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令和8年10月16日市長定例記者会見録

ページID:0050962 更新日:2026年10月21日更新 印刷ページ表示

令和8年10月16日午前10時から、麒麟Square2階 多目的室1

​令和8年10月16日市長定例記者会見

 

はじめに

 

会見項目

 

1 アンダーパスの予防的な事前通行規制について

2 鳥取市・明治安田 包括連携協定事業 こどもシゴト博2026 in 鳥取を開催します! 

3 鳥取市・明治大学協定締結10周年記念事業を開催します!

4 第51回鳥取市文化賞受賞者及び贈呈式について

5 鳥取砂丘砂の美術館 毎冬恒例 プロジェクションマッピング開催決定!

​

質問項目

​6 アンダーパスの事前通行規制について

7 不正アクセスの発生を受けた今後の対応等について

8 アンダーパス事前通行規制に関する運用の考え方について

9 愛子内親王の鳥取訪問について

10 鳥取砂丘の西側ホテルに関する進捗状況について

11 二ノ丸三階櫓における整備進捗について

12 鳥取市議会議員選挙について

13 鳥取ガスの不祥事を受けたとっとり市民電力への影響等について

14 鳥取三十二万石お城まつりの実績と今後の見通しについて

 

 

市長
 皆様、おはようございます。
 会見項目に入る前に、4点について、少し触れさせていただきたいと思います。
 まず1点目、既にこれについては資料提供等でお知らせしていますが、鳥取市では今、4つのクラウドファンディング型ふるさと納税事業に取り組んでいるところです。
 1つ目が、鳥取砂のルネッサンス事業、「鳥取の「SUNA」ブランドを市民の誇りに!」です。鳥取砂のルネッサンス実行委員会では、砂という地域資源を活用して、幼稚園や保育園等に通っている子どもたちや保護者を対象に「あそびのすなば」や「すなばようちえん」を開催し、幼少期から砂遊びに触れる活動を進めているほか、高校生等を対象にした砂像制作の出張講座等の体験事業を実施しており、砂に関わることを通じて本市への愛着や誇りが深まっていくことを目指して活動されているところです。この鳥取砂のルネッサンス実行委員会が行っている砂文化の醸成を図るために行う事業や活動を支援するために、9月からクラウドファンディング型ふるさと納税の募集を行っています。募集期間は9月15日から12月13日までとしており、寄附目標金額は100万円です。市外にお住まいの方には返礼品もございます。
 次に、「人も猫も安心して暮らせるまちを、未来へ。」です。本市では、飼い主のいない猫についての相談や苦情が多く寄せられており、また、厳しい環境での生活により命を落とす猫が後を絶たない状況にあります。そこで、こういった野良猫の数を増やさない活動の支援を通じて地域のトラブルを軽減、解消し、人にとっても猫にとっても安心して暮らせるまちを目指しているところです。人と猫の調和の取れた共生社会の実現に向けて、飼い主のいない猫に不妊手術、去勢手術を行い、不幸な命を減らしていく活動を支援するために、クラウドファンディング型ふるさと納税の寄附を募っています。募集期間は10月3日から12月31日までで、目標金額は200万円としています。
 次に、3つ目ですが、「子どもたちに夢と希望を!家庭環境や経済的事情によらず、特別な体験を届けたい」です。本市では、生活に困難を抱えている子どもたちに、家でも学校でもない第三の居場所を提供し、学習や生活の支援を行っているところです。しかしながら、それらの支援だけでは、見たり触れたり感動したりするといった豊かな心を育むことが難しい状況にあります。そこで、動物園やアスレチック、シーカヤック等の日常生活では体験できない、経験できない特別な体験を届けることで、学力以外の生きる力を育んでもらうことを目指します。子どもたちが生まれ育った環境にかかわらず、夢と希望を持って成長していけるように、全国の方からの寄附を募っています。募集期間は10月5日から12月31日までで、目標金額は100万円です。
 最後に、4つ目の事業「絵本を通して親子の心がふれあうひと時をふやしたい「ブックスタート フォローアップ事業」」です。絵本を通じた言葉の育ちや集中力、また、親子で喜怒哀楽を共有し、豊かな心を育む体験は、スマホ等のメディアの刺激には代えられないものがあります。そこで本市では、1歳6か月児健康診査のタイミングで「ブックスタート フォローアップ事業」として、絵本を1冊お渡しし、親子の触れ合いのひとときをお伝えし続けているところです。子どもたちに絵本を通じて親子で楽しい時間を過ごしていただくために、また、次の世代に体験と絵本、思いを届けるこの事業を引き継いでいくために、皆様からの寄附を募っているものです。募集期間は10月9日から12月31日まで、寄附目標金額は150万円としています。市外にお住まいの方には返礼品もございます。
