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市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)について

ページID:0004973 更新日:2025年10月20日更新 印刷ページ表示

1 市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)とは?

 「オーバードーズ(Overdose)」とは、薬を使うときの一回あたりの用量(dose)が過剰である(over)こと、または薬物の過剰摂取に及ぶ行為のことをさしています。近年、この「オーバードーズ」が深刻化しています。

 医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法や用量が決められています。市販薬の中には、用法・用量を守らずに過剰摂取(オーバードーズ)すると、健康被害が起きたり、依存症になってやめられなくなる場合があります。

2 オーバードーズの背景

 「オーバードーズ」は、10代の若年者を中心に広がっており、令和3年に行われた高校生を対象とした調査では、過去1年以内に市販薬を乱用した経験のある人の割合が約60人に1人という結果が得られました。従来の違法薬物と比較して、女性が多く、非行歴が少ないなどの特徴があるとされています。

 背景には、いじめや虐待、親との関係の悪化、学校での孤立など、家庭や学校等で感じている「孤独感や強いストレス」があり、気分を変えるための手段として、「オーバードーズ」に走る傾向があるようです。

 市販薬の過剰摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的であり、効果が切れると不快な気分になり、同じ効果を期待して、市販薬の過剰摂取を繰り返してしまいます。

3 一人で抱え込まずご相談ください。

 オーバードーズによって傷ついた内臓はすぐには回復せず、とても危険といわれています。当事者の方の中には命にかかわることを漠然と自覚されていても、薬物を使いたい気持ちとやめたい気持ちという相反する感情が、同時に存在していることもあります。ご家族の方や周囲の方は、過量服用したことを責めたり、自分の価値観を一方的に押し付けたりせずに、本人が何に悩んでいるか根本的な問題を受け止め、一緒につらい気持ちに向き合う姿勢を示すことが必要です。

 しかし、深刻な問題が潜んでいる場合もあり、自分たちだけで解決しようとしても事態が悪化してしまうこともあります。まずは専門的治療の場へ導き、助言を受けながら治療を行うことが大切です。

相談機関

 さまざまな悩みを抱えている方は、一人で悩まずにご相談ください。

 心の健康相談窓口

専門の医療機関

 鳥取県依存症支援拠点機関 渡辺病院<外部リンク>

4 正しく医薬品を使いましょう

薬局やドラッグストアでは、薬剤師や登録販売者が、症状などを確認したり、薬の注意事項についての情報提供を行っています。

薬剤師や登録販売者の説明を聞き、また添付文書を読んで、正しく医薬品を使いましょう。

 知っておきたい薬の知識(独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)公式ウェブサイト)<外部リンク>

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