
市内外の万葉ファンや郷土の歴史文化を学ぶ児童生徒など多くの人にご来館いただき、令和6年7月末時点で80万8千人余りの入館者数を記録しました。
古代史における日本の全体像を視野に入れながら、広いアジア世界の中の因幡という視点に基づいて展示を構成しており、マルチメディアも駆使したさまざまな工夫をこらしています。万葉集最後の歌を詠んだ大伴家持(おおとものやかもち)のコーナーや因幡の豪族・伊福吉部徳足比売(いふきべのとこたりひめ)のコーナーは当館の見所となっており、万葉びとの世界観を堪能できます。
館内の「万葉と神話の庭」には万葉集に詠まれた約50種の植物が植えられ、季節を彩ります。また、館の前には高さ30メートルの「時の塔」があり、展望デッキからは因幡三山から遠く扇ノ山を望み、国府平野を360度のパノラマで見渡すことができます。
11月に「万葉集朗唱の会」「因幡の傘踊りの祭典」「雅楽・舞楽の宴」の開催を予定しているほか、1年を通して「カルチャー教室」など多様なイベントを開いています。
これからも、国府町の豊富な文化的・歴史的資源を「いなば国府ガイドクラブ」のみなさんと連携して案内し、また、雨滝などの自然についてもネットワーク化を図り、地域の魅力を発信し続けます。年度末には30周年記念展示「国府展」をやまびこ館で開催します。ぜひお越しください。
〜30周年記念品の配布〜
30周年記念クリアファイルと記念おせんべいのセットを配布します。
配布日: | 10月30日(水) 9:00~ 配布物がなくなるまで |
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対象: | 有料入館者および館内で300円以上購入した人 |
30年の主な行事など | |
1995年08月 | 皇太子ご夫妻(現天皇皇后両陛下)ご来館 |
1997年09月 | 「因幡万葉薪能(たきぎのう)」開催 |
2001年01月 | 「万葉カウントダウンinこくふ」開催 |
大晦日〜元旦にかけ、花火やライブ演奏 | |
2001年09月 | 「観月の夕べ」開催 |
2004年08月 | 「因幡傘踊りフェスティバル」開催 |
開館10周年記念イベントなど | |
2019年03月 | 大伴家持生誕1300年記念事業開催 |
音楽・朗読・劇「いや重けよごと」 | |
2022年10月 | 「令和の万葉大茶会」開催 |

大伴家持ホール

常設展示室
-因幡の古代-
-因幡の古代-