 これらの事業はいずれも既に募集を開始しており、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」内のクラウドファンディングサイトから寄附していただくことが可能です。皆様方からの温かい支援を改めてよろしくお願い申し上げます。
 次に、ふるさと納税における新たな寄附区分の設定についてです。これは、寄附区分に鳥取駅周辺再整備事業を追加するものです。
 現在、鳥取駅周辺再整備に関して、整備計画素案を基に、市民の皆様をはじめ鳥取市ご出身の方々が所属されている東京や関西の県人会等、各種団体のご協力をいただきながら本事業のPRに努めているところです。こうした中、ふるさと納税を通じて本事業への支援を行いたいといった意見を多数いただいていることから、このたび、ふるさと納税の寄附区分として、この鳥取駅周辺再整備事業を新たに設定させていただきました。今後、こうしたふるさと納税の取組を通じて、本事業に対する機運の醸成や早期実現を目指してまいりたいと考えています。
 3点目です。不審なメールについて、改めて注意のお願いです。
 既に資料提供させていただいているとおり、10月13日に本市の鳥取市防災情報統合管理システムの構成サービスのシステムが第三者による不正アクセスを受け、個人情報が漏えいしたおそれがあることが判明しました。これに伴い、同日から本市の防災情報統合管理システムの利用を停止し、登録制メールの配信や緊急情報の一斉配信ができない状態となっています。また、自主防災会長、消防団幹部等を対象とした登録制メールの登録者、鳥取市職員参集メールの登録者の合計1,161名分の氏名とアドレスが漏えいしたおそれがあります。市民の皆様にはご迷惑、ご心配をおかけしていますが、最近は多くの事業者で同様の不正アクセスによる個人情報漏えい事案も報道されているところですので、改めて不審なメールには十分に注意していただくようお願いします。
 最後に、インフルエンザの流行状況と予防接種についてです。
 今年のインフルエンザの流行入りは、感染症法が施行された1999年以降、2009年に次いで2番目に早く、8月17日からの週に流行入りが確認されています。鳥取県においても定点当たりの報告数が8月24日からの週に1.90人と流行入りをしており、9月28日からの週には5.17人となっています。東部圏域については、9月28日からの週は2.92人、10月5日からの週で1.42人とやや減少していますが、引き続き注意が必要な状況にあります。
 インフルエンザの予防には予防接種が効果的です。鳥取市では、10月1日から予防接種を開始しており、対象となる方には9月中に接種券をお送りしています。予防接種の効果が現れるまでには、接種から約2週間かかりますので、流行がピークを迎える前に接種を終えていただきますよう、早めの接種をご検討いただきたいと思います。接種を希望される方は、事前に医療機関へ予約の上、接種を受けていただくようお願いします。


会見項目


1 アンダーパスの予防的な事前通行規制について


市長
 今年8月の千葉豪雨以降、全国における大雨によるアンダーパスの冠水に伴う人的・物的被害の発生を踏まえた、予防的な事前通行規制を本市として実施するものです。
 生活用道路として管理している市道等にアンダーパスが10か所あり、その全てにおいて事前通行規制を実施します。アンダーパスの位置については、鳥取市公式ウェブサイトに掲載しています。国土交通省では、アンダーパスの冠水事故の防止に向けて、具体的な対策を整備したアンダーパスにおける冠水事故防止に向けたガイドラインを策定しています。このガイドラインを参考に、次の3つの条件のうちいずれかに該当する場合、事前の通行規制を行うものです。
 1つ目が、レベル4大雨危険警報が発令されたとき、2つ目に、時間雨量50ミリに達した又は達する見込みがある場合、3つ目は、道路管理者が冠水のおそれがあると判断した場合です。この3つの条件いずれかに該当した場合に、事前通行規制を行います。
 具体的な規制方法ですが、ガイドラインの冠水リスク区分3の一定の冠水リスク箇所と同様の対応として、通行止めの看板、バリケード、カラーコーン等による車両の進入防止対策を行います。なお、事前通行規制を行うに当たり、予告看板を設置することとしています。


2 鳥取市・明治安田 包括連携協定事業 こどもシゴト博2026 in 鳥取を開催します!

