鳥取市

令和5年度 第7回 鹿野地域振興会議登録日:

令和5年度 第7回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
 

第7回 鹿野地域振興会議 議事概要
 

日 時:令和6年2月20日(火) 午後1時28分~午後3時44分

場 所:鹿野町総合支所 2階 会議室

【出席委員】

 徳岡義広、小川義和、長谷川誠一、兼平 恵、砂川重雄、塚本 均、佐々木千代子、筒井洋平、吉井秀三、山名 修、武部夏美

 以上11名(敬称略) 

【欠席委員】

 池原恵理

 以上1名(敬称略)

【事務局】

<鹿野町総合支所>

 岡本支所長、小林副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、國森産業建設課長、横山市民福祉課長、宮本地域振興課課長補佐

【傍聴者】

 なし

【日 程】
1 開会
2 会長あいさつ
3 議題

(1) 
地域振興会議会長会の報告と地域振興会議に代わる新たな会議体の方針案について       資料1(PDF/166KB)
4 報告事項
(1) 第6回鹿野地域振興会議の意見に対する報告について          資料2(PDF/3MB)
(2) 図書室・図書開放のあり方の検討状況について           資料3(PDF/924KB)
(3) 行事経過報告及び今後の予定について               
資料4(PDF/4MB)
5 その他
6 閉 会

 

◎議事概要  

 

3 議題

(1)地域振興会議会長会の報告と地域振興会議に代わる新たな会議体の方針案について
 事務局より資料1に基づき説明。

【委員】旧市在住の方から、地域振興会議はなぜ新市だけにあるのかと聞かれた。このような問い合わせは、支所にも来ているのか。

【事務局】旧市と新市の自治会や体育会の違いについて聞かれたことはありますが、地域振興会議についての問い合わせはありません。

【委員】国府は独自のまちづくりプランがあるようだが、そのプランを新たな会議体で引き継いでいくのか。

【事務局】国府では、昨年から先行してプランづくりが始まっており、新たな会議体に移行できるものをつくる予定だと聞いています。

 

4 報告事項

(1)第6回鹿野地域振興会議の意見に対する報告について

 事務局より資料2に基づき説明。

<人口推計について>

【委員】高齢者が減少することは、支える世代は良いかもしれないが、総人口が減少するので経済は伸びないと思う。若年人口は何歳以下なのか。

【事務局】若年人口は0歳から15歳未満です。生産年齢人口は15歳から64歳まで、老齢人口は65歳以上です。

【委員】能登半島地震の被災者は高齢者が多い。農業も壊滅的な被害を受け、続けていける人が少ないようだ。被災した山間部の集落において、上下水道などのライフラインの復旧に相当な時間がかかることを考えると、行政サービスの見直しやコンパクトシティ化を進める必要がある。

【委員】賛否両論あるが、強制的に街中に人を集めることも考える必要があるのかもしれない。

【委員】岡山県では同窓会を開催する費用に対する補助制度をつくった。おもしろい取り組みと思う。同級生同士が集まって話すことは、婚活やUターンにつながる。

【委員】首都圏への一極集中が強まる中、中山間地域の若者が流出している。私の集落では若者がいないため、定年退職した人が再就職するなど、悪循環になっている。特に農地や山林の維持管理が難しい。2050年の人口推計では、鹿野城下町周辺部でもかなり人口が減るようだが、私の集落では15歳以下は0人となっており、消滅集落になりかねない。

【委員】この高齢化率の数値は、全国の比率にあわせて鹿野の数値を算出しているのか。

【事務局】都道府県の比率で算出してあるようです。

【委員】若い世代に移住してほしいという話があったが、特に関心のある学校のあり方を重点的に考えていく必要がある。

【委員】若い世代に住んでほしいのなら、学校、病院 スーパーマーケットがあと何年あるのだろうかなど、鹿野の将来を子供たちに考えてもらう機会をつくってほしい。今後、鹿野で暮らしていく若者や子供たちの意見を聞くべき。

【委員】人口は必ず減っていく。全国には移住者をうまく呼び込んでいる地域もある。鹿野町もどうすれば移住者が増えるのか考える必要がある。

【委員】住みたい田舎ランキングで琴浦町が全国第1位になった。子育てや支援金制度など、どのような取り組みをしているのか視察してはどうか。また、町内に独身者が多いので、どうすれば結婚して子供が増えるのかを考えることも重要だ。

【委員】福島県の山間部では木綿産業が盛んだが、全国の若い女性に来てもらい、作り方を教える合宿を行っている。村全体で受け入れしていることもあり、木綿産業の後継者としてそのまま住み続け、人口の増加につながっているようだ。一時的に移住者が増えても、すぐ帰ってしまっては意味がない。仕事や村づきあいなど、移住者の暮らしを考えて受け入れしていくことが大切である。

【委員】鹿野町の移住者数はどれぐらいあるのか。

【事務局】調べてみます。

 調査結果 154人77世帯(平成19年から令和5年までに鳥取市の移住関連機関を通じて鹿野町へ移住した人数および世帯数)

