鳥取市

令和5年度 第6回気高地域振興会議登録日:

日 時 令和5年12月4日(月)午後2時00分から午後4時10分

場 所 気高町総合支所 2階会議室

〔出席委員〕

河根裕二、渡辺雅子、地原伸、吉浦郁夫、塩田則夫、片山敬子、

鈴木陽子、宇津原あけみ、近藤可菜、武田敏男、田中敦志、以上11名(順不同敬称略)

〔欠席委員〕

木村明則(敬称略)

〔事務局〕

中原支所長、久野副支所長兼地域振興課長、伊藤産業建設課長、久田市民福祉課長、

武田地域振興課長補佐

〔鳥取市市民生活部生活環境課〕

山根局長、池原係長、保崎主幹

[傍聴者]

なし

◎会議次第

1 開会

2 協議事項

  (1)気高リサイクル・ドリームハウスについて 

  (2)気高地域振興会議独自の議題・テーマについて

   新市域振興ビジョンの目標:(安心・安全のまちづくり)

3 その他

   *次回の日程について

4 閉会

◎議事概要

1 開会

2 協議事項

(1)気高リサイクル・ドリームハウスについて 

【生活環境課】気高リサイクル・ドリームハウスについて、資料に基づき説明。(略)

【委員】今の段階で耐用年数は過ぎているのか。

【生活環境課】この建物の耐用年数は、築31年ですが、木造の事務所ということでは、24年で、耐用年数は超過している状況です。

【委員】平成4年の省資源化を推進して、木工教室のような形で、イトノコなどの道具もあり多くの利用があったが、初期の目的や管理費はどのぐらいだったのか。また、来年の4月1日で条例廃止後、施設はどうなるのか。

【生活環境課】この施設の経費的なものにつきましては、最近は完全予約制ということで、利用予約を受け、予約時間には管理していただいているシルバー人材センターに来ていただく形をとっています。年間約60万円くらいです。

この建物自体、基本的には平成4年度当時は、リサイクルという形での補助金をいただいて設立されており、家庭で出た椅子の修正や、家財を他のものに変えたりなど、当時は指導員の方がおられ、リサイクルを通じて機械の使い方などの指導もされていたと伺っております。

敷地内は教育委員会の所管でもありますし、学校に隣接しておりますので、学校に利用していただきたく、中学校の方へは教育委員会を通じてお話をさせていただいたところですが、施設は、トイレも1ヶ所で男子女子に分かれていない、メインとなる木工室や金工室にエアコンがないなど、教育委員会からは管理が難く、この施設については利用できないし、必要ないという返事をいただいております。ひとまずこの気高リサイクル・ドリームハウスは、リサイクル利用のための施設としては、閉鎖し、利用中止とさせていただきたいと思います。

【委員】トイレやエアコンの環境整備がされていないので、利用者も減り、中学校にも利用してもらえていないのではないか。利用は中学生に限らず、小学生や、親子で木工教室を開催するなどの方法がある。

【委員】中学校の生徒にこれまで使っていただいていたが、そこがなくなった場合、作業場所がなくなるということか。

【生活環境課】この施設は、中学校の技術室に隣接しており、この技術室の中に、木工のイトノコなどが入るスペースもあるのですが、気高リサイクル・ドリームハウスがあるので、そこを利用していただいているのが現状です。

平成27年、閉鎖の話をさせていただいところでしたが、自治会で回覧をしたり、市報に掲載したり等、PRをしてきましたが推移は変わらないということでした。

【委員】林業試験場にも似たような施設があり、利用についての課題もあり、地域の人が木工や、そこで趣味の作業をしてもらっていた。

人の常駐はないが、教えてもらえたりするメリットがあるので、イベントをして、小学校の親子や、授業の一環としてどんどん利用が増えてきた。

【生活環境課】この施設自体は、リサイクルという用途で、生活環境課課長が兼務しており、リサイクルに使う目的でしたが、現在は、木工での利用となっています。

指導者を常駐させればよいのですが、人件費の経費がかなりかかるため、こういう形でさせていただいています。

【委員】気高リサイクル・ドリームハウスの当初の目的は達成したというが、今の段階では、リサイクルという視点ではあまり利用されていない。

気高町民の木工や、金工ができる場をなくしてしまうのではなく、小学校の跡地利用で、置き場所があれば道具を分散させずに場所移動も検討していただき、また、公民館とタイアップすることで事業もやりやすくなり、公民館だけではなく気楽に交流しながら、環境のことも考えた活用を検討してほしい。