 

市長
 鳥取市と明治安田生命保険相互会社は、令和3年3月に、健康増進に関する個別協定を締結しました。令和6年11月には、これを発展させる形で、より幅広い分野で連携し、地域活性化に取り組む包括連携協定を締結しています。
 このたび、この包括連携協定に基づく連携事業として、明治安田生命主催、鳥取市とガイナーレ鳥取の共催によって、こどもシゴト博2026in鳥取を開催します。
 このこどもシゴト博は、子どもたちが鳥取の仕事や働く大人と触れ合い、将来の夢や地元への関心を深める職業体験イベントであり、こういったイベントは山陰では初の開催です。未就学児から小学生以下を対象とした大規模な職業体験イベントは、本市でも初めての開催となります。この取組によって、子どもから大学生まで切れ目のない地元企業等の職業体験施策を展開し、本市の若者定住を促進してまいりたいと考えています。
 このたびの募集では、子どもと保護者等合わせて1,000名を募集することとしています。是非とも多くの皆様に参加いただきたいと思っています。


3 鳥取市・明治大学協定締結10周年記念事業を開催します!


市長
 明治大学の創立者の一人であり初代校長の岸本辰雄氏は鳥取市出身で、今年が生誕175年となります。こういったこともあり、本市と明治大学は平成28年11月13日に連携協定を締結し、学生派遣プログラムや麒麟のまちアカデミーでの連携講座開催等、様々な事業を行ってきています。
 この協定締結10周年を記念して、来月11月8日に、本市と明治大学とのゆかりの人物である岸本辰雄氏、中田正子氏に関する記念講座とトークセッション、パネル展を開催します。
 また、11月3日には、明治大学マンドリンクラブが鳥取での演奏会を開催する予定となっています。この明治大学マンドリンクラブの皆様は、この演奏会の前日11月2日夕方に、私の方に表敬訪問をしていただく予定であると伺っています。是非ともこの10周年記念事業を一つの契機として、これからさらに明治大学と鳥取市の様々な連携事業等を進めてまいりたいと考えています。


4 第51回鳥取市文化賞受賞者及び贈呈式について


市長
 鳥取市文化賞は昭和51年から贈呈しており、現在までに140名の皆様と7団体の皆様が受賞されています。今年は第51回の文化賞ということで、選考委員会を8月26日に開催し、今回は2名の方が受賞されることが決定しています。尾前加寿子様、それから森和之様です。文化賞の贈呈式は11月3日午前9時半から、市役所麒麟Square2階多目的室1を会場として行う予定としています。
 尾前加寿子様は、声楽をされておられ、オーストリアに3年間留学して声楽、特に発声を学ばれ、鳥取市に帰省されてからはリサイタルや数多くのコンサートを開催されています。オペラ等でもソリストを務められるほか、合唱団のメンバーとしても活動され、多くの賞を受賞されています。合唱の指導者としての活躍や、団体理事を務めておられ、本市の音楽分野に大きな貢献をされていることが評価され、受賞されることになりました。
 また、森和之様は、青谷町で陶芸の活動を行っておられ、独自の技法を用いて、瑠璃釉や青磁器を生み出されています。陶芸界での評価も大変高いということに加え、その他の芸術活動家への支援活動等も積極的に行っていることが評価され、受賞されることになりました。


5 鳥取砂丘砂の美術館 毎冬恒例 プロジェクションマッピング開催決定!


