鳥取市

平成27年12月25日の市長定例記者会見録登録日:

平成27年12月25日午前10時から、市役所本庁舎3階市政記者室

はじめに

記者発表項目

質問項目

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はじめに

1 1年を振り返って

市長
 定例記者会見、今年最後の会見ということになります。この一年間、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
 一年間を振り返ってみますと、市政の課題が山積をしている中で、今年は地方創生の取り組みがスタートした年でありました。鳥取市も、鳥取市版の人口ビジョンと鳥取市創生総合戦略を9月30日付で策定して、次期第10次総合計画もあわせて、さまざまな取り組みを進めていこうとしているところです。
 中核市への移行の準備も着実に進んでいますし、庁舎につきましても先般、設計の発注をさせていただいたところです。また、医療看護専門学校も本年4月に開学いたしまして、将来の鳥取の医療人材として活躍をいただく方たちが今、この学校で学んでいらっしゃるところです。
 企業進出も、優良な企業の進出が、年度明けから相次いだところでありますし、既に進出を決定された企業におかれましても、工場の建設等が具体的に進められているところです。このような中で、鳥取市政も着実に進展してきた一年ではなかったかと思っています。これから年度末になりますが、来年度に向けていろんな課題にしっかりと取り組んで、着実に市政の進展を図っていきたいと思っているところです。

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2 鳥取市創生総合戦略概要版チラシの作成について

市長
 創生総合戦略のチラシをつくりましたので、お配りをさせていただきます。先ほど申し上げましたように、9月30日付で人口ビジョンと創生総合戦略を策定したところですが、これをわかりやすくコンパクトにまとめた概要版ということで、この2つ折りの資料として作成をしたものです。この2つの取り組み、これからさまざまな分野の皆さんと一緒になって進めていくことになるわけですが、市民の皆様にわかりやすく、これからも御説明をして理解をいただいていきたいと思っています。そういったことにこれを活用していきたいと思っているところですので、よろしくお願いします。

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記者発表項目

3 鳥取市版「移住・交流情報ガーデン設置」事業について

市長
 鳥取市版の移住・交流情報ガーデンの設置についてです。
 先般も、この移住・定住のコンシェルジュ3名の皆さんに鳥取市のほうにお越しいただいたところですが、来年の1月10日の午後1時10分に、この移住・交流情報ガーデンを開設をさせていただきます。これは1、10で「移住(いじゅう)」ということで、分かりやすくこういった日時を設定させていただいたものです。これに先立ちまして、1月8日の午後10時から午後1時まで内覧会ということでオープン前に施設内をごらんいただく予定としていますので、よろしくお願いします。
 鳥取市は、平成18年の9月に相談支援窓口を設置し、移住・定住の促進に積極的に取り組んでまいりました。11月末現在で905世帯、1,804名の多くの皆様に鳥取市に移住・定住していただいております。創生総合戦略の中にも、今後の目標として移住・定住者数1,100世帯、2,000名以上という目標を設定して、これからもしっかりと取り組んでまいりたいと考えているところです。
 この移住・交流情報ガーデンでは、専門の相談員、既にこの本庁舎のほうに設置していますが、お互いに連携をして移住者の増加を図っていくとともに、移住された方の鳥取暮らしを支援をしていきたいと考えていますし、交流の場として、このガーデンを大いに活用していただきたいと考えているところです。

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4 福部未来学園 学園章デザイン・学園歌(歌詞)の決定について

