とっとり市報 HTML版
2022.11 No.1147

【特集】
税金などは決められた納期限内に納付しましょう〜納付が困難な場合はまずご相談を〜

本市では、財政の健全化と市民負担の公平性を確保するため、未収金(期限を過ぎても納付されない税金・各種料金など)を解消するための取り組みを進めています。

問い合わせ本庁舎収納推進課(21番窓口) TEL0857-30-8151 FAX0857-20-3920

住民サービスの財源

税金や国民健康保険料、下水道使用料などの各種料金は、みなさんの生活に欠かすことのできない住民サービスや施設の維持管理、医療の提供、子育て支援などに使われる大切な財源です。これらの税金・各種料金には、それぞれ支払いの期限(納期限)が定められており、多くの人には納期限内に納付いただいています。しかし、納期限内に納付されない税金・各種料金が増えると、市の財政を圧迫し、住民サービスの低下にもつながりかねません。

公平性確保のために

本市では、納期限内に納付された人との公平性を確保するため、支払いが遅れた期間に応じて延滞金を加算するほか、納付相談もされず、支払われないまま放置されている場合には、法律の定めにより、財産調査(勤務先への給与照会や金融機関などへの預貯金の照会など)や、滞納処分(預貯金や給与などの差押え)、支払督促や訴えの提起などの裁判所を通じた回収の手続きも行っています。

また、みなさんが納付しやすい環境づくりを進めており、口座振替やコンビニ納付のほか、スマートフォンアプリを活用した「スマホ決済」の導入など、さまざまな方法で納付いただけるよう取り組んでいます。

本市の未収金の状況

未収金解消の取り組みにより、ピーク時の平成23年度には、約49億200万円であった本市の未収金は、令和3年度末には約23億円と、約10年で5割以上減少しました。一方で、貸付金や学校給食費、市営住宅家賃などの裁判所を通じた回収の手続きが必要なものについては、さらなる取り組みの強化が必要です。

今後も未収金を減らすための取り組みを進めていき、全庁一体となって健全な自治体運営を維持できるよう努めていきます。

グラフ
主な未収金の推移(単位:百万円)

スマートフォンアプリで納付する場合

金融機関やコンビニに行かなくても、スマホアプリから納付書のバーコードをスキャンするだけで簡単に納付できます。

■使用できるスマホアプリ

PayPay
LINE Pay 請求書払い
支払秘書

ご注意ください

※ 納期限を過ぎたもの、バーコードが印字されていないもの、金額を訂正したもの、1件の金額が30万円を超えるものは納付できません。

※ 領収書は発行されません。

※ 軽自動車税( 種別割) の車検用納税証明書が必要な人は、他のお支払い方法をご利用ください。