鳥取市の令和元年はどんな年だったでしょうか?
市民のみなさんに関わりの深い市政に関する出来事の中から、自治会をはじめ各分野でご活躍中のみなさんに上位10項目を選考していただきました。
防災、市民サービス、市民交流を強化し、将来にわたる本市の飛躍・発展の礎となる新本庁舎が8月31日に完成しました。新庁舎は免震構造を採用し、災害時の指揮命令を行う施設となる災害対策本部室を設けるなど本市の防災機能の拠点として整備しました。また、1、2階の市民、福祉、税の総合窓口化により手続きの簡素化、窓口間移動の軽減を図ったほか、市民活動や交流の場となる多目的室や情報発信スペースを設けた鳥取市民交流センターを併設しました。
鳥取市は、明治22年10月1日市制施行により、全国で36番目の市として誕生し、令和元年に130周年を迎えました。10月1日には新本庁舎完成とあわせて、鳥取市制施行130周年を記念した式典が開催され、永年にわたり本市の振興と発展に貢献されたみなさんの表彰も行われました。
とっとり市報2019年4月号から、鳥取市制施行後の130年間の出来事を写真で振り返る「市制130年のあゆみ」を連載しています(今月号は24ページに掲載)
5月12日、山陰道鳥取西道路が全線開通しました。開通によって鳥取~米子間の所要時間のおよそ15分短縮や、国道9号の渋滞緩和などの効果があらわれ、その好機を生かすべく6月30日には西地域の観光・交流の拠点となる道の駅「西いなば気楽里」もオープンもしました。高速道路ネットワークの整備が、今後も産業・観光などさまざまな分野で、鳥取県東部圏域の一体的な発展に大きく寄与していくことが期待されます。
「2019年版住みたい田舎ベストランキング(宝島社『田舎暮らしの本』2月号)」で、鳥取市が3部門(総合部門・若者世代が住みたい田舎部門・自然の恵み部門)で第1位に輝きました。総合部門では、2年ぶり2度目の1位を受賞したほか、初めて複数の部門で1位を受賞しました。
5月20日、麒麟のまち圏域に受け継がれる麒麟獅子舞を生かしたストーリー『日本海の風が生んだ絶景と秘境– 幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』が、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化や伝統を語る日本遺産に認定されました。本市では平成30年にも「北前船寄港地・船主集落」として認定されています。
河原町国英地区で進めている新可燃物処理施設整備事業は、平成30年7月の鳥取県東部広域行政管理組合議会の議決、昨年8月2日の起工式を経て、8月中旬から建設工事に着手しました。県東部唯一の可燃物処理施設となることから、今後も本組合および東部4町と連携し、令和4年夏の供用開始を目指していきます。
因幡万葉歴史館は、新元号「令和」の典拠となった『万葉集』ゆかりの地として注目を集めました。エントランスホールに特設コーナーを設置したほか、新元号に関する企画展などを開催し、例年を大きく上回る来館者を記録しました。また9月29日には、佳子内親王殿下もご来館されました。
※ 8位は同点で2 項目選出
こども食堂は、本市では子どもを中心にして地域の人が集う 「地域食堂」 として展開されています。2月18日、日本郵便株式会社と連携し、郵便局ネットワークを活用し各局にフードボックスを配備し、家庭で利用見込みのない食品を持ち寄ってもらい、こども食堂へ寄付する全国初の取り組みが始まり注目を集めました。
第55回を迎えた鳥取しゃんしゃん祭は、昨年も踊り子3757人による一斉傘踊りを中心に鳥取市の夏を盛り上げました。第55回を記念して鳥取駅前風紋広場特設ステージや智頭街道照明演出、しゃんしゃん回顧展などの例年にない企画も行われ、3日間で33万2400人の来場者でにぎわいました。
秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、全国各地から多くのみなさんをお迎えし、令和の時代最初の『第30回全国「みどりの愛護」のつどい』が、本市において盛大に開催されました。緑を守り育て親しむとともに、広く都市緑化意識の高揚を図る絶好の機会となりました。
鳥取市自治連合会 | 会長 | 南部 敏 さん |
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鳥取市文化団体協議会 | 会長 | 本城 美佐子 さん |
鳥取市社会福祉協議会 | 会長 | 林 由紀子 さん |
地域サポートネットワークとっとり | 代表理事 | 山口 朝子 さん |
とっとり若者地方創生会議 | 会長 | 吉田 真優 さん |
市政記者クラブ | 会員 | 矢田 文 さん |
市政記者クラブ | 会員 | 今泉 悠 さん |
市政記者クラブ | 会員 | 落合 美紅 さん |
鳥取市議会 | 議長 | 山田 延孝 さん |
鳥取市 | 市長 | 深澤 義彦 |