市長
 現在、第17期展示「砂で世界旅行・スペイン」が開催中です。このスペインの各時代を象徴する題材や、ガウディの建築に代表される装飾模様等が、プロジェクションマッピングによって砂像に彩られます。
 スペインには長い歴史があり、古代ローマ時代、キリスト教とイスラム世界との攻防、1492年のレコンキスタを経て、世界に冠たるスペイン王国が誕生し、大航海時代の幕開け等、いろいろな歴史があります。そういったことも含め、後半には、アントニ・ガウディが今年で没後100年であり、また、サグラダ・ファミリアの主要部分が本年完成をしたということで、砂像全体がガウディ建築のタイルで彩られるといった内容のプロジェクションマッピングになっています。第17期展示も会期末がだんだんと迫ってきていますので、同期間で開催する砂丘イリュージョンと併せて、是非とも多くの皆様にこのプロジェクションマッピングをお楽しみいただきたいと考えています。
 開催日時は11月21日土曜日から12月6日日曜日までで、この開催期間中には砂の美術館も少し開館時間を延ばして、多くの皆様に楽しんでいただけるようにしたいと考えています。是非とも多くの皆様にご来場いただきたいと思います。


質問項目


6 アンダーパスの事前通行規制について


後藤記者(日本海新聞)
 アンダーパスについて、これまでの規制はどのようになっていたのでしょうか。


市長
 市道関係が10か所あり、これまでも注意喚起をしたり、大雨が降った場合等にはここを通らないようにという対応等をしたりしてきているところですが、千葉豪雨をはじめ全国各地での豪雨による被害が発生していることも踏まえて、改めて予告看板等でしっかりと対応していこうというものです。


後藤記者(日本海新聞)
 今回、3つの条件が具体的に出てきましたが、これまでは特に、例えば時間雨量が何ミリであるとか、水がどれだけ溜まっていたら、といったようなことはなかったのでしょうか。


市長
 今回のような、レベル4大雨危険警報が発令されたとか、時間雨量50ミリ又はそれに達すると見込まれるとかではなく、随時、台風や大雨の注意報や警報等、いろいろな気象情報を基に予見して注意喚起してきましたが、このたび、こういった3つの条件を定めて取り組んでいこうとしているところです。
 先ほど申し上げたように、国土交通省がガイドラインを策定していますので、そういったものと併せて、分かりやすい形で規制条件を定めた上で、鳥取市として取り組んでいこうとするものです。


後藤記者(日本海新聞)
 資料で予告看板設置予定のイメージがついていますが、これはいつから設置されるのでしょうか。


道路課長
 予告看板の作成については、発注の準備を行っているところです。恐らく完成まで1か月から2か月はかかるのではないかと考えていますが、予告看板が完成するまでの間は、臨時的に簡易な予告看板を速やかに作成・設置し、市民の安全を確保することとしています。


後藤記者(日本海新聞)
 国のガイドラインでは冠水リスクを4段階に分けて、道路管理者が個別に判断するということでしたが、市が管理されているこの10か所については、それぞれどれぐらいのリスクがあるものとして区分けされているのか教えてください。


市長
 先ほど申し上げたように、レベル4大雨危険警報、時間雨量50ミリ、又はそれぞれの個別状況で判断するということです。雨もこの10か所それぞれが同じように降るということでなく、降り方が局所的になる場合もあるので、こういった3つの条件を一つの目安として対応していくことになるかと思っています。


後藤記者(日本海新聞)
 この条件の適用自体は、今日以降ということでいいですか。


市長
 はい。


児玉記者(NHK)
 ガイドラインについては、国が4段階に分けていて、一番危険な箇所については、事前の通行止めを実施するようにしてください、というようなガイドラインになっていたかと思います。そういったランクづけの下に、市としてこの10か所は4段階のうちの一番上の段階に該当すると考えて今回の事前通行規制を実施するのか、そうではなく、市としては国の求めているガイドラインよりも一つ上の段階として厳しく見て、4段階目ではなく3段階目でも事前通行止めを実施するという捉え方をされるのかというところをまず1点お伺いしたいです。また、県では今回エアー遮断機も導入することにしていますが、鳥取市でそういったものの検討をされているかどうか教えてください。


