令和6年10月開催 第4回 福部地域振興会議 登録日:
日時 令和6年10月17日(木) 9:00~10:45
会場 福部町総合支所 2-2、3会議室
出席委員 上山弘子、中川玄洋、宇山英俊、谷口孝義、岸本正枝、中島幹夫、西尾祥幸、西田一幸、濱田香、松田浩稔、
岩崎幸子、加藤美幸(順不同敬称略)
鳥取県
鳥取市 まちなか未来創造課
事務局 米澤支所長、福山副支所長兼地域振興課長、山根産業建設課長、水戸口市民福祉課長、山田地域振興課長補佐
1 開会
2 議題
(1)塩見川流域での今後の治水対策について(鳥取県)・・・別紙に基づき説明
【意見、質疑応答】
【委員】 |
特定都市河川の指定を受けた場合に何がネックになり、どんなメリットがあり、どういう制限を受けるのか、住民に分かりやすい資料で説明してほしい。 |
【鳥取県】 |
特定都市河川浸水被害対策法の法改正があり、この法改正の趣旨や法律で何ができるようになったのか、どういう規制がかかってくるのかを説明したが、より具体的な資料を用意し、改めて説明する場を設け、地域の皆さんで考えていただきながら合意形成を図っていきたい。決して指定ありきではないので引き続きよろしくお願いしたい。 |
【委員】 |
治水は農地を守ることが大前提だが、農地として活用しにくく効率的に利用できないところは整理する必要がある。現在、町内でソーラーなどを活用している中で支障が出てくるのではないだろうか。現在、治水対策で河川改修をされているが、それ以外の追加措置は必要か。 |
【鳥取県】 |
今行われている河川整備工事は、特定都市河川指定の有無に関係なく、計画に基づき進めており、一定規模の雨量に対応ができるよう川幅を広げ、堤防を作っているが、雨が一気に降ると河川整備だけでは浸水被害を食い止めることができない。今活用されていない田んぼや敷地に、雨を一時的に貯める貯留施設を作り、耕作されている田んぼを「田んぼダム」として利用する方法もあるが、浸水被害自体を食い止めることはできない。浸水が始まる時間を少しでも遅らせ、浸水の深さを軽減させることで避難できる時間を少しでも長くし、助かる命や財産を少しでも増やしたい。そういう効果を説明し、地元の方と意見交換を進めていきたい。 |
【委員】 |
左近には堰堤が2つあるが、雨が降ったときに水がたまらないのはなぜか。 |
【鳥取県】 |
堰堤の役割は水を貯める施設ではなく、土砂災害を防ぐための施設で、一時的に水を貯める機能はない。 |
【委員】 |
河川の指定制度について、細川と岩戸の辺りは海が近い。対象外か。 |
【鳥取県】 |
細川・岩戸の辺りは、塩見川下流で河川整備が進み、かなり広い断面が確保できている。江川や箭渓川の合流のところまで河川整備が進み、海が近く降った雨がすぐ抜けていくため、原案としては指定予定範囲とはしていないが、今後の会議の中で入れてほしいという話があれば検討していきたい。 |
(2)鳥取駅周辺再生基本計画について(まちなか未来創造課)・・・資料1に基づき説明
【委員】 |
決定的に欲しいのは駐車場。賑わいが欲しいのはよくわかるが、福部からバスで行こうとはなかなかならない。自家用車での移動の場合、駅周辺の駐車場が少ないのは大きなネックだと思う。 |
【まちなか未来 創造課】 |
検討会の中でも駐車場問題があり、作った方がいいという意見と、人中心のまちづくりを進めていった方がいいという意見がある。地方都市では車社会が続いていくため、駅周辺に来ていただかないと賑わいも生まれないので、車で行きやすい環境も作らなければいけないと思う。そのようなことも議論が進められている。 |
【委員】 |
4つの文化施設も一体化する話であれば、なおさら駐車場は必要だと思う。 |
(3)視察日程について
(4)地方創出プロジェクトについて
【事務局】 |
本日、鳥取大学工学部社会システム土木学科2回生の2名の大学生に来ていただいた。令和6年9月10日(火)にまちづくり構想や基本計画の説明を行い、駅舎のイラストをもう少し町内に広げたり、多鯰ヶ池や梨狩り街道の辺りがもう少し賑やかになっていけばいいという意見をいただいた。 |
【委員】 |
お互いに情報を共有しながら進めていきたい。 |
(5)福部地域未来プランについて・・・資料3
【委員】 |
中山間地域の振興において特に強化すべき施策は具体的にどういうものか。非常に荒廃地が進んでいる。 |
【委員】 |
計画の中に、治水事業維持管理、中山間地域が水を保つために野山が必要で、ため池の整理や田んぼダムを作るなどをいれてはどうか。 |
【委員】 |
田んぼダムは、田んぼを作っていれば貯められるが、今は耕作していないため、できていない。 |
【委員】 |
地域の人でやりたいこと、困っていることを出してみてはどうか。 |
【委員】 |
中山間地域で農業をしている方は若い人がいない。 |
【委員】 |
NPO法人bankupは県の委託事業で農山村ボランティアを実施している。大学生が農村ボランティアに行くが個人農家さんの支援は出来ない。三朝では、地域でチームを作り申請され、草刈りや生えてきた木を切る作業を一緒に行った。この仕組みを使うと派遣費用や交通費はかからず、お昼ご飯を食べる環境だけ整えていただけば、学生の派遣は可能である。 |
【委員】 |
地元負担は食事のみか。 |
【委員】 |
食事のみ。県内の約80ヵ所に100回程度行っており、毎回3~5人ぐらいで実施している。 |
【委員】 |
申込みの方法と正式名称は何か。 |
【委員】 |
メールや電話で申込み可能。正式名はNPO法人bancup、鳥取県農山村ボランティア。 |
3 その他
4 閉会
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