書道家たち展について
【委員】10/8からクチュールしかので「碧い眼の書道家たち展」が開催される。主催者はニュージーランド在住で鹿野出身のクラウザー(山形)章子さんで、ニュージーランドやヨーロッパの教え子らの作品展。海外で活躍している鹿野出身の方の活動をぜひご覧いただきたい。

このページに関するお問い合わせ先

鹿野町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8682
FAX番号:0857-84-2598

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