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道路課(3年)
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下水道企画課(現:5年目)
下水道事業の各種計画を策定する仕事をしています。下水道は汚水処理や浸水対策を担う重要な社会インフラです。社会情勢や人口変動を踏まえた汚水処理施設の整備や、集中豪雨時の浸水被害を軽減するための整備についての計画、近年で問題となっている施設老朽化や地震に対する計画も担当しています。
前職は鳥取市外の民間企業で土木設計者として仕事をしていました。CADで精密な図面を作成する当時の先輩達に憧れてスタートした仕事であり、この時に初めて土木という専門的な職に飛び込みました。発注者の求める設計を行うことはもちろん考えながら仕事をしていましたが、一方で担当する現場でどの様に設計したら実際に使われる方が満足するのか考えるようになりました。
次第に自分がこれまで培ってきた経験や技術を地元である鳥取市で活かして、鳥取市のインフラについて自分も貢献出来ることはないだろうかと思うようになり、鳥取市役所の土木技師に転職しようと思いました。
前職が民間企業だった事もあり様々な違いを感じます。例えば「技術的な仕事だけではなく事務的な仕事も結構多い」「意思決定のプロセスに違いがある」「始業・終業時に学校のようなチャイムが流れる」等々…。また、定期的に部署異動があることも前職との違いでとても新鮮でした。初めのころは今の部署で身につけた事が、部署異動したらリセットされるような気がして不安に感じていましたが、最近では考えが変わって、定期的な部署異動があることによって幅広い知識を身に付けることができるし、部署によって仕事に関係する人(他自治体の職員や関係会社、地元の方など)も変わるため幅広い人間関係が築けると思っています。これらの点について現在では公務員の魅力だと私は感じています。
公務員に転職した時に友人から”面白くない仕事を選んだなぁ”と言われたことがあります。確かに個人のクリエイティブな面を最大限発揮できるような仕事というより、毎日同じような事務作業をやっているイメージだろうと思います。しかし、現在の仕事でいうと昭和28年から続く下水道の計画を担当していますが、これまでの前任者達が積み上げてきたものを少しずつアップデートしながらまた次の担当者へ引き継いでいく、大げさに言うと歴史のようなものでしょうか、このような仕事に携わるという所がやりがいであり魅力であると感じています。
これまでで印象に残っている仕事は災害対応です。令和5年に発生した台風による大雨で鳥取市内に大きな災害が発生しました。特に鳥取市の南部地域では多くの被害をもたらしました。私は災害査定の応援として担当する工事事務所へ行くことになり、実際現場に行くと至る所で道路等の構造物が崩れていて、これまで見た事がない光景に自然災害の恐ろしさを肌で感じました。災害査定にあたっては、こちらも経験したことがない程多くの件数があり、かつ短期間で査定準備をしなければならないためとても苦労しました。この経験はきっと自分の力になる。そう思いながら仕事をしていて、上手くいった部分もそうでない部分もありましたが、上司や先輩、同僚と協力して何とか乗り切ることが出来ました。
福利厚生が充実していると思います。特に休暇の面ですが、土日祝は原則休みのため休日の予定は立てやすいです。それ以外でも子どもの急な体調不良等に使える特別休暇がありますし、そもそも有給休暇が比較的取得しやすいので、子どもの学校行事や地域活動等に参加することができます。休日はカレンダー通りなのでお盆休みはありませんが、その代わり夏季休暇を自分の設定した日に取得する事ができます。
公務員の福利厚生が手厚い事は良く耳にする事だと思いますが、実際に民間企業から転職してみて確かにそう感じました。
民間企業で勤務をされながら鳥取市職員を目指している方は、日中は仕事をしているし、帰宅後も家の事をしなければならないと思うので、採用試験の準備をする時間が限られています。また、学生時代から間が空いている場合では日常的にいわゆる”勉強”をする習慣から離れているケースがあると思います。私がまさにこのケースに該当したのですが、鳥取市職員を目指す事で将来への期待というかワクワク感みたいなものを感じていたからこそ頑張れたのだと思います。
鳥取市職員を目指す方へ、今感じているワクワク感を忘れずに採用試験の準備をしましょう。そして一緒に働くことを楽しみにしています。