【委員】中学生の考え方は違う視点で素晴らしいところがあるのでアイデアをだしてもらうのもよい。

【生活環境課】いただいたご意見は持ち帰り、教育委員会にも伝え、建物の再利用や中学生のアイデアの使用など、改めて検討させていただきたいと思います。

【委員】設管条例廃止ということになると、施策のリサイクルとは切り離した場所になるのか。

【生活環境課】そうです。

今は、気高リサイクル・ドリームハウスという役割自体現在されていなく、リサイクルをするための施設ということではオープンしていません。

今回の見直しというのは、役割を取りやめさせていただきたいということです。

【委員】間口が、実際限られてくる。

SDGsってことを考えると、大事な観点だと思うし、そういう意識を高めていくのであれば、常駐する指導者が無理でも、単発で、廃材や海で拾った貝がらなどでデザインを作成するなどのイベントができればと思ったが、この場所を提供することがメインになるとしたら、エアコンや、トイレが男女共有など、時代に合ってない環境で貸し出すのは酷ではないか。

【生活環境課】この建物の再利用を視野に入れていないわけではないですが、実際にはコミュニティセンターも使えますし、建物をさらに人が集まるような場所や、今後の要望など、ご意見があれば使える形を検討させてもらいたいと思います。

【委員】教育委員会の所管ということだが、今後の活用のアイデアが出されるとしたら、教育委員会という枠の中となるのか、それとも、防災や、ジオパークの部分でつなげていけるようなアイデアが出た時に、使うことは可能か。

【生活環境課】その利用目的によります。

気高中学校に隣接していること、土地自体が教育委員会の所管の土地ということもありますので、基本的には子どもたちに関連した教育のものに使えればいいのかもしれません。

【委員】今後、施設を壊すというのも一つの選択肢としてはあると思うが、せっかくある施設の活用できればよいと思う。いろんなアイデアを持ち寄りできるようにすると、建物を存続して利用ができるのではないか。

【生活環境課】この建物が本当に有効利用され、そういった形で使えるような施設として生まれ変わるものであれば、生活環境課、気高総合支所どちらでもよいので、ご意見、アイデアをいただければ検討させていただきます。

【委員】木工室や金工室の中に置いてある機械は、どんなものがあるのか。

【事務局】木工室なので、イトノコ、17台ほど。木を削ったりするもの、ろくろなどがあります。

【委員】その機械はまだ使えるのか

【事務局】経年劣化をしていますけれども、現状としてはまだ使える状態です。

【委員】子どもが保育園の時にドリームハウスで作ったお雛さんを、毎年飾り、中学校の時に作った本立て、スリッパ立ては現在も使用している。

施設が閉鎖してしまうのは残念ですが、閉鎖後は、学校の方で作ることはできるのか。

【生活環境課】使えるものは中学校の方に、移る形になるかもしれませんが、今後も隣が技術室ですのでそちら対応ができるとことになっています。

【委員】気高リサイクル・ドリームハウスが取り止めになるのは仕方がないと思うが、その中の道具が、中学校に移ると、地域住民は使いにくくなるのではないか。

中学校には必要最小限の環境、技術室も整備されているので、どこか自由に使えるところに設置して使える環境を作った方がいいのではないか。

気高リサイクル・ドリームハウスが閉鎖となると、所管が変わるが、要望やアイディア等については気高総合支所が窓口となり受け付けるということか。

【生活環境課】生活環境課でも構いませんし、気高総合支所の市民福祉課長がドリームハウスの所長となっておりますのでどちらでも構いません。

施設自体は今回皆様に了承いただくと、この3月末をもって営業終了になりますが、すぐに建物を壊すわけではありません。気高町時代の建物でもありますし、備品などについては、地元の方や、中学校や小学校などの子どもたちがたくさん利用できるようにするべきだと思っています。

