鳥取市

令和2年11月20日市長定例記者会見録登録日:

令和2年11月20日午前10時から、麒麟Square2階多目的室1

※会見の映像はこちら(※外部サイトYouTubeにリンクします)

令和2年11月20日市長定例記者会見

 

会見項目

1 今年を振り返って

2 雪に対する安全で安心な市民生活連絡会議の開催について

3 11月臨時補正予算と12月議会の開会にあたって

4 鳥取駅周辺のイルミネーション・ライトアップについて

資料1(PDF/540KB)

質問項目

5 往来自粛の要請について

6 鳥取駅周辺のイルミネーション・ライトアップについて

 

会見項目

 

1 今年を振り返って

 

市長

 まだ11月なのですが、今日が今年の定例記者会見最終日となります。ちょっと早いですが、この1年間大変お世話になりましたことをまず心より感謝申し上げたいと思います。

 そして、今年についても少し振り返らせていただきたいと思います。今年も昨年に続いて、非常に穏やかな天候の中で新しい年がスタートしました。1月には住みたい田舎ベストランキングの、子育て世代が住みたい田舎1位に評価いただき、幸先のいいスタートでしたが、1月から国内はもとより世界で新型コロナウイルスが感染拡大していく様相を呈し、本市では1月に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を立ち上げて、現在まで様々な対応を行ってきています。この対策本部会議も数えて先週で52回となり、この本部会議はもとより、色々な状況があった場合には、いち早く全庁的な体制を取るよう、連絡会議等も開催して、対応に意を用いてきたところです。また、4月、5月、7月と定例会以外にも臨時議会を招集して必要な予算を計上し、議決をいただいて、この補正予算に基づいて様々な対策事業を行ってきています。

 現在のところ、特別定額給付金も含みますが、総額で448億余という、かつてない補正予算規模で新型コロナウイルス感染症に対応してきました。これは、感染症対策、感染防止、感染拡大防止はもとよりですが、アフターコロナ、この新型コロナウイルス感染症が終息した後も、将来を見据えて今から対策を講じておく予算も計上して取り組んできたところです。

 また、令和2年度については、令和の新たな時代を開く持続可能なサステナブルなまちづくり予算と銘打ち、重要施策等を中心に色々な事業を今進めていて、新可燃物処理施設整備事業等についても、冬に比較的雪が少なく、事業を進めていくのに好都合な天候でしたので、順調にこの事業も進んでいます。

 また、課題である旧本庁舎、第2庁舎跡地の利活用に係る解体撤去等についても、設計に係る経費等を上げて、事業を進めていこうとしているところです。そのほか、保健所を新たに整備するため、駅南庁舎を改修して5月には新しく保健所業務をスタートさせたところです。

 おおむね令和2年度予算の色々な事業も順調に推移しています。これからまた臨時議会が予定されていますし、12月定例会等もありますので、引き続き新型コロナウイルス感染症対策はもとより、様々な市政の課題に係る予算等を計上、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。

 

2 雪に対する安全で安心な市民生活連絡会議の開催について

 

市長

 これから雪の季節を迎えますが、今月30日に関係機関の皆様、また消防団の皆様等にお集まりいただき、本市の関係部局が出席して、改めて積雪時の課題等を共有して適切に連携して対応できるように、しっかりとこの連絡会議の場で協議して備えていきたいと考えています。2年ほど雪のない、少ない年が続きましたが、今年はラニーニャ現象があり積雪もあるのではないかと予想されていますので、市民の皆様の日常生活に支障がないように、積雪時にも迅速、的確に対応できるようしっかりこの連絡会議で協議を行っていきます。

 

3 11月臨時補正予算と12月議会の開会にあたって 

 

市長

 11月26日の来週木曜日ですが、臨時議会を招集させていただきたいと考えていて、9月26、27日に発生した豪雨による災害に対応する経費を補正予算として計上したいと考えています。予算規模は4億9,500万円余という規模で、内容は農林関係の施設等の復旧が多く、それから河川、道路の関係等もあり、速やかに復旧できるよう予算を計上して議決をいただき、対応していきたいと考えています。

 また、12月定例会ですが、新型コロナウイルス感染症の対策に係る経費、取り組み等についてはもとよりですが、旧本庁舎、第2庁舎の解体工事に係る経費も、債務負担行為となりますが、具体的に計上していきたいと考えています。詳細については、議会運営委員会等の場でまた御説明させていただきたいと考えています。

 

4 鳥取駅周辺のイルミネーション・ライトアップについて

 

市長

 鳥取駅周辺について、一体的なデザインやコンセプトに基づいて光の演出を行い、鳥取駅前の空間形成を図ることで、このエリアの滞在性、回遊性等を高めて中心市街地へ多くの皆様にお越しいただきたいということと、新型コロナウイルス感染症の拡大によって消費が落ち込んでいると考えていて、こういった消費についても新たに喚起していきたいと思っています。また、この新型コロナウイルス感染症の関係で落ち込んでいる市民の方もたくさんいらっしゃると思いますので、改めてこのように駅前を演出していくことで、市民の皆様にとって楽しんでいただける憩いの場としていこうという目的で取り組むものです。

