本市では、まちづくりを進める上での基本ルールを明らかにした鳥取市自治基本条例を平成20年10月に施行し、市民と市との協働のまちづくりを推進しています。みなさんの身近なまちづくりの取り組みと自治基本条例とのつながりを考えてみませんか?
鳥取市自治基本条例とは?
市民と市が自治の主体であり、お互いがたゆみない努力によって自治を維持することを基本理念として、まちづくりの仕組み、市民と市の役割、市政運営のあり方などを定めた条例です。この条例に基づき、市民と市が参画と協働のまちづくりを進めることで、誰もが住み慣れた地域でいきいきと安心して暮らせる鳥取市をつくっていくことを目的としています。
社会の変化に合わせて見直しています
本条例は、施行日から4年を超えない期間ごとに見直しを行っています。本年7月1日に施行した改正条例で見直した新しい内容を一部紹介します。
(1) 協働のパートナーを明確化
本市では、民間企業などの事業者と連携して、福祉や観光など幅広い分野の施策に取り組んでいます。また、事業者とともに地域活動に取り組む地域もあります。事業者は、協働のまちづくりにおいて欠かせないパートナーであることから、まちづくりに関わる主体の一員として明記しました。
また、条文に用いていた「コミュニティ」をよりわかりやすく身近に感じていただけるように、「地域活動団体」(自治会・まちづくり協議会など)と「非営利活動団体」(市民活動団体・NPOなど)に分けて明記しました。
鳥取砂丘一斉清掃
(2) 多様な関わり方を尊重し合うまちづくり
まちづくりへの参画および協働は、市民が自らの意思によって、可能な範囲で行うものであることを明示しました。地域活動団体などの役割の重要性を認識しながら、まちづくりへの多様な関わり方を尊重し合い、大切にすることによって、誰もが参画や協働しやすい環境づくりを進めます。
みんなで取り組もう! 協働のまちづくり
まちづくり協議会による共助交通
鳥取市自治基本条例や見直し内容の詳細は、
本市公式ウェブサイトからご確認ください。