【事務局】具体的には、閉鎖後はどこが所管するのかどうかはまだ決まっていない状態です。

【委員】最初から廃止ありきの議論になっているように思えるが、大きな理由は利用が非常に少なくなり、初期の目的も達成されてないのではないかということだが、そもそも利用促進を図ってのPRや状況はどうだったのか、また、旧市や、大山町からの利用もあり広く利用されている素晴らしい施設だといえる。

気高リサイクル・ドリームハウスという名前の由来が、廃棄物の減量化で、その補助金を受けて作られた施設と思っているので、貴重な施設であり、廃棄物の減量化などの観点からもう少し利用法を考えていただきたい。

費用対効果の面から存続が難しいのは理解できるが、物品を移すとしても、どの地区公民館も置く場所もないし、イトノコが10台以上ある非常に施設が充実しているのでもったいない。最初から廃止ありきではなく、利用促進に向け、残すありきの活動ができたらと思う。

今後の利用についても曖昧で、廃止後の利用方法がもっと明確になっていれば納得もしやすかったが、未定のまま閉鎖し廃墟となるようでは困るし残念だ。

今後の維持管理も含め、この地域にそういう施設がなくなることはもったいない。

【生活環境課】廃止ありきと取られてしまい説明不足であったかもしれません。

言われるように利用の実態を踏まえて気高リサイクルド・リームハウスの今後の方針を丁寧に説明すればよかったです。

今は、閉鎖をさせていただくということで、今後、色々とアイデアをいただき、担当部署としてしっかりと再利用の方法はないか調査していきたいと思います。

【委員】もったいないので跡地利用含めSDGsの視点で考えていく。

ぜひ何とか活かしていけるように知恵を絞っていけたらと思う。

【委員】年度末をもって設管条例廃止で利用停止となるが、そういう方向で止むを得ないということでよいか。

【委員】この場で了承しないといけないのか。この会議の意見などを踏まえて市のほうで方針を決めていただきたい。

【委員】今のやり取りでは、この会議で了承したということにはならないと思う。できれば残して欲しい。

【委員】今日、結論を出さないといけないのか。

【生活環境課】今日は、利用が少ない状況を踏まえて廃止したいというお願いに参った次第です。

【委員】今後どうするのか。どこかが窓口となって検討していくのか。

【事務局】気高総合支所もですが、本庁に財産経営課など色々な課がありますので検討していく必要があると思います。

【委員】会議に出向いて説明し周知を図ったという実績が必要で、それはそれでいいと思う。

【委員】それは、廃止でよいということか。

今後の方向性が全く見えないので不安。何とか存続の議論を深めていき、方向性がしっかり固まってからがいいのではないか。

【生活環境課】リサイクルとしてではなく目的が違う利用となってきているため、取りやめさせていただきたいことのお願いです。ご理解いただければと思います。

【委員】事情説明を受けたということで、今後の利用については、検討したいと思うのでよろしくお願いしたい。

 

(2)気高地域振興会議独自の議題・テーマについて

 新市域振興ビジョンの目標:安心・安全のまちづくり

 

【事務局】地域振興会議資料(生活交流)に基づき産業建設課より内容説明。(略)

【委員】(1)交通関係について提案委員より内容説明。(略)

【委員】定額乗合交通「きらり号」は、9月末で運行を終了したが、月別利用状況(全体版)の図表では、9月は1人当たり最高利用回数が53回あり、実際、便利だと思っていただき利用していただいたというように感じた。

【委員】採算が合わなかったのか。運賃も安いし便利などの声を聴いていたので残念。後は、気高循環バスのあり方を再検討し、充実を図るしかない。どのように今の状態から進めていったらよいのか

【委員】料金も他と比較する、便をふやして欲しいという意見もあり、小型の乗用車もプラスして、朝夕は定時運行、日中は、予約制という運行ができればとの希望が結構あった。

土日祝日の運行も予約制で行う方法はないのか。

生活交通が、先々、整備されていないと心配の意見があった。

今この段階で、スクールバスとしても活用できるように、整備していくことが大事だと思う。

【委員】循環バスの停車場所の名前がわかりにくいので、エスマート前、ウェルネス前というようにしてもらえたら、土地勘がなくても不安がなく利用できるので、止まる場所などもの工夫をもう少ししたらよいと思う。

