【新規申請】露店営業の許可取得について登録日： 2024年3月12日

1　「露店営業」とは？

　「露店営業」とは、固定（店舗型）施設と異なり、車両等で施設資材を任意の営業場所に運搬し、屋内外を問わず店舗を設置し、簡易な調理行為を主とする営業であって、営業終了後は施設を撤去する営業形態を指します。いわゆる屋台などの移動営業（自動車営業を除く。）です。

　露店営業で取得可能な許可業種は「飲食店営業」のみとなります。

　許可を取得するための施設の基準は固定施設とは異なっており、提供可能な品目にも限りがあるので、以下をご覧ください。

2　施設の基準

　営業許可を取得するには、営業に用いる施設が、鳥取県の条例で定める以下の施設の基準を満たすことが必要です。　

　許可取得後、営業を行う際は、必ず基準を満たした状態で、営業許可証を掲示してください。

★露店営業の施設の基準は、こちら（PDF／111KB）

　　　　　　　　　

3　提供可能な品目

　提供可能な品目の例は、こちら（PDF／118KB）

　なお、次の点に留意してください。

ア　施設内において、簡易な調理行為を主として行うものであって、原則として客に提供する直前に加熱した食品とする。

イ　食品の調理及び提供等は客の求めに応じて行うものとし、長時間の作り置きを行わないこと。
ウ　施設内で生鮮食品の下処理や生地調整などの一次加工を行わないこと。一次加工が必要な場合は、許可施設又は公的な施設等の衛生的な施設

　を利用すること。

エ　米飯類は既製品の加熱又は当日炊飯を原則とし、前日からの作り置きを行わないこと。
オ　生鮮魚介類等の生食提供、生野菜・カットフルーツ（直接摂取可能状態の既製品（カット野菜等）や衛生的な場所で下処理されたものを除
　く。）、生菓子等については、提供しないこと。

4　露店営業に際しての注意事項

　　　　

　　　　

5　食品営業許可を受けるまでの流れ

　（1）事前相談

　許可を取得するためには、『営業施設基準に適合した施設（設備）であること』『食品衛生責任者の設置』等が必要となります。
　新たに食品営業を営もうとされる方は、施設基準を満たしているかどうか、提供可能な品目かどうか等について、生活安全課に電話、窓口等にてご相談ください。

　（2）検査日程の予約、許可申請書等提出書類の準備

　ア.　検査日程の予約

　施設の基準を満たす施設設備が用意できましたら、事前に保健所へ御連絡いただき、検査の日を予約してください。

　イ.　許可申請書等提出書類の準備

　許可の申請には次の書類が必要ですので、申請日までにご準備ください。

1. 営業許可申請書（様式ダウンロード：（（Excel／119KB）、（PDF／133KB））（記入例：（PDF／185KB））
2. 営業施設・設備の構造、大きさ等を記載した図面（手書きの場合は、定規を使用して記載ください。）
3. 申請手数料（17,600円）
4. 食品衛生責任者講習会修了証又は調理師免許証等食品衛生責任者の資格を証するもの

　食品衛生申請等システムによりパソコンで電子申請することも可能です。（スマートフォンからの手続きはできません。）

※食品衛生申請等システムにより申請した場合も申請手数料は、生活安全課窓口にて申請手数料を納付してください。

 

　（3）営業許可申請、施設検査

　ア. 申請方法

　（2）にて準備された営業許可申請書及び添付書類を生活安全課窓口にご提出ください。

　食品衛生申請等システムにより電子申請されている場合は、生活安全課窓口にて申請手数料を納付してください。

　手数料の納付が無い限り、申請として受け付けることができませんので、ご了承ください。

　イ. 注意事項

　申請から許可証の交付まで、10日程度かかります。

　施設調査の結果、基準に不適合であった場合は、さらに日数を要する場合があります。開業までのスケジュールを考えて、余裕をもって申請していただくようお願いします。

　ウ. 施設検査

　検査は、鳥取市保健所駅南庁舎の敷地内にて行いますので、案内された場所にて、施設を設営していただきますと、保健所職員が施設の基準に適合しているか、施設を検査します。

• 検査時には、営業者又は店長などの責任を有する方が必ず立ち会うようお願いします。
• 施設基準に不適合の場合は、改善し、改めて検査日を定めて再検査することとになります。

　（4）営業許可証の交付

　営業許可が下りましたら、保健所担当者からご連絡します。保健所窓口で営業許可証をお受け取りください。

　　※許可証は、施設の見やすい場所に掲示してください。