市長
 エアー遮断機の導入までは、現段階では考えていません。バリケードやカラーコーンで、ここは通行できませんということを分かるようにして、看板と併せて設置することを考えています。
 冠水リスクの段階が1から4まであり、一番上が特に高い冠水リスクの箇所であるとか、一番下の4番目が注意喚起や監視等のリスクがある箇所であるというようなことで、段階が4から1になるにつれてリスクが高いというようなことになっています。今回、一定の冠水リスクがある箇所で、この4段階で言えば3段階目として対応していくことになると思っています。特にリスクが高いということではなく、一定の冠水リスクがあると思われる市道関係のアンダーパス10か所について、こういった取組を行うということです。


児玉記者(NHK)
 4段階のうち3段階目であるという認識ですが、3段階目であっても市としては事前通行止めをするということで、国のガイドラインよりも少し厳しめにされるということでしょうか。


市長
 はい。3つ目にありますように、道路管理者である鳥取市が冠水のおそれがあると判断した場合には早めに注意喚起をしていくことで、未然に事故防止へ取り組んでいくということを考えているところです。


7 不正アクセスの発生を受けた今後の対応等について


児玉記者(NHK)
 今回、鳥取市自体が不正アクセスを受けたわけではありませんが、大阪のアルカディアが攻撃を受けたことで、鳥取市にも影響が出ています。まずは今回のアルカディアの事案に対する所感をお聞きしたいです。また、アルカディアが今回ウェブサイトで情報を出されるだけで、直接問合せをしても状況が分からない、問合せ自体がなかなかつかないといった状況だと聞いています。実際に情報が流出したのかどうかも判然としない中で、市長の所感とアルカディア側に対して求めたいこと等があれば、お聞かせいただけますか。


市長
 まず、この事案がどの範囲まで影響しているのか、例えば具体的には、先ほど申し上げたように職員700名を含めて1,161人の氏名とメールアドレスが漏えいしているおそれがあるということですが、今どういった状況なのかということが問合せ等でも具体的に明らかにならない、確認できないといった状況があります。事業者は調査を継続中ということですが、具体的にどのような影響があって、どういった状態にあって、復旧がどのように行われて、従前のような心配ない状況になるのかということを、速やかに明らかにしていただきたいという思いがあります。
 先ほども雨の話がありましたが、いつ何時どのような災害が発生するか分からないので、鳥取市としてもできる限り、代替の手段としてどのように情報伝達するのか、情報収集するのかということについて、並行して考えて対応していかなければならないと思っています。いずれにせよ、速やかに今の状況がどうなっているのかということを明らかにし、お示しいただきたいと思っています。


児玉記者(NHK)
 もう1点、先ほど市長もおっしゃったように、今回はアルカディアだけではなく、いろいろな企業で被害が相次いでいます。鳥取市自体が攻撃されなくても、そういった関係ある企業等が攻撃されたときには、今回のような影響が出てしまうというのが、今回明らかになったと思います。そうした観点で、鳥取市そのものもそうですし、関係する企業や団体に対してもそうですし、鳥取市としてできる対策や、やっていこうとお考えである対策があれば教えていただけますでしょうか。


市長
 まず、市民の皆様に対しては、不審なメール等については開かないようにとか、改めて注意喚起を呼びかけ続けていかなければならないと思っていますし、行政だけではなく、事業者に対してもそういったサイバー攻撃等が行われている状況があるので、サイバーセキュリティーの内容を高めていくことが、今後求められてくるのではないかと思っています。鳥取市としても、今回の案件で、いろいろな面で注意して対応していかなければならないと改めて考えているところです。


児玉記者(NHK)
 直ちに具体的にこういうことができるのではないかというところまでは、なかなか難しいということでしょうか。


市長
 なかなか難しいと思っています。


児玉記者(NHK)
 アルカディアの件に戻りますが、アルカディアは一応、昨日にサーバーを復旧したと言っています。鳥取市としては、14日にメール配信等を一時停止していて、現在も停止中であると思いますが、今後どういった段階になればこれを再開していくお考えか、教えていただけますでしょうか。


市長
 先ほど申し上げたことと少し関連するかと思いますが、アルカディアや関係事業者の方で、現在の状況がどうなっているのかが、まだはっきりと認識できない状況にありますので、その間しばらくは防災システム等への影響があり得るものと考えなければならないと思っています。また、万が一災害が発生した場合に備えて、情報伝達システム等の代替手段を考えていかなければならないと思っています。安全性等にまだ問題があると考えられる現在の状況では、もう少し見極めが必要ではないかと思っています。


