鳥取市

令和2年度 第7回気高地域振興会議 登録日:

日時 令和3年2月16日(火)午後2時30分から午後4時45分

場所 気高町総合支所2F会議室

[出席委員]

 (1号委員)西尾 雅彦,

 (2号委員)、池長 綾子、河根裕二、池原 隆秋、木下 公明

 (3号委員)田中 敦志、三澤 秀正、久野 壯、荒尾 極

 

[欠席委員]

 田中 弘子、松本 弥生居川  一

[事務局]

 三谷支所長、岡本副支所長兼地域振興課長兼教育委員会分室長、久野産業建設課長、大角市民福祉課長、石井地域振興課長補佐

[教育総務課校区審議室]

 中村室長、堀村主任

[交通政策課]

 筒井課長補佐

[情報政策課]

 山根課長、田渕課長補佐、瀬村企画員

[NTTフィールドテクノ株式会社中国支店]

 藤森、長井

[傍聴者]

 なし

◎会議次第

1 開会

2 あいさつ

3 議事 

  (1)鳥取市立学校適正規模・適正配置基本方針(素案)について

  (2)生活交通の評価・見直し基準(数値指標)の設定について

  (3)超高速情報通信基盤整備事業について

  (4)新市域振興ビジョンの改訂について

4 その他

5 閉会

◎議事概要

1 開会

2 会長あいさつ

3 議事

(1)鳥取市立学校適正規模・適正配置基本方針(素案)について

(事務局)

気高町総合支所だより2月号を基に説明。

説明概要:学校統合に向け今年度中に統合準備委員会(仮称)を設立する。

(教育総務課校区審議室)

資料1、2に基づき説明。

説明概要:鳥取市立学校の配置及び校区の基準をつくり、市内を5つのブロックに分け学校数の目安を示した。今後はこの基本方針を基に、より良い学校のあり方について地域で議論を進めてほしい。

【委員】資料1.P12では関係学校別で協議し、まとめた結果を教育委員会に提出するということか。最終的には市教育委員会が責任を持ち決断しなくてはいけない。

【校審】気高の場合は、既に学校別の組織で協議され意見書を教育委員会に提出されていますが、他の校区ではまだ組織ができていない状態であり、学校ごとでなくブロックでの意見交換から始めてはどうかと考えています。

 パブリックコメントでも「市教育委員会が責任を持って前に進めないといけない」という意見がある一方で、「地域の意見を尊重することが大事」という意見もあります。市教育委員会に責任がありますので、出来る限り地域の会議に参加し、意見を述べさせていただきながら進めて行きたいと考えています。

【委員】「20年後の学校のあり方を見据えて」と記述しているが20年の根拠は何か。

【校審】校区審議会には「中長期的な学校区の在り方について」諮問しました。審議会の議論のなかでは、10年では学校建設までの期間を考えると短いし30年だと長すぎることと、20年先というタイミングで生産年齢と高齢人口とのバランスが最も悪くなる時期と予想されており、20年に設定しました。

【委員】住民が意見を出しやすい仕組みを作ってほしいし、協議経過も分かりやすくしてほしい。

【校審】統合準備委員会(仮称)では地域住民・小学校・保育園・中学校の保護者などに委員になっていただいていますので、住民のご意見は反映されるものと考えています。

【事務局】協議経過については、支所だよりなどで周知を行う予定です。

【委員】来年度から35人学級が始まるが、今後影響があるのか。

【校審】国は35人学級を示しているが、本市では小学1、2年生は30人学級、3年生以上が35人学級です。中学校は1年生が33人学級、2、3年生は34人学級としており、将来30人学級にも対応できるよう考えています。

 

(2)生活交通の評価・見直し基準(数値指標)の設定について

【交政】別紙に基づき説明。

説明概要:生活スタイルの変化により、生活交通利用者は減少し続けている。今後、住民、行政、事業者が一体となり、利用促進や地域の実情にあった生活交通の確保が必要であり、その基準を設定する。

【委員】基準を満たしていない場合は定時運行から予約運行への変更の検討はしないのか。将来、学校が統合になればバスが必要になると思うが。

【交政】定時運行から予約運行への切り替えは選択肢の一つとして検討します。通学手段は重要なことですので教育委員会とも協議しながら進めていきます。

【委員】高齢者の方は、バス停までの距離が遠ければタクシーの方が便利と思うが。

【交政】タクシー利用に対する支援が地域要望にもありますが、タクシーの営業も大変厳しい状況にあり、特に運転手確保に苦慮されています。市内のタクシー業者は12社あり、市としてもタクシー業者と一緒に新しい交通体系の検討を進めており、地域によっては、共助交通の取り組みを行っています。

【委員】10年後には高齢者のバス利用がどうなっていると思うか。

【交政】詳細な推計はしていませんが、減少傾向であると考えています。高齢者が増加していく中で、車を運転される方も増加している状況であり、高齢になれば運転免許を返納して、公共交通機関の利用を期待するところです。このためにも、今現在、自身で運転をできる方でも、1週間に1回でも利用していただけるよう、交通事業者と一緒に利用しやすい環境づくりに取り組んでいます。公共交通を守る最善策は積極的にご利用いただくことなので、ご協力お願いします。

 

