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米子高専科学部から「分光器TORIHIME」のさじアストロパークへの寄贈について

ページID:0006297 更新日:2025年10月20日更新 印刷ページ表示

ID:1693984747879
提供年月日:2023年9月6日
担当課:さじアストロパーク
担当者:織部
外線番号:0858-89-1011

この度、米子高専科学部が製作した分光器TORIHIMEが、さじアストロパークへ寄贈されることとなりました。

経緯

  • 米子高専科学部が、鳥取県の夢プロジェクト事業に申請した「星取県の高専生が天体観測用分光器スペクトリメーターを作ってみた」が採択される。(補助金交付額 約50万円)
  • 同校は補助金を原資に、6月に初号機を製作。
  • 令和5年7月、米子高専科学部顧問の竹内彰嗣先生より、分光器をさじアストロパークへの寄贈をおこないたいと打診があり、寄贈を受けることを承諾する。
  • 同9月7日(木曜日)15時より、米子高専科学部7人と竹内先生がさじアストロパークへ来館され、分光器のテスト観測、職員への使用説明、さじアストロパークへの寄贈がおこなわれる予定。

寄贈の目的

  • 星の分光観測は天体観測の基本であるが、国内127の公開天文台のうち分光器を保有する施設は11カ所しかなく、さじアストロパークにもない。
  • 分光器は小型のものでも約150万円と高額で、購入するのが困難な実情がある。
  • 分光器は光学知識と機械加工技術があれば経費10万円台で米子高専の技術で製作が可能。
  • 製作した機器をさじアストロパークに寄贈し、天体観望会等、教育研究活動で利用。
  • さらに設計図を米子高専HP上に公開して全国発信。星取県のPR活動に寄与。
  • 本設計図を用いて分光器を製作する天文台の増加につなげる。

分光器TORIHIME
米子高専科学部が製作した分光器TORIHIME(トリヒメ)

「分光器」について

  • 分光器は、天体観測等に使われる特殊な装置で、天体からの光を虹色に分けて分析する装置で、得られた虹色のデータを、スペクトルと呼ぶ。(下画像参照「星を撮影したスペクトル」)

星のスペクトル画像
撮影:元 公立環境大学・足利裕人先生​

  • 分光器を使うことで、次のようなことがわかる。
  1. 天体にどのような元素が含まれるか
  2. 自ら燃えて光る星の場合は、その温度がどれくらいか
  3. その天体がどれくらいの速度で地球に近づいているのか遠ざかっているのか

※非常に高価な観測機器(1994年のオープン当時は数千万円もした)であり、また高度な知識や分析技術もいる観測装置ということで、さじアストロパークでは当初から導入していない

さじアストロパークでの活用方法

(1)教育資料としての活用

  • 103cm望遠鏡での夜間観望会の時に取り付ければ、星と星雲ではぜんぜん違う色のパターンで光っていることが観察で体験でき、他の公開天文台ではなかなかできない体験となるため、話題性も高く、参加者増につなげられる。
  • 星はそれぞれ温度が異なるため、スペクトルも異なる。さじアストロパークで写したスペクトルを館内展示や資料に使ったり、高校や大学の地学の授業や講義で活用したりできる。また、教科書を出版している会社へ提供することで、さじアストロパークを全国にPRできる。

(2)観測研究としての活用

  • さじアストロパークで観測をおこなっている太陽系小天体「彗星」を分光器で観測することで、世界的にも貴重な彗星のスペクトルを継続的に得て、データ提供ができる。これは天文学の分野において、世界的に注目される可能性が高い。
  • 新星や超新星らしい天体が現れた時、本当に新星や超新星なのかを分光器を用いれば確かめることができる。近年、特に超新星の発見数が多く、本当に超新星だったのか不明のまま暗くなって観測できなくなる場合も多いため、確認観測を報告すれば、日本国内は元より、世界的に注目される可能性が高い。

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