「職場体験」で感じたこと

国府中学校2年の寺谷陽菜(てらたにはるな)さんと村岡更紗(むらおかさらさ)さんが6月18日から21日までの4日間、職場体験学習のため鳥取市役所広報室に来てくれました。国府町内で職場体験をしている同級生を取材し、「とっとり市報」のこの1ページを作成しました。取材のためのアポ取り、写真撮影、インタビュー、原稿作成、記事のレイアウトなど、慣れない環境の中でお願いした仕事をきちんとこなして、責任を持って紙面を作り上げてくれました。

問い合せ本庁舎広報室電話0857-20-3159ファクス0857-20-3056

因幡万葉歴史館

地域の歴史を伝える

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因幡万葉歴史館は、お客さまに国府の歴史を伝えている施設です。取材に行くと、そこはとても明るく、笑顔のあふれる職場でした。

職場体験中の中学生2人に職場体験で学びたいことを聞くと、「仕事の大変さ、大切さを知りたい」と、答えてくれました。

次に、館長の金指(かなさし)さんに職場体験中の中学生に学んでほしいことを尋ねると、「国府には、たくさんの歴史があることを知ってほしい。また、学んだことを学校生活に生かしてほしい」と話しておられました。

体験中の2人は、初日だからか緊張している様子でしたが、お客さまへの対応の練習に懸命に取り組んでいました。

とうふ工房雨滝

細かい作業が大切

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とうふ工房雨滝は、豆腐を使った料理を扱うお店です。取材に行くと、職場体験中の2人が元気なあいさつで迎えてくれました。

体験中の2人に体験した感想を聞くと、「見えない所の作業が大変だった」、「一つ一つの作業が細かいけど大切だと思った」と話してくれました。

次に、仕事のやりがいについて社長の山野(やまの)さんに尋ねると、「おいしいものをお客さんに食べてもらうこと」と話しておられました。また、体験中の2人については、「真面目でとても優秀」と褒めておられました。

笑顔で接客している2人に、お店の中の雰囲気もより明るくなったようでした。

深澤市長にインタビュー

鳥取市民を第一に

職場体験2日目に深澤市長に面会し、インタビューを行いました。

市長は、市民が鳥取市に住んで良かったと思えるようなまちづくりをしています。

まず、鳥取市長になろうと思った理由を尋ねると、 「市役所の庁舎の移設や家庭から出るごみなどのいろんな課題を解決したいと思ったから」と答えられました。

次に、市長が思う他の市に負けない鳥取市の魅力について尋ねると、「自然豊かで素晴らしい歴史や文化がたくさんあること」と答えられました。

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そんな魅力いっぱいの鳥取市をより良くするために、これからしていきたいことを尋ねると、 「みんなが安心して暮らしていくために何をしていくか考えて行動したい」、また、「鳥取市の素晴らしいものを最大限に生かしたい」とのことでした。

市長は、私たちのたくさんの質問に一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

普段あまり会うことのない市長に直接お会いして、市長がより良い鳥取市にするために普段から市民のことを第一に考えていることが分かりました。

編集後記

一つの記事を作るために、インタビューをする人や写真を撮る人など、たくさんの人が見えないところで努力していることが分かりました。(寺谷陽菜)

今回の職場体験を通して、記事を作る大変さが分かりました。読者が読みやすい文章を考えるのは難しかったですが、とても良い経験になりました。(村岡更紗)