(3)超高速情報通信基盤整備事業について

【情政】資料3、4に基づき説明。

説明概要:鳥取市所有のCATV施設の老朽化および高速化対応のため、国の高度無線環境整備推進事業を活用して光ファイバーによる超高速通信網を整備し、光ファイバー未整備地域を解消する。このため既に光ファイバーが整備されている地域は除いて整備する。

【委員】今後、5Gもエリア拡大していくことを踏まえているか。

【情政】この度は、光ファイバーを利用した家庭のインターネット環境の整備を主目的としていますが、将来5Gサービスを活用できるよう整備します。5Gについてはローカル5Gという技術で事業所ごとネットワークの構築ができるように整備をしたいと考えています。

【委員】今回の工事と既存のNTT光エリアを含めると、気高町エリアは光回線に100%加入できるものと考えてよいか。NTT電話の利用者が(CATVの)光電話に変更できるのか。セット割引があると聞いている。

【情政】鳥取市エリアの未整備部分をすべて整備するので、光回線に加入できないご家庭はないと考えています。電話についてはCATVの光電話に変更することは可能です。

【委員】放送はしないとあるが、同軸の更新ではないのか。

【情政】今回は、インターネット線のみです。後年は放送設備の更新の工事を考えています。

【委員】かなり短期間の工事だが対応できるのか。

【情政】通常3年かかる工事ですが、工事作業の人員を集中させて計画どおり令和3年度末の完了を目指して進めます。

 

(4)新市域振興ビジョンの改訂について

【事務局】資料5、6、7に基づき説明。

説明概要:第11次鳥取市総合計画(案)との整合性を図るため改訂するもので、第6回気高地域振興会議の意見を踏まえて修正した。

【委員】浜村地区活性化委員会の活動状況はどうか。

【事務局】9月に組織を立ち上げ、浜村地区グランドデザインの完成に向け進めてきました。現在、案をお示し、ご意見をいただいた箇所の修正作業を行っており次回の会議で提案することとしています。グランドデザインが完成した後には浜村地区の各区長へ配布する予定です。令和3年度には、グランドデザインを基に、具体的な実施計画を作成する予定です。

【委員】浜村地区活性化委員会で協議されたことは尊重するが、地域振興会議に情報をもっと共有すべきと考える。

【事務局】グランドデザイン案が出来上がるまで、かなりの期間を費やしたこともあり、地域振興会議とのタイミングが合わず、お示しすることが出来ませんでした。

【委員】資料5、6番の高速ブロードバンド環境の整備ですが、「84局の光回線整備」は、エリアが正確なのか。資料7 亀井滋矩公墓所は国指定なので追記してください。

【委員】同じく、資料7 布勢の清水は名水百選を追記してはどうか。

【事務局】整備対象が84局だけなのかどうか確認します。資料7については、修正します。

【委員】資料5 13番のおためし地域おこし協力隊の「おためし」とは。

【事務局】全国的に辞めてしまう協力隊員がいるため、新たな制度として一週間程度のおためし期間を設けて募集するものです。

【委員】前回の意見を反映され、前向きな推進計画だと思います。いろんな課題がでてくると思うが、前に進んでいけると思う。

【事務局】推進計画は、固まったものではありませんが、課題を明確にしておかないと検討できないという思いで計画させていただきました。

 

4 その他

*鷲峯山麓ハーフマラソンについてお知らせ

 ・開催予定月日 令和3年11月28日(日) 

 ・コース(案) ハーフの部、10キロの部 鹿野学園流沙学舎発着

・想定参加定員 2,000人

*しょうがぽかぽかフェスタの中止のお知らせ

*任期満了により委員のあいさつ

【委員A】駅舎シンプル化の協議時に感じたが、文句ばかりを言っているのではなく、自分たちで何が出来るか考えてなくてはいけない。当事者意識が必要と感じた。

【委員B】この地域振興会議でつくりあげたものがないのではと反省している。地域としてプランをもって、やる気をもって実行していく発信の場所になってほしい。議事録はもっと丁寧に作成してほしい。

【委員C】さまざまな課題で議論に参加できてよかった。

【委員D】課題があるということは改善点があるということだと思うので、会議では知恵を出し合って気高町がいい方向に進めばいいと思います。

【委員E】自治会長が毎年変わってしまうことは改善すべき。公民館組織の強化も必要。地域が1つにならないと寂しい町になってしまう。

【委員F】私自身も勉強させて頂きました。気高町が大好きです。次に委員になられる方に期待をしています。

【委員G】お役に立てたかわかりませんが、長い間委員をさせていただきました。次の委員の方にはお体を大事にしていただきながら気高町のためにご尽力いただきたい。

【委員H】委員になって思ったことを発言させていただいた。今回の振興ビジョン計画では意見を反映していただいた。前向きな計画は大事なこと。気高町が少しでも良くなればという思いで出席してきた。

【委員I】気高町をピンチからチャンスに変える時期なのではと感じている。気高町のまちづくりのために知恵を出し合いながら進めて行けばいいと思う。

【事務局】2年間の任期ありがとうございました。貴重なご意見をいただきましたこと感謝申し上げます。

5  閉会

 

 

このページに関するお問い合わせ先

気高町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8672
FAX番号:0857-82-1067

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