オレンジガーデニングプロジェクト更新日:
「認知症になっても希望をもって自分らしく暮らし続けられる社会」に向けた活動が全国のさまざまな場所で行われ、その一環として「オレンジガーデニングプロジェクト」の動きが広がっています。鳥取市でも令和2年度から、オレンジガーデニングプロジェクトに参加しています。
オレンジガーデニングプロジェクトとは
オレンジ色は認知症啓発のシンボルカラー。「認知症になっても暮らしやすいまちをみんなで創っていこう!」という思いを共有し、楽しみながら花を育て、全国各地でオレンジ色の花を咲かせるプロジェクトです。
この活動をきっかけに、認知症について考え、周囲の人と話したり、認知症の人と一緒に花を育てたり、人・地域・社会との繋がりをもち、認知症になっても暮らしやすいまちをみんなで創っていきましょう。
これまでの取り組み報告
オレンジガーデニングプロジェクト2020 オレンジガーデニングプロジェクト2021 オレンジガーデニングプロジェクト2022
令和5年度鳥取市の取り組み報告
【4/29 花のまつり】
令和5年4月29日、4年ぶりに開催された「鳥取市花のまつり」にブースを出展し、鳥取市認知症本人大使「希望大使」の藤田和子さん・松本豊子さんと参加しました。今年度のオレンジガーデニングプロジェクトがスタートするにあたり、希望大使の藤田和子さんから以下のとおりスタートアップ宣言がありました。
<スタートアップ宣言の内容>
9月のアルツハイマー月間に向けて、皆さんの周りの認知症の方と一緒に、認知症であっても自分らしく暮らしていこう!と語り合いながら花を育てていきましょう。そして、自分ごととして考えてほしいと思います。私たち希望大使のように、認知症になっても自分らしく暮らすことは可能です。皆さんと一緒にそんな鳥取市を創っていきましょう!
スタートアップ宣言のあと、希望大使のお二人から来場者の方へ、キバナコスモスの花の種(希望の種)が配られました。
鳥取市医療看護専門学校理学療法士学科2年生の皆さんの呼び込みや、ブースに来場されていた認知症の本人さんも加わり、たくさんの方に”希望の種”が届きました。
ちなみに、”希望の種”が入ったこの可愛らしい包み。デイサービス風紋館さん、オレンジカフェふくふくさんが作りました。
松本豊子さんも、デイサービスの仲間や職員さんと一緒に作りました。松本さんが手に持っているピックが、オレンジガーデニングプロジェクトの目印です!
大切に育てていただいた花は、ピックと一緒に写真を撮り、お近くの地域包括支援センターへ送ってくださいね。
また、ピックを目印にぜひお出かけしてみてください!
( ↓ 花の写真の例 :このような感じで撮影してみてくださいね。)
キバナコスモスの育て方はこちらから ⇒オレンジガーデニングプロジェクト2023(PDF/1MB)
開花報告など、今後の様子は随時こちらで更新します♪
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