8 アンダーパス事前通行規制に関する運用の考え方について


富田記者(朝日新聞)
 アンダーパスについて、10か所は全て市が管理する道路ということでしょうか。


市長
 はい、市が管理しているものです。


富田記者(朝日新聞)
 市内にある市が管理する道路のアンダーパスは10か所だけであるということでよろしいでしょうか。


市長
 はい。


富田記者(朝日新聞)
 その10か所全てに規制を導入するということでしょうか。


市長
 はい。


富田記者(朝日新聞)
 規制は、いつから実施されるのでしょうか。


市長
 今後も大雨が降ったり、直近では台風30号が少し微妙な進路を取ろうとしたりしていますので、そういった状況が発生したら速やかに対応していかなければならないと思っています。


富田記者(朝日新聞)
 これは既に導入しているのでしょうか、それとも今日から導入するということなのでしょうか。


市長
 そういった状況が発生したら直ちに対応していかなければならないということであり、いつからというようなことではなく、大雨が降ったら対応していくということになります。


富田記者(朝日新聞)
 もうその対応を始められたということですね。


市長
 はい。


富田記者(朝日新聞)
 看板はでき次第設置するということでしょうか。


市長
 そうですね。看板については、出来上がるまで少し時間がかかるようですが、いろいろな形で注意喚起する方法はありますので、そういったことで対応していきたいと思います。


富田記者(朝日新聞)
 カラーコーンやバリケード等の設置は、手動でといいますか、職員が現地に出向いてやるということでしょうか。


市長
 鳥取市の担当者が現地に出向くということになると思います。判断のタイミングもそうですが、道路管理者が冠水のおそれがあると判断した場合、スピーディーに実施するためにも直接職員がやらなければならないと考えています。


富田記者(朝日新聞)
 この条件に当てはまる事象が起きた場合に、市の職員が現地に行って設置されるということでしょうか。


市長
 はい。


富田記者(朝日新聞)
 バルーン型のエアー遮断機については今回導入されないということでしたが、導入しない理由は、経費面なのか、どういった理由からでしょうか。


市長
 経費面もありますし、現在アンダーパスが10か所なので十分対応できるという判断がまず一つにあります。将来的にはそういったシステムで、一定の条件に該当する場合には自動的に遮断する仕組みを取り入れることもあるかと思いますが、まずは現在実施しているような形で、基準を明確にして取り組んでいくことになると思っています。そういったシステムを決して導入しないというわけではなく、経費面やいろいろな面で優れている仕組みがあれば、具体的に導入を検討することになるかと思いますが、現在は具体的に導入するような状況にはないということでご理解いただけたらと思います。


富田記者(朝日新聞)
 千葉豪雨の被害を踏まえて実施するということでしたが、この10か所の事前通行規制は、車両が対象であると想定して行われるのでしょうか。


市長
 歩行者、自転車、車両が対象です。


富田記者(朝日新聞)
 現場を見てみると、時間帯によっては歩行者が行き来されたり、学生が通学路で使ったりしているところもありますが、そういったところにバリケードやカラーコーン等の方法で事前規制をすることで、実効性がどの程度担保できるのでしょうか。歩いて入ってしまう人がいないことを期待されているのか、どうお考えでしょうか。


市長
 危険な状況になった場合に安全を確保するという視点に立てば、できる限りそういったところをあえて通行していただかないようにお願いしたいと思いますが、完璧にそこに入れないようにするということは、難しいと思います。雨の降り方や、どの程度冠水しているかということは、皆様分かっていただけるのではないかと思いますので、そのようなこととも併せて、看板設置や呼びかけを行っていきたいと思っています。


富田記者(朝日新聞)
 事前規制なので、恐らくその時点ではアンダーパスに水は溜まっておらず、そうすると人の心理としては、通るということになると思います。車両はカラーコーン等で防げると思いますが、歩行者や自転車は通ってしまうと思います。その辺りについて、どうやって実効性を上げていかれるお考えでしょうか。