<鹿野城跡公園の老朽化した桜について>

【委員】京都には桜守(さくらもり)という方が大切な桜の木を守っている。城跡公園の桜も、全体の整備計画を立て、樹木医や専門業者と相談しながら管理していかないと難しいと思う。桜の根を踏むと育たないので、囲いをする必要がある。

【委員】城跡公園の桜は土手沿いなので根が半分しか張らない。今のままであれば桜の数が減り、桜の名所でなくなる。

 

(2)図書室・図書開放のあり方の検討状況について
  事務局より資料3に基づき説明。

【委員】児童クラブ指導員の確保が困難ということであるが、その原因は報酬が低いからなのか。また、報酬を上げるような議論はされていのか。

【事務局】報酬は最低賃金に近い状態で、勤務も半日なので月額は少ないです。旧市には報酬の高い児童クラブもありますが、保護者会が運営している鹿野では、利用者数にあわせて市の補助金額が決まるので、2人分の報酬しか出ません。また、市の補助金と預けている保護者の会費が財源なので、報酬を上げると会費も上げる必要があります。

【委員】必ず子供を児童クラブに預けないと困るという人は少ないので、会費が上がれば、利用をやめるという人が多くなると思います。

【委員】指導員1人が見る人数というのは決まっているのか。

【事務局】最低何人の指導員が必要という基準はあります。

【委員】指導員に年齢制限はあるのか。

【事務局】元気な方であれば、特に年齢制限はありません。

【委員】学校が終わった子供たちには解放感があり、先生と呼んでいても思いっ切り遊びたい意識が強いので、指導員の方はとても大変だと思う。

【委員】会費はいくらなのか。

【委員】会費は月額5,000円。

【委員】旧市の学校の児童クラブは定員オーバーで預けられない状態なので、会費が高くてもニーズがある。民間の児童クラブは10,000円近い。

 

(3)行事経過報告及び今後の予定について
 事務局より資料4に基づき説明。

【委員】いんしゅう鹿野まちづくり協議会では、3/9、10に「鹿野蚤の市」を開催する。空き家から出てきたリユース品を販売するので覗いてみてほしい。

【委員】桜まつりの補助金はいくらなのか。

【事務局】5年度から8年度まで、年額900,000円です。

【委員】9年度以降、補助金がなくなれば毎年900,000円不足するということか。

【事務局】900,000円は設備更新と交通誘導の費用に対する補助金です。設備の更新ができれば、交通誘導の経費のみとなります。

【委員】花火は無くなったのか。

【事務局】鹿野祭りにあわせて実施していた花火大会の補助金を桜まつりの設備更新と交通誘導の補助金に組み替えることを観光協会と協議しました。物価高騰により高額になった花火を取り止め、桜まつりの継続を優先することしています。

【委員】桜まつりの駐車場、特に旧小学校グラウンドを有料化してはどうか。遠くの駐車場に停めてもらえれば、交通渋滞も緩和できる。

【事務局】駐車場代を取るのも財源確保の一つの手段ですが、協賛金としてなど、どういった形でお金をもらうのが良いのか、検討していきます。

【委員】2/25に37回目となる「鹿野ふるさとミュージカル」を鳥取市民会館で開催する。今年は、舞台上のキャスト約50名、オーケストラ約40名、スタッフ約40名の総勢130名でさくら姫物語を上演する。鹿野町在住の切り絵作家、紙原四郎さんがデザインした舞台背景をプロジェクターで映すことに挑戦するので、ぜひお越しください。

 

5 その他

(1)旧鹿野小学校跡地の整備について

【委員】通行を禁止する範囲はどこか。

【事務局】堀側から駐車場に入るところに車止めをしますが、市道は通行できます。

【委員】芝刈り機は乗用のものか。

【事務局】乗用ですが、自動の芝刈り機の使用も検討しています。

【委員】天然芝は管理が大変なので人工芝ではだめか。

【事務局】人工芝は特に安いものは直ぐにボロボロになってしまいます。

【委員】ボロボロになった人工芝はマイクロプラスチックとなり、海まで流れて環境破壊になっている。

【委員】カフェスペースは普通のカフェができるのか。それとも誰でも自由に使えるような交流スペースなのか。

【事務局】常時、カフェをオープンするわけではないです。大きな公演のある時には、これまで旧幼稚園でしていたようなカフェを設け、公演のない時には貸出しを検討しています。また、芝生や屋外舞台のあたりにベンチを置けられないか検討しています。

【委員】Wi-Fiが使えて開放感のあるカフェスペースのイメージだったが、自由に使いづらいと思う。

【委員】住民同士の交流でなく、鳥の劇場と住民との交流が目的ではないか。

【事務局】どんな交流でも使えますが、大人数での使用は難しいです。屋根のあるテラスは広いので自由に使えると思います。

 

 

 

このページに関するお問い合わせ先

鹿野町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8682
FAX番号:0857-84-2598

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