【事務局】交通会議でも、わかりやすさの工夫や、行動する時間帯はアンケート結果にもあり、午前中を増やすなど変更できることは検討していきたいと思います。

【委員】もっと、目立ったバスに走ってほしい。もっと、乗りやすい雰囲気があるといい。

【事務局】前面ラッピングバスにすると、予算がかかりますので、そのことにつきましても検討を進めていきたいと思います。

【委員】小鷲や瑞穂も含め地域によって乗車する方の回数が違う。バスの利用には、地域性があると実感じた。浜村地内は利用頻度が高いが、瑞穂、宝木はなかなか伸びなかった。原因としては、乗り合いタクシーのスタート時期が遅れたこともある。

スクールバスを将来購入したとして、岡山県和気町のようにスクールバスと町営バスの併用というスタイルが合う地域もある。

【委員】生活圏も関係する。湖山町周辺や北イオン辺りを利用することもあり、浜村周辺だけではないこともある。

【委員】地域に限ったシステムではなく、共通で市内どこでも使えるシステムを並行して考えていかなければいけない。

【委員】気高循環バスも昼間は乗っていない。やはり、利用したい時間に集中させると利用してもらえるのではないか。

【委員】朝夕は定時運行、日中は予約というようにすることは無理か。

【委員】バスと小型車を併用させるとある程度の人数が必要。ニーズに答えていきながら、

安心なまちづくりにつなげていくためには、循環バスは必要で、本当に必要としている方に利用してもらえるように持っていかないといけない。

 

【委員】(2)防災関係について(3)まちづくり関係について(4)各地区の問題点について(5)住環境の整備について提案委員より内容説明。(略)

 

【委員】高齢化となり、核家族も増え、自治会へ加入されない方が結構いる。

高齢世代は自治会からの脱退、脱会もある。そういったことが今後、増えていく事を懸念している。

【委員】災害の時に、小回りがきかないとうまく伝わらない。

【委員】特定の者しか要支援者などの情報を確認する事ができない。誰が支援を要望しているのかもわからない。災害時に情報の伝達がうまくできれば問題はないがそこらへんが心配だ。

【事務局】地域の方の協力によって個別計画を頂いておりまして、災害が起こってからでは情報連携は難しいため、避難時、災害時緊急を要する場合のための登録をお願いしていただいています。

避難行動要支援者名簿は、市、警察、民生委員、社協、区長にはお配りしています。

【委員】日頃から、地域で話し合って地域ごとの課題になると思う。

【委員】何も起こらない前提で今まできているが実際の災害時の対応について細かいプロセス、組織図を作るなど取り組んでいかないといけない。

【委員】自治会アプリのようなものがあり、便利で安否確認などもできる。そういったものを取り入れると、そのような問題も解決していくと思うので検討してみてもよいのではないか。

【委員】(6)選挙投票率の向上について提案委員より内容説明。(略)

【委員】特に最近選挙に対する関心がどんどん落ちてきていることを心配している。もう少し、選挙に対し懸命に取り組んでほしい。

【委員】投票率はどのようか。

【事務局】今年4月の県知事選ですが、瑞穂公民館51%、気高総合支所43%、県平均が44%で、瑞穂については県平均より多いです。

10年前の市議会議員選挙ですが、瑞穂公民館68%、気高総合支所54%です。

これは、期日前も入ります。

【委員】若い人の投票率がだんだん落ちている。

【事務局】あまり、投票率がよくないのは聞いています。

 

2 その他

JR浜村駅の簡素化について

【委員】JR浜村駅の簡素化について進捗としてどうか。

【事務局】JRの方からコロナウイルス感染症の関係で、財政的な部分も含めてJRが駅舎のスリム化、コンパクト化に関しては、一旦中止と伺ってから現在また協議を始めるなどの話は聞いておりません。

 

※次回日程について

  令和6年1月26日(金)午後2時からの開催予定

 

4 閉会

 

 

 

 以上

このページに関するお問い合わせ先

気高町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8672
FAX番号:0857-82-1067

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