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現在(令和8年第10週〔令和8年3月2日~3月8日〕)の鳥取県東部の感染症情報をお知らせします。
令和7年第47週(令和7年11月17日~令和7年11月23日)以降、県内全域にインフルエンザ警報が発令されています。
マスクの着用やこまめな手洗いなど、一人一人が感染予防対策を十分にこころがけましょう!!
令和8年第6週(令和8年2月2日~2月8日)、県内全域にA群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報が発令されました。
第8週には東部地区で前週比215%と急増しており、注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、飛沫・接触により感染します。手洗いや咳エチケット等の取り組みによる
感染予防対策を心がけましょう!
| 疾病名 | 流行状況 |
定点 |
前週比 |
|---|---|---|---|
| インフルエンザ |
★★ |
197人 |
91% |
| 新型コロナウイルス感染症 | × | 23人 | 105% |
| 感染性胃腸炎 | ○ |
42人 |
88% |
| 水痘(水ぼうそう) | × | 0人 | - |
| 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ0% | × |
0人 |
- |
| 手足口病 | × | 0人 | - |
| ヘルパンギーナ(夏かぜ) | × | 0人 | - |
| 咽頭結膜熱(アデノウイルス) | × | 0人 | - |
| A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | ★★ | 85人 |
152% |
| 流行性角結膜炎 | × | 0人 |
- |
| マイコプラズマ肺炎 | × | 1人 | - |
| 伝染性紅斑 | △ | 2人 | - |
| RSウイルス感染症 | ○ | 6人 | 120% |
★★:警報又は警戒レベル ★:注意報又は注意レベル ◎:流行している 〇:やや流行している
△:散発 ×:患者発生極少又はなし
(出典:鳥取県感染症対策センター(衛生環境研究所) 鳥取県感染症流行情報)
| 感染症名 |
第9週 |
今年累計 |
昨年累計 (県内) |
|
|---|---|---|---|---|
| 東部 | 全県 | |||
| ー該当疾患なしー | - | - | - | - |
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状を特徴とするインフルエンザウイルスの感染によって起こる感染症です。
子ども、ご高齢の方、免疫力の低下している方は、重症化することがあります。
マスクを着用するなど、咳エチケットをこころがけましょう。
特に、流行時には手洗いをしっかりしましょう。
症状があった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
発熱、咳、全身倦怠感等の感冒様症状を主症状とする感染症です。
頭痛、下痢、結膜炎、嗅覚障害、味覚障害等を呈する場合もあります。
ご高齢の方、基礎疾患を持つ方は重症化するリスクがあります。
手指消毒、手洗い、換気の徹底、場面に応じたマスク着用などに心がけ、特に高齢者と接する場合などは、体調を整えるようにしましょう。
重症化リスクの高い方は、近接した会話や混雑した場所を避けることが有効です。
感染の不安があり受診される場合は、医療機関へ事前に電話連絡の上、指示に従って受診しましょう。
口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性のウイルス感染症です。
幼児を中心に、夏季に流行がみられます。
潜伏期間はおおむね3~5日で、感染経路は接触感染・飛沫感染です。
発症した場合の特異な治療法はなく、対症療法が中心となり、安静・十分な水分補給を行います。
手洗いの励行が重要です。
回復後も2~4週間ウイルスが便中に排出されることがあるため、患者さんだけでなく、回復した人も特に排便後の手洗いを徹底しましょう。
患者さんが乳幼児の場合は、オムツ交換をした後の手洗いをしっかり行いましょう。
嘔吐や腹痛、下痢を主症状とする細菌やウイルス(ノロウイルスやロタウイルスなど)によって起こる感染症です。
潜伏期間は12~48時間程度と言われています。
秋~冬季に好発し、感染力が非常に強いので、保育園、福祉施設、医療機関等における集団発生の原因となることがあります。
こまめな手洗いに努めましょう。
感染した人の便や吐物を処理する場合には、必ずゴム手袋やマスクを着用しましょう。
ノロウイルス等はアルコール消毒が無効であるため、便や吐物処理後の床、感染した人が触れた物などは、塩素系の消毒剤で消毒しましょう。
両方の頬にできる紅斑や四肢にできるレースのような紅斑、頭痛や関節痛などを症状とする感染症です。「りんご病」と呼ばれることもあります。
潜伏期はおよそ4~15日間です。
重症化することはまれですが、妊婦が感染すると流産を起こすことがあります。
妊娠中あるいは妊娠の可能性のある女性は、できるだけ感冒様症状のある方との接触を避けるよう注意してください。
特に流行時には手洗いをしっかりしましょう。
症状があった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした、急性のウイルス性咽頭炎です。
飛沫、接触によって感染します。
乳幼児を中心に、夏季に流行する夏かぜの代表的な疾患です。
アルコール消毒が利きにくいウイルスであるため、流水と石鹸でのこまめな手洗いが有効です。
また、タオルの共有を避けることも大切です。
ウイルスは、回復後も2~4週間程度、便中に排出されることがあるので、オムツ交換後の手洗いも重要です。
「肺炎マイコプラズマ」によって起こる呼吸器感染症です。患者の咳からの飛沫で感染します。
発熱や全身のだるさ、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられます。
咳は少し遅れて始まることもあり、熱が下がった後も3~4週間続くのが特徴です。
飛沫感染であり、家族内や職場内での感染も多くみられます。
マスクを着用するなど咳エチケットを心がけましょう。
また、タオルなどは共用にせず、個人用にしましょう。
アデノウイルスの感染により、発熱、のどの痛み、結膜炎といった症状をきたす、小児に多い感染症です。
感染者との密接な接触は避けましょう(タオルなどは個人用としましょう)。
「百日咳菌」の感染によって起こります。
特有の痙攣性の激しい咳の発作を特徴とする急性の気道感染症です。
乳児(特に新生児や乳児期早期)では重症になり、肺炎、脳症を合併し、まれに死に至ることもあります。
生後2カ月から定期接種として接種可能な5種混合ワクチン等の接種が有効です。ただし、接種後年数が経過した人等での発病も見られます。
手洗いなどの感染症対策やマスク着用などの咳エチケットを心がけましょう。
赤ちゃんや妊産婦のおられる過程では、周囲の家族などが感染源とならないよう特に注意しましょう。
発熱と咽頭痛、発疹等の症状がみられる細菌による感染症です。一般に咳の症状は少ないと言われています。
まれに重症化することもあり、小児だけでなく成人でも発症します。
主な感染経路は接触感染、飛沫感染です。
特に保育園や学校などでの密接な接触により感染が広がることがあります。
こまめな手洗いやマスクの着用、換気を十分に行う、タオルなどの共用を避けるなどを心がけましょう。