市長
 いろいろな形で注意喚起していくことになると思いますが、冠水のリスクがあるということで、通行止めにする際の看板と、こういった場合には通行止めとしますという予告看板の2つを使うことになると思いますので、そういったことをご理解いただくしかないと思います。歩行者の件に関しては、いろいろな形で注意喚起や呼びかけを行ってまいります。


9 愛子内親王の鳥取訪問について


富田記者(朝日新聞)
 愛子内親王が明日から鳥取県内に初めて訪問されるということで、視察の日程中には佐治にも行かれ、台風被害の復興状況等もご覧になる予定であると思います。佐治は半世紀ぐらい前に今の上皇后夫妻が行かれたこともある場所ですが、今回、愛子内親王の市内視察について、市長は期待といいますか、どういった影響や効果があるか、また何か思っているところがあるか、伺えればと思います。


市長
 愛子内親王は、鳥取には初めてお越しいただくことになると思います。特に今回は、ぼうさいこくたいがあるということで、防災がテーマでこちらにお越しになられるということです。令和5年8月15日の台風第7号による甚大な被害が発生した現場、復旧・復興の状態、状況等を改めてご視察いただくことになると考えていますので、鳥取でもこういった大変な状況があったということをご認識いただける機会になると思っています。また、防災や災害からの復興・復旧だけではなくて、改めていろいろな鳥取の素晴らしいところもご覧いただければ非常にありがたいと、そのような期待も込めて思っているところです。


10 鳥取砂丘の西側ホテルに関する進捗状況について


小西記者(読売新聞)
 鳥取砂丘西側ホテルの進捗について、9月議会の一般質問で上杉議員から尋ねられたと思います。その中で、着工時期が見通せない状況であり、10月に目途がつく予定だったが、はっきりとした期日が今は見えない状況であるということで、3度目の協定の変更があり得るのかという内容について、市長から開業期日の見直しに伴う基本協定の変更を検討する等、少し視野に入れていくというお話があったかと思います。これについて、現在の進捗はどのようになっていますでしょうか。


市長
 進捗については、随時事業者にも確認しているところです。9月議会でお答えした状況からさらに進捗しているという状況にはないものだと思っていますが、引き続き出資者等についていろいろと取り組んでいるということは伺っているので、できる限り早い段階で具体的に着工していただけるよう期待しているところです。


小西記者(読売新聞)
 では今のところは、まだ基本協定の変更が決まったという話はないということでしょうか。


市長
 はい。具体的な造成工事の着工は見通せるものだと考えていますので、この変更というようなことまでは、現在のところ念頭にはありません。


11 二ノ丸三階櫓における整備進捗について


小西記者(読売新聞)
 お城まつりや鳥取城のライトアップ強化等、鳥取砂丘に次ぐ観光地として鳥取城周辺での取組を頑張っておられると思います。その中で、二ノ丸三階櫓について、26年度の春から早期に整備が進められるように少し見直しを行われていたかと思いますが、進捗はいかがでしょうか。


市長
 これについては、教育委員会が文化庁ともいろいろとやり取りを行っており、具体的にこの事業を進めていけるように、現在鋭意協議しているところです。第2期に位置づけている二ノ丸三階櫓の復元に向けて、何とか具体的に取り組めるようにしたいという思いです。


小西記者(読売新聞)
 具体的に何かこういうところが決まったというような話は、まだありませんでしょうか。


市長
 そういう段階まではまだ至っていませんが、30年の全体計画に基づいて大手登城路や擬宝珠橋から整備・復元に取り組んできている中で、現在、擬宝珠橋、中ノ御門渡櫓門が完成しました。その奥に太鼓御門というのがあり、それが大体第1期で位置づけていた事業です。第2期に二ノ丸三階櫓の復元があるので、この第2期の10年で取り組む二ノ丸三階櫓の復元をどのように位置づけるのか、全体の整備計画を見直していこうというのが、現在の鳥取市の状況です。


12 鳥取市議会議員選挙について


小林記者(山陰中央新報)
 任期満了に伴って、市議選の告示まであと1か月を切ったところですが、定数を大幅に超えるような激しい選挙になりそうであること、また、候補者の中で、新人に若い世代が多いというようなことも予想される中で、市長として、市議会の構成に変更があったり、若返りに期待したり等、何か定数を超える激しい選挙が行われることに関して、所感があればお伺いできればと思います。


