特集【令和2年度当初予算】令和の新たな時代を拓く〝持続可能なまちづくり〟予算

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令和初の当初予算

令和2年度は、これまで着実に成果を上げてきた第10次鳥取市総合計画と鳥取市創生総合戦略の総仕上げを行うとともに、これらの新たな計画を策定する節目の年になります。このことを踏まえた当初予算(965億円)には、新可燃物処理施設整備や、健康づくりと子育て支援の総合拠点となる駅南庁舎整備、旧本庁舎・第二庁舎の解体や跡地活用に向けた経費など、新たな時代を拓くための先送りできない重要課題を切れ目なく盛り込み、着実に前進させます。また、堅調に伸びている市税収入を背景として、防災ラジオの普及・道路や橋りょう・治水対策など「防災、減災、国土強靭化」、医療・福祉の支援拡大など「子育て施策の充実」、高齢者の移動支援や鳥取駅周辺の賑わい創出など「ひと・しごと・まち創生」など、市民のみなさんの安全・安心、まちの賑わいにつながる取り組みも、しっかりと進めていきます。その一方で、将来にわたり必要な行政サービスを適切に提供し、圏域を持続的に発展させていくため、市債発行の抑制や公債費の縮減、基金の温存などにより、健全な財政基盤の維持に努めています。歳入、歳出の両面において、市民のみなさんとともに、「将来にわたる持続可能なまちづくり」を推進していくための予算となっています

令和2年度の主な事業

重要施策の推進

・衛生的な暮らしを支える新可燃物処理施設整備:30億9,979万円
・新市域の防災拠点となる総合支所整備(用瀬・福部・河原):7億7,303万円
・健康づくりと子育て支援の総合拠点となる保健所整備:3億2,470万円

防災、減災、国土強靭化

・災害時の緊急伝達手段である防災行政無線の整備:6億9,840万円
・コミュニティFM の電波を活用した防災ラジオの普及:1,658万円
・治水対策などによる水災害被害の予防:1億1,113万円

ひと・しごと・まち創生

・65 歳以上の高齢者や免許返納者 の路線バス定期券を半額助成:2,094 万円
・鳥取駅周辺の賑わい創出の基本構 想策定やWi-Fi 整備:2,067 万円
・男女共同参画センターの鳥取大丸 への移転開設:2,020 万円

子育て施策の充実

・ロタウイルスワクチン予防接種を市独自で前倒し実施前倒し分:1,416 万円
・産後間もない時期の産婦の健康診査費への助成を拡大:1,457 万円
・連携中枢都市圏域で取り組む病児・病後児保育への支援:1 億1,493 万

特別会計 409億6,233万円

会計区分 予算額
土地区画整理費 5,428万円
公設地方卸売市場事業費 3,341万円
国民健康保険費 185億3,234万円
高齢者・障害者住宅整備資金貸付事業費 592万円
住宅新築資金等貸付事業費 5,773万円
土地取得費 34万円
墓苑事業費 3,593万円
介護保険費 199億641万円
財産区管理事業費 1,245万円
温泉事業費 4,729万円
観光施設運営事業費 802万円
介護老人保健施設事業費 8,181万円
後期高齢者医療費 21億4,321万円
電気事業費 2,838万円
母子父子寡婦福祉資金貸付事業費 1,481万円
409億6,233万円

企業会計 360億7,967万円

 
会計区分 予算額
水道事業会計 88億5,966万円
工業用水道事業会計 781万円
下水道等事業会計 174億2,989万円
病院事業会計 97億8,231 万円
360 億7,967 万円

用語解説

義務的経費
その支出が義務付けられ、任意に減らすことのできない硬直性の高い経費
消費的経費
支出の効果が単年度または短期間で終わるもので、将来に形を残さない性質の経費
投資的経費
道路、公園、学校の建設など、その支出の効果が資本形成に向けられ建物など将来に残る物に支出される経費