 これは今後、通年で1年を通してやっていきたいと思っていますが、日没が季節によって異なりますので、現在は午後5時頃になると暗くなりますので、大体5時あたりからライトアップをしていきたいと思っています。また夏の時期になれば、日没後にスタートして、ケヤキ広場が午後11時まで、風紋広場は午後10時までライトアップさせていただきたいと思っています。

 また、併せて、この本庁舎についてもライトアップさせていただきたいと考えていて、こちらは来月12月18日から年明けの1月17日まで、時間は午後5時半から午後9時までとさせていただきたいと思っています。これについては、感染のリスクがある中で、日夜大変御尽力いただいている新型コロナウイルス感染症に係る医療従事者の皆様への感謝の思い、それからこの新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息するように、願いのメッセージを込めて、ブルーでライトアップさせていただきたいと思っています。

 またこの期間中には、鳥取市民交流センター麒麟Squareで、麒麟のまち圏域各町のPR等、SQのあるまちのPR等のブースも設置させていただきたいと考えています。庁舎のライトアップについても、鳥取駅周辺のライトアップと連携して行っていきたいと考えています。イメージとしては、このパネルのような形になると考えています。

 

質問項目

 

5 往来自粛の要請について

 

川口記者(共同通信)

 新型コロナのことでお伺いします。新型コロナの状況が全国的にもかなり悪化の一途をたどっている中で、これから年末年始を迎えて、特に鳥取ではカニのシーズンということで、観光業界からしたら書き入れ時だと例年は思うのですが、一方で、日本医師会は往来自粛をこの3連休、そして今後も要請していきたいということも発信されています。市民に向けて、もしくは県外から来られる方に向けて、往来自粛の要請や呼びかけなど、その辺りのお考えがあれば、お伺いします。

 

市長

 具体的に、自粛をしていただきたいという呼びかけまでは現在のところ考えていませんが、日々様相が変化していると考えています。東京については大変な状況で、全国的にも大体2,300人を超える、新たな感染者が発生しているということで、これからどういった形で推移していくかをまずしっかり見極めていかないといけないと思っていますが、先ほどお話しいただいたように、事業者の皆さんにとっては、いわゆる年末年始の書き入れ時であり、医師会の皆さんは非常に懸念していらっしゃいます。その辺をどう両立させていくか、調和を図っていくかということが私たちに今求められていることではないかと思っています。自粛のほうにシフトしていくと、社会経済活動が停滞してしまい、また一方で、経済活動を進めていこうとすると、感染のリスクが増えていく、その辺がなかなか難しい課題ですが、一方的に鳥取市にお越しいただくことを控えてくださいと呼びかけることは、今のところは考えていません。しかしながら、先ほど申し上げたように、全国的に非常に感染例が増加している状況もあり、新たな様相を呈してきていると考えざるを得ないと思っていますので、現時点ではそういった考えですが、今後の状況等をしっかり注視しながら判断していきたいと考えています。

 

6 鳥取駅周辺のイルミネーション・ライトアップについて

 

桝井記者(山陰中央新報)

 すみません、イルミネーションのことで少し教えてください。ちょっとうろ覚えで、違っていたら申し訳ないですが、たしか今でも色々なライトアップをされていると思います。バード・ハットのところや、花見橋のところなど。今回も通年でされるということで面白そうだなと思うのですが、このイルミネーション、ライトアップですか、光の演出で実際に人が歩いたりとか、そういう効果の部分はどういうふうに感じていらっしゃいますか。

 

市長

 そうですね、まず、夜間明るいということで、まちのにぎわいにもつながっていると思っていますが、それに加えて、こういった新たな取り組みで演出していくということで、さらにこの中心市街地へ多くの皆さんにお越しいただけるのではないかと思っています。従前の色々なライトアップ設備については、既存のものはそのまま引き続き行っていくことになりますが、新しいこの取り組みと調和するように、その辺りは考えていく必要があるのではないかと思っています。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 庁舎のライトアップは、通年はされないのですか。

 

市長

 今のところ期間限定で、先ほど申し上げたように、来月18日から年明けの17日までと期間を限定して考えています。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 なぜといったらいいですかね。

 

市長

 そうですね、駅前のにぎわいと、庁舎をライトアップするとことは、連携して進めていきたいという部分もありますが、庁舎については先ほど申し上げたように、新型コロナウイルス感染症が感染拡大していく中で、日々大変現場で御尽力いただいてる関係者、特に医療関係者の皆様に感謝申し上げたいということと、それから、この新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息するように、この2つを願ってという目的ですので、通年というよりも、期間限定でこの時期に限って行いたいと考えています。

 

 

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