市長
 幼・小・中一貫校、福部未来学園の学園章のデザインと、学園歌、これは歌詞でありますが、これらが決まりましたので発表させていただきます。
 来年4月に、幼・小・中一貫校、福部未来学園が開学しますが、新しく学園章のデザインを募集をさせていただきましたところ、108点の多くの応募をいただいたところです。その中で最優秀賞ということで鳥取市福部町在住の山根秀康さんのデザインが採用されました。福部のFと未来の未を使って、Fを翼に見立てて未来に羽ばたく福部の子供をイメージしているところですし、また、カシの葉をデザインに使っておられます。そのほか入選作品として、一般の部では最優秀賞を1名、優秀賞2名、また小・中学生の部でもそれぞれ最優秀賞1名、優秀賞2名ということで決定がされたところです。
 また、学園歌につきましては、応募数が40点ございまして、その中で神奈川県横須賀市在住の奥野和夫さんの作品が最優秀賞に決定をされたところです。福部地域の情景の描写が含まれており、ふるさとの未来を開き、成長してほしいと、地域の願いに歌詞の内容が合致しているということで、この幼・小・中一貫校にふさわしく、親しみがあるということで選ばれたところです。そのほか入選作品として、優秀賞1名、佳作2名の方が選ばれているところです。この学園歌の歌詞が決定されたわけですが、これから作曲のほうを依頼をするということになります。

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質問項目

5 福部未来学園の学園章・学園歌について

阿部記者(朝日新聞)
 福部未来学園の学園歌のことで、奥野和夫さんは、もともと福部に住んでいらっしゃった方なんでしょうか。

市長
 歌詞のほうですか。私が聞いています限りでは、福部に直接何かかかわりがある方ではないようです。神奈川県横須賀市の在住の方ということで伺っています。

小野記者(毎日新聞)
 福部未来学園の名前を決めるときは、市長が最終選考されたと思うんですけど、今回の歌と学園章というのは、市長御自身は携わられてはないんですか。

市長
 直接決定のプロセスには、私はかかわっていません。募集をいただきまして、福部地域の幼・小・中一貫校の推進委員会が設置をされていますが、その中で選考いただいたということです。

小野記者(毎日新聞)
 依頼されている曲の作曲者とかは決まっているんですか。

市長
 まだこれからだと聞いていますが、歌詞は公募で選定されて、作曲については特定な音楽関係者の方に依頼をするところまでは聞いています。

小野記者(毎日新聞)
 それは市内の方ですか。

市長
 だと思います。
 まだこれからですね。

末善記者(読売新聞)
 もう、どなたに作曲をお願いするっていうのは決まってらっしゃるんですか。

市長
 まだ私もこの方だというのは聞いていません。何人かいらっしゃるとは思いますが、地元の方に依頼していこうというところまでは聞いています。

末善記者(読売新聞)
 幼・小・中一貫校の、鳥取市としても初めての特色ある学校だと思うんですが、どういう特色を特に持たせていってほしいとか、市長のお考えはありますでしょうか。

市長
 まずは、地元の皆さんのいろんな思いがまずあると思います。福部町ならではの人材を育んでいこうというような思いを持っておられると思います。これからの鳥取市、あるいはもう少し大きく、将来、日本の将来を担っていかれるような、そういった人材をここで育んでいこうということでありますので、幼・小・中ならではの、例えば早い時期から外国語になれ親しんでいくとか、そういったこともあるのかもしれませんし、いろんな地元の皆さんの思いがおありだと思いますので、そういったことを尊重しながら、この学園ならではの教育といいますか、取り組みを進めていただきたいと思います。