市長
 現在では鳥取市の議員定数は32名であり、私も報道等で知る範囲ですが、今のところ32名のうち26名の現職の議員が立候補される予定であると聞いており、人数は日々変わっていますが、大体20名ぐらいの新人の方が立候補されるようだということです。定数オーバーとなり、激しい選挙戦になるのではないかと予見されるわけですが、市議会として今の市政の課題やいろいろ取り組むべき事業等があるので、よく議会と執行部は車の両輪だというような例えがされますが、そういったイメージでお互いに議論しながらいろいろな課題に取り組んでいける市議会になっていただきたいという思いがあります。若返ったかどうかよりも、そちらのほうが関心のあるところといいますか、期待したいところです。


小林記者(山陰中央新報)
 40代以下の世代も立候補される予定です。一般的にここ最近は、若い世代は政治に無関心だというようなことが語られる中でも、このように若い新人が出てきたということに関して、市民の政治関心が高まる機運が何かどこかにあったのかということについて、市長はどう見られていますか。


市長
 私もあまり分析や考察はしていないのですが、少なくとも若い世代の方が立候補を予定され、そのことによって若い世代の方が選挙や鳥取市政に関心を持つということは、非常によいことではないかと思っています。


13 鳥取ガスの不祥事を受けたとっとり市民電力への影響等について


小林記者(山陰中央新報)
 先般、鳥取ガスで記者会見があり、児嶋前社長が社長を退くことになり、今後取締役からも退くような方針だと明らかにされました。鳥取市でもとっとり市民電力について共同出資で事業体を立ち上げていると思いますが、会長職に就いていた児嶋前会長について、共同で事業をされている鳥取市の見解をお伺いします。


市長
 詳細は私も承知していないものの、とっとり市民電力については鳥取市も10%の出資をしているので、関係がないとは言えないわけですが、現在とっとり市民電力で取り組んでいる事業等には大きな影響はないのではないかと思っています、とっとり市民電力としての事業は従前どおり進めていくことができ、今後も進めていかなければならないと認識しています。


小林記者(山陰中央新報)
 とっとり市民電力の役職的なものを解くことについて、鳥取市として何か計画や見通しがあるのでしょうか。


市長
 鳥取ガスがどういった形で収束を図っていくのか、現時点ではまだ見通せない状況もあるので、今の時点では事業者としての今後の取組や対応を注視していくことになると思っています。


小林記者(山陰中央新報)
 鳥取ガスとのコミュニケーションの中では、今後について、まだそこまで情報共有や見通しを立てるところにまでには至っていないということでしょうか。


市長
 はい、そこまでには至っていません。


14 鳥取三十二万石お城まつりの実績と今後の見通しについて


後藤記者(日本海新聞)
 今月3日にお城まつりの前夜祭が初めて行われましたが、ドローンショーもあり、歩行者天国にもして、多くの人が集まったのではないかと思います。それについて、市としての所感をお伺いしたいのと、今回のドローンショーは企業版ふるさと納税の寄附でできた事業だったと思いますが、それを踏まえて来年以降の見通しがあれば教えてください。


市長
 まず、お城まつりについてですが、初めて前夜祭という位置づけでドローンショーも含めて開催して、非常に賑わったと思っています。ドローンを飛ばすということになると、天候が非常に重要な要素になりますが、その時間帯にはあまり風もなく、天気もよく、多くの皆様に楽しんでいただけたのではないかと思います。本祭りでは、開会のあたりは雨が降っていなかったものの、少し小雨が降ったこともあり、人出も少なくなったのではないかと思いますが、2日間では概ね盛会裡に開催できたと思っています。ドローンショーの中では二ノ丸三階櫓も表現され、そういった機運を醸成することにもつながったのではないかと思います。何よりも、入込客数がドローンショーで3万人、ステージイベント等で2万人、合計5万人という大変多くの人出で賑わったので、これを来年度のお城まつりにもつなげていくことが必要だと思っています。企業版ふるさと納税を活用したこのような取組についても、多くの皆様からとてもよかったというご意見をいただいているところです。

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