1位 新型コロナウイルス感染症への切れ目ない対応
市民生活に甚大な影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症に対し、麒麟のまち圏域6町と連携したワクチン接種をはじめとする、さまざまな対応を継続してきました。また、8月の全国的な感染拡大(第7波)においては、新規陽性者が1日500人を超え、全庁を挙げて対応にあたるとともに、鳥取県をはじめ県東部4町との連携体制、関係医療機関の協力を得て、適切な医療・療養環境の提供に努めました。さらに、9月には「鳥取市陽性者コンタクトセンター」を全国に先駆けて設置するなど、持続可能な体制の構築に取り組みました。
2位 全市域で超高速光インターネットが利用可能に(4月)
全市域で超高速インターネットサービスを利用できるよう、東、西、南地域などを中心とする未整備エリアに光ファイバーケーブルによる超高速情報通信網を整備しました。これにより、全市の情報格差の解消が図られるとともに、リモート授業、テレワーク、Web会議などが円滑に行えるようになりました。超高速情報通信網の活用を促進し、市民がデジタル化の恩恵を受けられる「一人ひとりにやさしいデジタル化」の実現にむけて、経済・産業・観光・教育・福祉などの分野で、「地域社会のDX」と「行政のDX」の推進が期待されます。
3位 鳥取市・姫路市 姉妹都市提携から50周年を迎える(4月~11月)
本市と姫路市は、城主を池田家が務めたことから、昭和47年に姉妹都市提携を行い、今年で50周年を迎えました。これを記念して、毎年の交流のほか、両市イベントでの物産ブース相互出展や民藝企画展の開催など、記念事業を実施しました。また、両市長が相互に訪問し、特別名誉市民称号の贈呈や市長対談などを行い、さらなる友好の深化と100周年を見据えた交流の継続を改めて確認しました。3月12日には中国横断自動車道姫路鳥取線が全線開通し、両市間のアクセス向上による観光・経済・防災面など一層の交流連携の促進が期待されます。
4位「住みたい田舎」ベストランキング10年連続でトップ10入り(1月)
「2022年版住みたい田舎ベストランキング(宝島社『田舎暮らしの本』2月号)」の若者世代・単身者が住みたいまち部門で8位、シニア世代が住みたいまち部門で10位を受賞しました。
コロナ禍におけるオンラインを活用した移住相談対応や地域おこし協力隊の受け入れなどが評価されました。
5位 鳥取市議会 さらに開かれた議会に(9月、11月)
9月定例会からケーブルテレビ放送に手話、インターネット放送に字幕、議会傍聴席のモニターに字幕表示を本格導入し、障がい者に配慮した議会中継がはじまりました。11月には、任期満了に伴う市議会議員選挙が行われ、現職24名、新人8名が当選し、12月定例会より新体制の市議会がスタートしました。
6位 鳥取砂丘 さらに魅力あるエリアへ
鳥取砂丘西側エリアのキャンプ・グランピング施設へのリニューアルとともに、旧砂丘荘跡地などへのリゾートホテル誘致の取り組みが進みました。また、砂の美術館第14期展示「砂で世界旅行・エジプト編」の開館、サンドボックストットリの開業など、鳥取砂丘周辺エリアの魅力がさらに向上しました。
7位 きめ細かな防災情報発信を実現!「鳥取市防災アプリ」の運用開始(6月)
新たな防災情報発信手段「鳥取市防災アプリ」を公開しました。緊急情報の発出時に防災行政無線と自動連携して文字と音声で内容をお知らせする機能、8カ国語の多言語機能、防災地図機能、災害体験AR 機能、防災学習機能などを搭載しています。防災意識の向上を図り、災害時の情報発信が強化されました。
8位 青谷かみじち史跡公園整備進む
県と共同し、「地下の弥生博物館」とも呼ばれる青谷上寺地遺跡の史跡公園整備を進めています。令和5年秋には、展示ガイダンス施設などが先行オープンし、令和11年度には、公園全体がグランドオープンする予定で、オープン1年前を記念したイベントは、多くの来場者でにぎわうなど、機運が高まっています。
9位 新可燃物処理施設「リンピアいなば」本稼働延期(5月)
新可燃物処理施設「リンピアいなば」は、3月に火入れ式を行い、8月1日の本稼働を予定していましたが、発電用ボイラ水漏れの修繕のため、令和5年4月に延期となりました。修繕期間中の可燃ごみの受け入れは神谷清掃工場で対応し、令和5年1月4日から、リンピアいなばで可燃ごみの受け入れを再開します。
10位 中心市街地活性化への期待ふくらむ
長年市民に愛された鳥取大丸が丸由百貨店としてスタート、史跡鳥取城跡では、初のライトアップイベントが行われるなど、中心市街地のにぎわい創出への関心が高まっています。令和5年4月を始期とする第4期鳥取市中心市街地活性化基本計画の検討が進み、この計画に基づくまちづくりへの期待がふくらんでいます。