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6 鳥取市創生総合戦略概要版について

平野記者(時事通信)
 こちらの概要版ですけども、どういった工夫点があって、今後どのようなことを実現していきたいかというのをもう少しだけ詳しく教えてください。

市長
 まず工夫ですが、コンパクトにまとめてわかりやすくということに意を用いておりまして、図柄も、デザインがかなり目立つと思いますが、要点をまとめたものになっています。例えば先ほどもこちらに移住・定住者数1,100世帯、2,000名以上、観光入り込み客数320万人を目指すといった目標を設定し、それを達成していくということをここに掲げています。また、ひと、しごと、まちという、3本柱がありますが、これもわかりやすくまとめたというところです。
 それから、人口ビジョンにつきましても、合計特殊出生率1.55から1.8、2.07と、こういうポイントについてわかりやすく、人口の目標も2040年が16万6,000とか、2060年が14万人ということ、そういったポイントポイントをコンパクトにまとめたということであります。
 それから、活用でありますが、今までも地域づくり懇談会等々でさまざまな会議、あるいはいろんな場面でこの人口ビジョン、鳥取市創生総合戦略、この2つについてわかりやすく御説明をしてきたところですけれども、これからも、これを使って引き続きこの鳥取市の地方創生の取り組みはこうですよということで、いろんな場面で活用していきたいと考えているところです。

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7 16年度国家予算について

平野記者(時事通信)
 地方創生の予算など、来年度の国のほうの予算が決定と言われていますけども、そういった点について市長の御見解がもしありましたらお願いします。

市長
 国のほうも御承知のように2016年度予算案が決定されたところです。96兆7,218億円ということで、その中にもこの地方創生の取り組み等も予算化されているところですし、そういったものも我々は大いに活用しながら、鳥取市としても取り組みを進めていきたいと思います。
 また、今年度予算、補正予算も今注視をしていまして、交付金等が予算化されてきていますので、こういったものも最大限、鳥取市として活用しながら、この鳥取市の地方創生の取り組みも今年度、来年度としっかりと進めていきたいと考えているところです。

中村記者(日本海新聞)
 国の来年度予算のことについてなんですけども、市長として、今回の閣議決定の内容で一番着目されている部分というのは、やはり、先ほどおっしゃられた地方創生に関することになるんでしょうか。

市長
 やはりいろんな面で注目はしていました。社会保障関係がどれくらいになるのかとか、総額がどれぐらいとか、いろいろありますが、やはり地方にとって鳥取市にとって、そういった必要な財源が確保されたのかどうなのかというようなことや、あるいは道路整備等、山陰道西道路、あるいは南北線等の具体的な進展等がどうかというようなことも注目していた一つであります。そのあたり、道路関係等もきちっと予算化されたのかなという思いです。

中村記者(日本海新聞)
 満足できる内容だったというふうに聞いていいでしょうか。

市長
 まあまあよかったのではないでしょうか。ただ、いろいろ議論はあるところだと思います。将来を見据えてどうなのかとか、そういうことも大切な視点ではないかなと思いますので、もっともっと細かく分析をしてみたいと思います。

中村記者(日本海新聞)
 保育料の関係では、国も無償化ということを打ち出しておられまして、県、市がもう既に先行しておられるということなんですけども。

市長
 地方で先行して、そういった取り組みができたということに意義があったなあと思いますが、国もやはりこの地方創生の中で子育て支援といいますか、子育てがしやすい環境づくりということで、もっともっとそのあたりを取り組んでいただきたいと思っていました。所得要件等もあると思いますが、それぞれ第2子、第3子を軽減していくというようなことを打ち出していただいたので、よかったのではないかと思います。

中村記者(日本海新聞)
 全体的には評価できる内容というふうなことでしょうか。

市長
 はい。

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8 今年の漢字一文字について

平野記者(時事通信)
 もしあればなんですけれども、今回、年末最後の会見ということで、今年一年を市長の中で漢字一文字であらわすとしたら何になるでしょうか。

市長
 一文字ですか。特に私はそういう思いはないのですが、いろいろ課題がたくさんあったのですけれども、振り返ってみますと市政が着実に進んできた、そういった一年だったように思います。冒頭でもちょっと触れさせていただきましたけれども、庁舎整備につきましても、具体的に設計業務の発注ができたというようなことで、この事業についても大きく一歩踏み出したと思っていますし、中核市への移行も着実に、これも30年4月を目指して今進んでいるところです。企業進出も相次いで、非常に鳥取市としては将来明るい展望が持てる、そういった年であったと思いますが、漢字一字であらわすということになりますと、なかなかちょっと難しいのかなと思っています。

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